子供の薬の量 7歳児、目安は大人の半分

成人量から簡便に計算する数式もあり、おおまかには、1歳児が成人の4分の1、7歳児が2分の1となる。
もっとも、モルヒネ(麻薬)やフェノバルビタール(抗てんかん薬)など、
このような換算が当てはまらない薬もあり、あくまでも便宜的な方法だ。
 
また、たとえ血中濃度がちょうどよいレベルに調節できても、薬が作用する部位の感受性が大人と子供では違う場合もある。
米国での調査によると、現在大人に使用されている薬の8割は、添付文書に小児への使用が認められなかったり、制限されている。