2016-01-01から1年間の記事一覧

がん骨転移

がん骨転移、対応早めに 治療しながらの生活、重要性高まる 進行したがんが骨に転移する「骨転移」は、放置すれば骨折やまひにつながり、QOL(生活の質)にも大きく影響する。 がんの治療をしながら生活や仕事をする人が増え、骨転移に対する治療の重要性…

「ヒモトレ」

「ヒモトレ」でコリや痛みを軽く 軽く巻くだけ、体の連動促す 「ヒモトレ」という運動法について聞いたことがあるだろうか。 ひもを体に巻き、軽く体を動かすだけで、体のバランスが整い、凝りや痛み、だるさが解消できるという。スポーツ界から医療や介護の…

ペインクリニック

ペインクリニック 専門医が力に 検査で異常ナシ…でも痛みが続く 新薬登場、治療に選択肢 医師にどこも悪くないと言われる、検査でも異常が見つからない。 にもかかわらず3カ月以上痛みが続くようなら、それは「慢性痛」だ。 どうせ治らないと諦める前に、痛…

がん死亡率 10年間で減少幅15.6%

がん死亡率減、目標届かず 10年間で減少幅15.6% がんによる75歳未満の死亡率について、2015年までの10年間の減少幅が15.6%にとどまり、国が掲げる20%減の目標を下回ったことが21日、国立がん研究センターの分析で分かった。 同センターは喫煙率の改善やが…

スマホ老眼

スマホ老眼、中高年も気をつけて 本当の老眼、加速する恐れ 仕事中、看板「チラ見」でケア スマートフォンなどの画面を長時間見ることで目が疲れて老眼のような症状が出る「スマホ老眼」の人が増えている。 スマホゲームを長時間楽しむ10代、20代の若者に多…

「疲れ目・乾き目」を改善する

目の筋肉 コリほぐして 画面見過ぎの「疲れ目・乾き目」を改善する 朝から晩まで、スマートフォン(スマホ)やパソコンの画面を見ていると、目がしょぼしょぼ。 乾いて疲れます。 こういった場合の対策法にはどのようなものがあるのでしょうか。 疲れ目の原…

家庭測定

血圧高めで気になる人は・・・家庭測定が役に立つ 医学界「診察室より信頼」 脳や心臓の病を予防 高血圧気味の人は、自分で血圧を測ると役に立つ。 こんな認識が医学界で定着しつつあるのをご存じだろうか。 医療機関でプロが測るより、本人が測る方が血圧値…

身につけよう よくかむ習慣

身につけよう よくかむ習慣 脳の活性化も 「よくかむ習慣」の様々な効用 食べ物をよくかむことは、消化や吸収を助けることはもちろん、肥満の予防や脳の活性化といった様々な効果が報告されている。 子どもの頃につけたしっかりかむ習慣は、年齢を重ねてから…

ヒートショックを防げ

ヒートショック防げ、実家のお風呂で工夫 暖房なくてもシャワーで浴室暖め、中で脱衣 もうすぐ年末年始の帰省の時期。実家のお風呂、ヒートショック対策はできていますか? 大切なのは浴室や脱衣場の温度差をなくすことです。 ヒートショックは温度差による…

正しく活用 柔道整復師

正しく活用 柔道整復師 手で脱臼やねんざの手当て 外傷は保険適用 柔道整復師は接骨やほねつぎなどの名称で骨折や脱臼、ねんざなど外傷の手当てをする国家資格だ。 戦国時代の武術にルーツを持つ伝統医療で全国に約4万5000の施術所がある。 リラクゼーショ…

早期食道がんの内視鏡

早期食道がんに内視鏡 粘膜ごと切除、再発少なく がんの中でも治療が比較的難しいといわれてきた食道がん。 でも、早い段階で見つけられれば、負担の少ない内視鏡治療で完治が期待でき、より確実にがんを取り除く手法も普及してきた。 早期発見のためには、…

「長生き呼吸」

息切れしやすい・・・ 深くゆっくり「長生き呼吸」を 呼吸筋鍛え、自律神経の調整も 心臓や肺の働きに特に異常はないのに、以前より呼吸が浅くなった、息切れしやすくなったと感じる人はいないだろうか。 肺機能や呼吸に関連する筋肉が衰えているからかもし…

高齢者の皮膚の「スキンテア」

「スキンテア」 摩擦やずれでけが 高齢者の皮膚傷つきやすく 「虐待」疑われる例も、テープはがし注意 病院や老人ホームなどで、摩擦やずれによって皮膚が裂けてしまう「スキンテア」への対応が課題になっている。 加齢などで高齢者の皮膚が弱くなり、軽い圧…

イップス

イップス脳内伝達に原因? プロ選手・演奏家、突然手が動かなく 無理な練習、悪化リスク ゴルフのパターやピアノの演奏といった緊張する場面で、突然手が動かなくなることがある。 手指の筋肉などに問題がないのに、思うように動かせない。 プロのような高い…

卵アレルギー、早くから食べると発症率低下

卵 生後半年から摂取 アレルギー抑制 アトピー性皮膚炎と診断された乳児が生後6カ月から卵を食べ始めると、1歳時点で卵アレルギーになるのを約8割減らせるとの研究結果を国立成育医療研究センターのチームがまとめた。 アレルギーの原因となる食物は早く…

免疫高めるビタミンの力

免疫高めるビタミンの力 B1などの関わり、仕組み明らかに 取り過ぎには注意必要 肌を健康に保ち疲れが残らないよう、ビタミンの摂取は大切と古くから言われてきた。 最新の研究成果から、免疫の機能を高めるうえでもビタミンの重要性が見直されている。 特定…

人工透析、使わぬ選択も

人工透析、使わぬ選択も 患者側への説明手順、学会が決定 人工透析は、腎機能が低下した患者の命をつなぐ治療法だ。 血液をきれいにし、出なくなった尿のかわりに不要な水分を取り除く。 しかし、全身の状態が悪くなると効果が落ち、体にも負担がかかる。 透…

薬味使って、冬の体調管理

高血圧予防にも 薬味使って、冬の体調管理 寒い冬は血管が収縮し血圧も高くなりがちだ。 そんな人にお勧めがショウガやネギ、ワサビなどの薬味。 香りや臭みを消す働きで塩やしょうゆに頼らない味付けに生かせる。 成分にはそれぞれ体を温めたり、消化を助け…

長引く便秘

長引く便秘 侮るなかれ 腸閉塞・大腸がんリスク 下剤使いすぎNG おなかが張ってつらい、痛みがある。便秘のそんな症状は、なかなか相談しにくい。 原因は腸管の動きの低下、トイレの我慢のしすぎ、ストレス、さらに大腸がんが隠れているなど様々だ。 市販…

女性に多い尿漏れ・頻尿

女性に多い尿漏れ・頻尿 骨盤底筋鍛え対策を 尿漏れや頻尿といった悩みは、なかなか他人に話せないものだ。 一人で悩んでいる中高年女性は多いという。 トイレを気にして外出が憂鬱になり、好きな趣味もできなくなるなどし、生活の質が低下することも。 だが…

糖尿病 薬剤師が生活改善に伴走

糖尿病、生活改善に伴走 薬剤師ら、食事や運動で助言 自治体、医療費減に一役 糖尿病の悪化を防ごうと、薬剤師や保健師の助言で生活習慣の改善を促す自治体の取り組みが本格化している。 疑わしい人を含めると日本人の5人に1人が罹患しているとされる国民…

糖質摂取、ゆっくり上手に

糖質摂取、ゆっくり上手に むやみな制限「健康維持できぬ」 吸収時間長い糖活用 健康や長生きにとって砂糖や菓子は大敵――。 この常識に異論を唱え糖質を必要な栄養と再評価する「スローカロリー」という考え方が注目を集めている。 甘い物を避ければ減量や糖…

人の体の「原型」は女性?

人の体の「原型」は女性? 「Y染色体があると男性」というのはあくまで原則。 Y染色体があっても体、心は女性という人がいる。 ひとりの人の中で「遺伝的な性」「体の性」「心の性」が一致しないこともあり、性のあり方は多様で複雑だ。 □ □ 胎児は初め、…

がん発症率、部位でも地域差

がん発症率、部位でも地域差 胃は日本海側、肝は西日本 国立がん研究センターが29日に初めて発表した、47都道府県ごとのがんの発症率では地域差が浮き彫りになった。 各部位ごとの傾向も明らかになった。 予防対策に独自に取り組む自治体も出ている。 がんと…

枕の選び方

枕の選び方 適度な高さ、寝返りしやすさ大事 人生の3分の1の時間を費やすとも言われる睡眠。 快眠には自分の体に合った寝具が重要だ。 枕外来を開設する、ある整形外科には、肩こりや首の痛み、手のしびれ、頭痛、不眠の症状に悩む患者が多くやって来ると…

スマート手術室

『スマート手術室 手応え』 IoT・ロボット駆使し成功率向上へ 『脳腫瘍など5件で活用』 広島大 あらゆるモノがネットにつながるIoTやロボット技術を駆使して患者の状態と手術の進行状況を把握し、困難な手術をサポートする「スマート手術室」が動き出…

餅を安全に食べるには

餅を安全に食べるには 大根おろしと一緒に 毎年冬の時期は、餅を喉に詰まらせ窒息し、救急搬送される人が急増する。 最悪の場合には心肺停止にも陥る「餅の喉詰まり」を防ぐにはどうしたらいいのか。 詰まらせた場合の対応策にはどんあものがあるのだろうか…

黄色靭帯骨化症

手足のしびれや歩行困難 背骨つなぐ靭帯「骨化」が原因? 背骨をつなぐ靱帯が骨のように硬くなると、中枢神経の脊髄を圧迫する。 手足などにしびれが出て、やがて歩きにくくなる。 「黄色靱帯骨化症」もその一種だ。 手術である程度の改善が見込めるが、異変…

帯状疱疹 ワクチンで予防

帯状疱疹 ワクチンで予防 水ぼうそうウイルス再活性化 「接種で症状軽減」報告も 激しい痛みを伴う帯状疱疹は、体の奥に潜んでいた水ぼうそうウイルスが再活性化して発症する。 厚生労働省は、水痘ワクチンの効果・効能に「50歳以上の帯状疱疹の予防」の追加…

心肺蘇生の手順

心臓マッサージ、恐れずに 心肺蘇生の手順が5年ぶり改訂 意識や呼吸のない人への対処法を示した「蘇生ガイドライン」(日本蘇生協議会作成)が10月、5年ぶりに改訂された。 心停止が疑われるときにはただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めることが強調…