2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

椎間板ヘルニア、薬で痛み緩和

椎間板ヘルニア、薬で痛み緩和 浸透 足や腰に痛みやしびれが起こる腰椎の椎間板ヘルニア。 日常生活が送れなくなるほどの苦痛を取り除くために手術することもあるが、以前に比べて手術件数は減っているといわれる。 1~3カ月間、様子をみれば自然に回復し…

O111が作るシガ毒素で重症化

ちょっと古い話題で恐縮です。 O111が作るシガ毒素で重症化 富山県や福井県などで130人以上の患者が発生し、4人が亡くなった焼き肉チェーン店の食中毒事件。原因は、生肉に含まれていたとみられる腸管出血性大腸菌O(オー)111とO157だ。 重…

前立腺がんPSA検査

前立腺がんPSA検査「全年齢で推奨せず」 米政府案 前立腺がんの検診で使われているPSA検査について、米政府の予防医学作業部会は7日、すべての年齢の男性に対して「検査は勧められない」とする勧告案をまとめた。 2008年の勧告では75歳以上で検…

RSウイルス 夏から大流行

RSウイルス 夏から大流行… 乳児の肺炎・気管支炎招く 毎年冬に本格的に流行するRSウイルスが、今年は夏から例年を大きく上回るペースで流行している。 年長者が感染しても軽い風邪程度で済むことが多いが、1歳未満の子どもや早産児などは、重症化の恐れ…

緑茶効果高まる期待

緑茶効果高まる期待 動脈硬化予防やウエスト減少 共同研究「掛川スタディー」 来年度以降も継続 緑茶が生活習慣病を改善させる効果があることを科学的に立証するため、全国茶品評会で7年連続の産地賞に輝いた静岡県掛川市が進める共同研究「掛川スタディー…

意外と知らない 薬の正しい使い方

胃腸薬や頭痛薬から目薬、ハンドクリームまで、誰もが日々、何かと薬の世話になっている。 効果を最大限に引き出すには、「我流」ではなく、正しく使用することが大切だ。 無意識のうちに陥りがちな誤りを知り、薬の使い方をマスターしておこう。 秋、冬と空…

肥満の原因、解明進む

肥満の原因、解明進む 早食い・夜遅い食事にデータの裏付け 昔から早食いや、夜遅くに夕食をとるのは体によくないとされ、肥満を招くといわれてきた。 最近の研究でも裏付けるデータが得られている。 時間をかけて規則正しく食事をとるのが一番だが、日々、…

TPPと医療

<TPPを問う> 混合診療、現場に賛否 支出膨らみ財政破綻 最高の医療を低負担で 「制度改革の好機」指摘も 野田首相が交渉参加を表明した環太平洋連携協定(TPP)で、日本の医療現場が変わるかもしれない。 日本医師会(日医)などが声を大にするのは…

腰痛 あきらめない(4)

骨粗しょう症で圧迫骨折 老化や運動不足で骨がすかすかになり、骨折しやすくなる骨粗しょう症。 最も恐れられるのは、大腿骨骨折によって寝たきりを招くことだが、背骨の椎骨が衝撃などで扁平につぶれてしまう圧迫骨折が、健康に及ぼす影響も軽視できない。 …

腰痛 あきらめない(3)

麻薬系鎮痛薬も選択肢 強い鎮痛効果を持ち、主にがん患者に使われてきた麻薬系の薬(オピオイド)が、治りにくい腰痛などの慢性的な痛みにも使われるようになってきた。 東京都練馬区のAさん(71)は2011年9月末、持病の脊柱管狭さく症による足のし…

腰痛 あきらめない(2)

体内で脊髄に電気刺激 7年前から腰痛や足のしびれに苦しんできた新潟市のHさん(49)は、現在、脊髄刺激療法という治療を受けている。 おなかに埋め込んだ電気刺激装置から、痛みがある部位と関連する脊髄神経にリード線を延ばし、電気で刺激する。 痛み…

腰痛 あきらめない(1)

手術後も薬とリハビリ 神奈川県横須賀市のTさん(64)は、20代でぎっくり腰を患って以来、度々腰痛に悩まされてきた。 鍼灸やリハビリで痛みを抑えてきたが、2年前、急に左足の先が上がりにくくなり、やがて腰全体がしびれて力が入らなくなった。 MR…

メタボの原因はホルモン低下

多くの男性が悩んでいる内臓脂肪型の肥満は、男性ホルモン「アンドロゲン」の低下が一因であることがわかってきた。 それに対する有効策は「運動」と「食事」。 なかでもネギやタマネギ、ニンニクなどネギ属の野菜がメタボリックシンドロームに関連する項目…

ペットに口移しは危険

ペットなどの動物から人間にうつる「動物由来感染症」が今後、国内で増加しそうだ。 背景にあるのは、高齢化やペットとの生活の変化。 かまれたり、ひっかかれたりして感染し、中には死に至るケースもある。 愛するペットに口移し……で寄生虫卵や病原体をもら…

尿酸値無理に下げずに

痛風、投薬の前に生活改善 尿酸値無理に下げずに 「抗酸化の役目」 悪玉扱い見直しの動き 足指の関節などに激痛の発作が起きる痛風と、その予備軍である高尿酸血症。 治療の目標は長らく、原因物質である尿酸の値を投薬で引き下げることだった。 しかし、最…

ノロウイルス、「人から人」へ

ノロウイルス、「人から人」感染目立つ インフルエンザと並んで冬に流行する感染症がノロウイルス。 感染力が強く、少量のウイルスが体内に入るだけで嘔吐や下痢などを引き起こす。 感染者が調理した物を食べたり、患者が吐いた物を処理したりして人から人に…

発症前のがん発見へ一歩 血液1滴で分析

病気の目印物質:発症前のがん発見へ一歩 血液1滴で分析、田中耕一氏ら開発 ノーベル化学賞を受賞した島津製作所(京都市中京区)の田中耕一フェローらは8日、人の血液中で病気の進行とともに増える目印物質を高い精度で見つける方法の開発に成功したと発…

重粒子線によるがん治療

がん治療の新しい選択肢 重粒子線 がん治療ではいま、「手術」「抗がん剤投与」「放射線治療」の三つが主な選択肢だが、「重粒子線治療」という新たな治療法に注目が集まっている。 鳥栖市で2013年春、開業する「九州国際重粒子線がん治療センター(サガ…

タミフル遅れても投与を

タミフル遅れても投与を A09年型インフル インフルエンザA09年型の感染者には、遅くなっても抗ウイルス薬タミフルの投与を――。 そんなことを示す研究を国立国際医療研究センターの工藤宏一郎医師らがまとめ、米科学誌プロスワンに発表した。 タミフル…

大人の食物アレルギー

大人の食物アレルギー… 原因物質 皮膚、粘膜からも 小麦の成分を含んだ洗顔せっけん「茶のしずく」を使っていた人の一部が、小麦の食品を食べてアレルギーを発症したことがわかった。 子どもの食物アレルギーと違い、大人では皮膚から吸収された物質が原因で…

肥満予防に朝食

食事などで栄養を取る際に、何を食べるかだけでなく摂取時間を意識することで、生活習慣病の予防や体づくりに生かそうとの考え方が広がっています。 その根拠となるのは、最近脚光をあびている「時間栄養学」です。 時間栄養学 肥満予防に朝食のススメ 何を…

いびきに注意

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは睡眠中に10秒以上の呼吸が停止(無呼吸)が5回以上繰り返される病気です。 無呼吸の間はかなりの低酸素になります。 症状としては、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などがあります。 ま…

子宮頸がん… ワクチン・検診 進む予防

子宮頸がんの予防と早期発見には、検診とワクチン接種の両方を行うことが重要です。 きょうはそんな話題を取り上げてみました。 以下の記事を理解するには子宮頸がんの特殊性を理解する必要があります。 子宮頸がんは、ウイルス感染が原因なのです。 発症の…

変形性膝関節症

脚の軽運動で痛み緩和 膝の関節の軟骨がすり減り、痛みが出る変形性膝関節症。 膝に負担をかけずに筋肉を鍛える軽い運動を続けることで、痛みを和らげる方法が工夫されている。 (渡辺理雄) 筋力向上、ぐらつき防ぐ 膝の関節は、太ももの大腿骨と、すねの脛…