2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マダニ感染症にご注意

マダニ感染症にご注意 患者が増加傾向 野生動物、人里に出没 マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の感染者が増加傾向だ。 国立感染症研究所によると、今年の感染者数は2013年以降で最多。 マダニが付着した野生動物の移動に伴っ…

例外的「混合診療」先進医療より条件緩和

例外的「混合診療」先進医療より条件緩和 「患者申出療養」導入から1年、課題は 保険外診療に伴う診察や検査について、例外的に公的医療保険を適用する「患者申出療養」が昨春、始まった。 命にかかわる病気と闘う患者の思いに応え、臨床研究として行われる…

アレルギー拠点病院、全都道府県に

アレルギー拠点病院、全都道府県に 厚労省が整備へ 厚生労働省の有識者会議は2017年6月28日、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の拠点病院の整備に向けた報告書を取りまとめた。 全都道府県に原則1、2カ所配置し、重症や難治性の患者を受け入れる。 学校…

独居老人 もし倒れたら?

老いて独り暮らし 生活の不安、支えは? 一人暮らしの高齢者が増え続けている。 老後を安心して暮らすには、地域での支え合いが欠かせない。 ■「もし倒れたら・・・」地区で近況確認 大阪府の堺市南部を中心に広がる泉北ニュータウンは、開かれて半世紀。 全…

野菜ファーストで「糖質」を抑える

野菜ファースト 糖質抑える シワ・たるみ「糖化」が一因 油分控える / レモン汁や酢を活用 実年齢より若く見える人と、老けて見える人がいる。 老化の原因の1つに糖化という生体反応があり、その進行度合いが’’見た目年齢’’を左右する可能性があると最近の…

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは SFTSは2011年に中国の研究者らによって発表されたブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニ媒介性感染症である。2013年1月に国内で海外渡航歴のない方がSFTSに罹患していたことが初めて…

植え込み型除細動器

除細動器、皮膚下に置くだけ 新型、心臓傷つけるリスク回避 心臓の拍動が異常になる不整脈の治療法の一つに「植え込み型除細動器」(ICD)がある。 体内に埋め込んだ装置が電気ショックなどを起こして、不整脈による突然死を防ぐ仕組みだ。 国内では19…

きつい昼夜逆転シフトで短命に

きつい昼夜逆転シフトで短命に マウス体内時計に乱れ 長期間にわたって頻繁に昼夜が逆転して体内時計が乱されると、寿命が短くなる傾向にあることを、京都府立医大の研究チームがマウスの実験で明らかにした。 人間でもシフト勤務の職場は多いが、シフトの組…

血液1滴でがん13種診断

血液1滴でがん13種診断 早期発見へ臨床研究 1滴の血液から13種類のがんの有無を同時に診断できる検査法を国立がん研究センターなどのチームが開発した。 がんが分泌する微小な物質を検出する。 「腫瘍マーカー」を使う現在の血液検査と比べ発見率が高く、…

がん探知犬、早期発見に期待

がん探知犬、早期発見に期待 山形・金山町が試験導入 「犬診」 人の尿 嗅ぎ分け判定 山形県金山町が今春から、「がん探知犬」による検診を試験的に始めた。 訓練を受けた犬が受診者の尿のにおいを嗅ぎ分けて、がんの早期発見につなげる試みだ。 これまでに数…

アルコール依存症治療

アルコール依存症治療、大塚製薬が「減酒」新薬 アプリで禁煙カウンセリングも 飲酒やたばこなど成功率が低い依存症の治療を変える新たな手法が登場しそうだ。 大塚製薬は年内にアルコール依存症治療薬の製造販売承認を申請する。 断酒ではなく欧米で普及す…

「認知症が死因」認識弱く

「認知症が死因」認識弱く 予防や治療の壁に アルツハイマー型認知症が原因で死亡したのに死因として算定されにくい実態が明らかになってきた。 2025年に患者数は700万人超と試算され、死を招く病であるはずだが、肺炎などアルツハイマーが引き起こした別の…

中高年の骨折は「西高東低」

中高年の骨折は「西高東低」 原因は不明、納豆が関係か 骨粗鬆症で起こりやすくなる中高年の大腿骨骨折の人口あたりの割合は西日本で高く、北海道や東北地方で低いという調査結果を、骨粗鬆症財団や近畿大などの研究グループがまとめた。 食生活の違いなどが…

睡眠薬を飲む中高年に骨折リスク

睡眠薬を飲む中高年にリスクが・・・骨折しても「記憶がない」 安易な処方に警鐘も http://www.sankei.com/premium/news/160528/prm1605280025-n1.html 熟睡できず、すぐに目覚めてしまうといった「不眠」の悩みを持つ人は、中高年層ほど多く、睡眠薬を服用…

来春の花粉 飛散量に諸予測

来春の花粉「多い」「少ない」なぜ正反対 民間予測 「ウェザーニューズ」ほぼ全国で飛散減 「日本気象協会」 関東など1.5以上 来春の花粉の飛散量を巡り、2つの機関が今月、正反対の予測を発表した。気象情報会社「ウェザーニューズ」が今年より花粉飛散…

人工肛門でも普通の生活を

人工肛門でも普通の生活を 装具の性能向上/対応トイレ普及… 患者の高齢化、新たな課題に 大腸がんの増加などに伴って人工肛門をつける患者が増えている。 その数は20万人ともいわれる。 装具の改良などで日常生活に大きな支障はなくなってきているが、社会…

低体重児、成長後にリスク

低体重児、成長後にリスク やせ形妊婦や喫煙が要因 生まれたときの体重が少ない低出生体重児の割合が高止まりしている。 出産後の肥満を嫌う妊婦がやせた体形を求めることが影響しているが、最近は喫煙との関係も明らかになってきた。 低体重で生まれると成…

生活習慣病の芽摘む 子供のうちに予防教育

生活習慣病の芽摘む 子供のうちに予防教育 採血検査 自分で血圧記録 中高年に目立つメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)やロコモティブシンドローム(運動器症候群)。 そうならないよう子供の頃から太りすぎなどには注意したい。 地域ぐるみの対策…

服薬、対話がやる気生む


服薬、対話がやる気生む 継続方法医師らと相談 包装開けやすくし効果 薬を決められた通り飲まない。 患者が自己判断で治療を中止してしまう・・・。 こうした事態を防ごうと、医師や薬剤師の取り組みが広がっている。 指示の押しつけではなく、継続できる方…

白血病の薬、やめる選択

白血病の薬、やめる選択 「2年後65%再発せず」のデータも 分子標的薬の登場で、画期的な効果が出るようになった慢性骨髄性白血病。 健康に近い状態になった人たちで、一生飲み続けるのが原則の薬をやめる臨床研究が進められている。 薬には副作用があり、…

酒とつき合う

酒とつき合う 摂取量を把握し、休肝日設ける 酒好きの人は家族から「飲み過ぎはダメ」「休肝日をつくって」と注意される。 お酒とほどほどに付き合うには、どうすればよいのだろうか。 酒は百薬の長とも言われ、少量なら全く飲まない人よりも死亡のリスクが…

アルツハイマー、血液で早期発見

アルツハイマー、血液で早期発見 シスメックスとエーザイ 原因物質の分析装置開発 血液検査装置大手のシスメックスとエーザイは、血液からアルツハイマー病を診断する技術を共同開発する。 病気の原因とされる物質を調べる手法で、専用分析装置の開発にメド…

コメで糖尿病予防

コメで糖尿病予防なるか 新品種開発、商品化を加速 日本人の主食であるコメを食べて生活習慣病を予防・・・。 九州大学が世界で初めて開発した新品種のコメに、血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかった。 消化されにくいデンプンを含んでいるのが特徴…

ポリフェノール摂取のコツ

ポリフェノール摂取のコツ お茶・コーヒーでこまめに 抗酸化で病気予防/大豆製品にもたっぷり 高い抗酸化作用で注目を集めるポリフェノール。 赤ワインやカカオに限らず、身近な食べ物から摂取できる。種類と特徴、効率的な取り方を知って、健康の維持に活…

夜中に何度も目覚める

夜中に何度も目覚める 睡眠障害? 早めに受診を 無呼吸症候群などにも注意 一晩に何回も起きてしまうため、いつも寝不足のような気がする。 夜中に目が覚め不安に襲われる。 睡眠障害の中で最も多いのがこうした中途覚醒だ。 最近、中途覚醒に効果のある新薬…

正しく歯を磨く

正しく歯を磨く 前歯や奥歯 小分けして丁寧に 毎日必ずしている習慣の一つに歯磨きがあるが、正しいやり方を習う機会はなかなかない。 歯ブラシの持ち方は、お箸のように持っても、鉛筆のように握ってもかまわないが、歯の表面に垂直に当てて小刻みに横に磨…