2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

脊髄損傷、再生医療に期待

脊髄損傷、再生医療に期待 患者「手足、少しでも動かせれば」 リハビリ以外に有効な治療法がない脊髄損傷。 iPS細胞などを使った再生医療への期待は高い。 脊髄損傷は首や背中など起きた場所によって手や足がまひする。 損傷部を修復する治療法は確立されて…

がん5年後生存率、69%に上昇

がん5年後生存率、69%に上昇 国立がん研究センター 国立がん研究センターは、2000~03年にがんと診断された人の10年後の生存率は58.5%だったと16日付で発表した。 10年生存率の算出は昨年に続き2回目で、0.3ポイント上昇した。 06~08年に診断された人では、…

うがい 水道水で効果

うがい 水道水で効果、就寝前は入念に 水を口に含み、ガラガラとのどを鳴らして吐き出す、うがい。風邪の予防法として、手洗いやマスクと並び、よくすすめられる。 実際には、どれほどの効果があるのだろうか。 京都大の川村孝教授(予防医学)は、海外から…

加湿器を上手に使う

置き場所も考え、こまめにオンオフ 冬場にエアコンを使っていると、部屋の空気が乾燥しがちだ。 肌の保湿や風邪予防のためにも、加湿器を上手に使えば快適な湿度に保つことができる。 まず、加湿器を選ぶ際のポイントは、加湿の方式によって種類が異なる点だ…

大腸がん検診

大腸がん検診、未受診は割高に 厚生労働省が推奨するがん検診は胃がん、大腸がん、肺がん、子宮頸がん、乳がんに対するものです。 特に大腸がん検診は便を2日採取するだけの簡単なものですが、死亡率を4割以下まで下げる効果が認められています。 私的コメン…

便秘の薬に新薬続々

便秘の薬に新薬続々、脱「江戸時代」 患者の事情に対応 日本人の6人に1人ほどが悩むともいわれる便秘。 治療薬は江戸時代からあまり変化がなく、患者の満足度は決して高くはなかった。 そんな中、ここ数年、新しい薬が登場し、選択肢が広がっている。 腎機能…

赤ら顔で深酒、がんのリスク高める

赤ら顔で深酒、リスク高める お酒は百薬の長といわれるが、飲酒はせいぜい1合までだ。 食道がん、咽頭がん、肝臓がん、乳がん、大腸がんなど、多くのがんの発症リスクを高める。 たとえば日本人男性の場合、日本酒を毎日4合飲むと大腸がんになるリスクは3倍…

ブルーライト、目への影響で大論争

ブルーライト、目への影響で大論争 体内時計狂わす見解 スマートフォンなどから出る青色光「ブルーライト」は目に悪影響を与えるのか・・・。 海外の科学誌の論文をきっかけに論争が起きている。 国内ではブルーライトを遮る眼鏡も普及しているが、青い光は…

がん治療に新たな地平 効く薬をゲノムで探る

効く薬、ゲノムで探れ がん治療に新たな地平 1月16日、がん治療の総本山といわれる国立がん研究センター(東京・中央)の会議室。 臨床医と研究者らがスクリーンを真剣なまなざしで見つめる。 視線の先にあるのはがんの病巣画像ではなく数字やアルファベット…

強い放射線出す薬剤、難治性がん治療に期待

強い放射線出す薬剤、難治性がん治療に期待 膵臓や小児といった難治性のがんで、放射線を強く出す薬剤を使い治療効果を高める研究が相次いでいる。 これまではがん細胞をたたくのに十分な強さを持った放射線を出すのが難しかったが、東京大学などは薬剤を新…

口の渇き、ドライマウス?

口の渇き、ドライマウス? 3カ月続くなら病院へ ストレス、筋力低下、加齢 要因は複合的 暖房を使う季節になると口の中が渇く、ネバネバして口臭が気になる、塩辛いものを食べると舌が痛くなる・・・。 その症状はドライマウスかもしれない。 原因を知り、生…

飲酒の悪影響、喫煙が助長

飲酒の悪影響、喫煙が助長 日本人男性の発がん原因のトップは喫煙で、第2位はピロリ菌、肝炎ウイルスなどの感染症だ。 第3位は飲酒で、男性の発がん原因の9%を占める。 肥満と野菜不足、運動不足はいずれも1%に満たないので、いかにお酒の影響が大きいか分か…

風疹、2020年まで流行の恐れ

風疹、2020年まで流行の恐れ 30~50代男性が中心、8週連続100人超 首都圏を中心に風疹が流行している。 国立感染症研究所が6日発表した、直近1週間(10月22~28日)の患者数は8週連続で100人を超え、今年に入り1692人に上った。 患者の中心はワクチンの接種…

子どもの手足に麻痺、増加 エンテロウイルスD68感染症に注意

子どもの手足に麻痺、増加 風邪に似た症状、注意必要 子どもの手足に急に麻痺が出る「急性弛緩性まひ」の報告数が、10月ごろから増加している。 3年前、エンテロウイルスD68感染症の流行と同時にまひの報告が相次ぎ、厚生労働省は今年5月から全国の医療機関…

高身長とがんの関係

高身長とがんの関係 背が高い人は、がんになりやすい・・・ こんな研究結果を、米国の研究者が科学誌「英国王立協会紀要」に発表した。 身長が10センチ高ければ、がんになるリスクがおよそ10%高まるという。 米国の研究者が、欧米と韓国の計約300万人の研…

偽痛風

偽痛風とは 偽痛風は「にせものの痛風」と示す通り、痛風とは似て非なる病気です。 痛風も偽痛風も、関節のなかに結晶が沈着することで関節が腫れて痛む病気ですが、結晶の種類が違います。 痛風は尿酸の結晶、偽痛風ではピロリン酸カルシウムの結晶が原因で…

「がん5年生存率」の読み解き方

「がん5年生存率」の読み解き方 患者数・年齢に注意 がんと診断された患者が5年後にどれぐらい生存しているのか。 国立がん研究センター(東京・中央)は9月、がんの治癒の目安となる「5年生存率」について、全国230病院について進行度別のデータを初めて公…

筋膜リリース

筋膜リリース 全身のよじれを解きほぐす バターが溶けるイメージで 長時間のパソコン作業が続き、ストレッチやマッサージをしてもすぐにこりが戻ってしまう・・・。 そんな時には、全身を覆う筋膜がこり固まっているのかもしれない。 注目が集まる「筋膜リリ…

乾癬治療、新しい飲み薬が四半世紀ぶり登場

乾癬治療、新しい飲み薬が四半世紀ぶり登場・・・副作用少なく 皮膚にかさぶたのような発疹が広がる 乾癬の新しい飲み薬が昨年、約25年ぶりに登場した。 従来の飲み薬と違い、重い副作用が少ないのが特徴とされる。 横浜市に住む会社役員のAさん(男性、51歳…

インフル薬 「ゾフルーザ」

インフル薬 変わる勢力図 塩野義「ゾフルーザ」、タミフルに肉薄 自社開発で利益確保 流行期が近づくインフルエンザの治療薬の勢力図が一変しそうだ。 1回の服用で治療できる塩野義製薬の新薬「ゾフルーザ」が本格投入され、中外製薬の「タミフル」を抜く可…

増えるペット由来の感染症

増えるペット由来の感染症 高齢者や乳幼児は重症化も キスなど引き金に/接触歴メモして受診 ストレス多き現代人にとって、ペットは疲れた心を癒やしてくれるかけがえのないパートナー。 ただ、ペットとの過度の触れ合いには思わぬ落とし穴がある。ペットか…

結膜下出血

結膜下出血 Q 結膜下出血とは A 眼球の表面にある半透明な膜「結膜」の血管が切れて出血し、「強膜(白目)」 との間に血がたまった状態です。 血管が太くなって赤く見える充血とは違い、白目が部分的にべったりと赤く見えま す。 痛みやかゆみなどの自覚…

パーキンソン病 診療ガイドラインが7年ぶりに改訂

パーキンソン病、増える治療法 診療ガイドライン、7年ぶり改訂 神経伝達物質の減少で体が動かしにくくなるパーキンソン病。日本神経学会は今年5月、診療ガイドラインを7年ぶりに改訂した。症状が進んだ進行期の患者の治療の選択肢が広がった。また、早期…

「オンライン診療」 対面診療なくネットで薬処方 厚労省指導へ

ED・薄毛 対面診療なくネットで薬処方 厚労省指導へ 「オンライン診療」と称して、勃起不全(ED)や男性型脱毛症(AGA)の治療薬など医師が診療して処方する薬を、患者に一度も会わずに処方する医療機関が複数あることがわかった。 厚生労働省は無診療治療を…

パーキンソン病に降圧薬が効果

パーキンソン病に高血圧薬が効果、iPS使い確認 https://www.asahi.com/articles/ASLBL4JL9LBLULBJ00K.html 高血圧の治療に使う薬がパーキンソン病に効く可能性があることを、慶応大と製薬大手エーザイのグループが突き止めた。 ヒトのiPS細胞(人工多能性…

牛乳アレルギー 「少量摂取で耐性」

牛乳アレルギー、治療へ研究 「少量摂取で耐性」検証 子供に多い牛乳アレルギーを巡り、国立成育医療研究センター(東京)は治療法の確立に向けた臨床研究を始めた。 ごく少量の牛乳を取り続けて耐性をつける「経口免疫療法」に加え、ほかのアレルギーで抑制…