2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
男性不妊 原因分かれば根本治療も 不妊治療が広まるとともに、「男性不妊」という言葉も広く知られるようになってきた。 不妊のケースの半数近くに男性が関係しているとみられるが、治療で妊娠できることもある。 □ □ 男性不妊というと、「精子がない」とい…
= しびれの原因 隠れた病気? 「早めの受診を」 = しびれに悩む高齢者は少なくない。 しびれの原因は骨の変形から脳卒中までさまざまで、しびれている場所に原因があるとは限らない。 隠れた病気が見つかることもあり、医師は早めの受診を勧める。 ■骨の変形…
若い女性のだるい、イライラ 卵巣機能低下に原因 対症療法と生活見直しを 「生理の回数や量が減った」「だるい」「イライラする」。 まだ20歳―40歳後半なのに、更年期障害に似た体調不良に悩む女性が増えている。 こうした症状を「若年性更年期」「プチ…
「季節性」のこり 深い呼吸を意識して血行改善 花粉症のシーズンがピークを迎え、どうしたわけか、肩や背中のこりがひどくなっている人が増えているのではないだろうか。 それはせきやくしゃみをするときに全身に力が入り、筋肉がこわばる「季節性のこり」か…
春の日焼け・発疹 実は難病? 女性は注意 うつや腎炎の恐れ 若い女性に多い難病「全身性エリテマトーデス(SLE)」は春に症状が出て気付く場合が多い。 ひどい日焼けや発熱、皮膚の発疹などの初期症状だけでなく、腎障害やうつのような精神疾患まで起こる…
「スマホ老眼」を防ぐ 目を休め、筋肉の疲労回復を メールやネット検索などに便利なスマートフォン。 ただ、長時間使うと目の焦点が合わなくなることがある。 そんな症状を「スマホ老眼」として、眼科医が注意を呼びかける動きがある。 「老眼」と言っても、…
頭痛や眠気 春のせい? 寒暖差やストレス引き金 通勤でリラックス 食事・睡眠を十分に 春先は頭痛や気だるさ、眠気などの不定愁訴で来院する患者が増える。 春に不調が増える大きな要因は、気候の変動やストレスが大きくなり、自律神経の働き が乱れることに…
膝痛を運動で改善 ストレッチ、太ももの筋肉を鍛える 膝に水がたまって痛む「変形性膝関節症」は、日本に約2500万人の患者がいると推定される。 進行すると歩くのもつらくなる。 簡単な運動で太ももや膝の筋肉を鍛えたり、関節の動きをやわらかくしたりする…
痛み 伝え方を工夫、治療スムーズ いつから・強さは・性質は 感想より客観情報 つらい痛みに耐えかねて病院へ駆け込み、思いのままに自分の症状を訴えるが、痛みがうまく伝わらない。こんな経験を持つ人は多いのではないか。 正確に伝わらないと、診断や治療…
乳がん増加は少子化が一因 今、日本人女性に一番多いがんは乳がんだ。 国内で増加ペースが最も速いがんの一つで、年間9万人が新たに診断を受けている。 日本の女性の12人に1人がこのがんにかかる計算で、年間死亡数は1万4000人と1980年の3倍にもなる。 が…
ウェルシュ菌食中毒、ご注意 熱に強く、カレーや煮物で発生 食中毒を引き起こす「ウェルシュ菌」をご存じですか? この菌には熱に強いものがあり、作りおきしたカレーや煮物などを食べて発症するケースが多くみられます。 春にも食中毒が起きており、注意が…
骨盤臓器脱 広がる治療法 子宮や膀胱、腸が、ゆるんだ膣を通じて体の外に出る「骨盤臓器脱」。 根治をめざして器具で臓器をつり上げる手術で、3年前に腹腔鏡を使った新しい方法が公的医療保険の適用となった。 治療の選択肢が広がる一方、人工物を体内に入…
皮膚にプツプツじんましん かゆみは冷やして抑える 放置すると慢性化/早寝早起きで改善も 体質に合わないものを食べたり、衣服で肌がこすれたり、汗をかいたり。 じんましんは様々な原因で起こる皮膚症状だ。 なかには早めに専門家に相談した方がいい場合もあ…
「臓器工場」実現なるか 東大など、種類違うネズミで成功 人向け、技術の壁高く 倫理面でも課題 人の膵臓や肝臓をブタなど動物の体内で作り、病気の治療に使う。こんな「臓器工場」ともいえる再生医療を目指した研究が進んでいる。 東京大学などの研究チー…
葉酸摂取、正しい理解で 胎児の障害減らす効果 取りすぎは発熱など招く 緑黄色野菜などに含まれるビタミンの一種、葉酸。胎児の先天性障害を減らす効果があり、医師らは妊娠する可能性のある若い女性に積極的な摂取を呼びかける。 海外では食品への添加を義…
ごはん・おかず交互に 「口中調味」でおいしく健康 唾液分泌促し満腹感/塩分取り過ぎ防ぐ 口中調味という言葉がある。 日本の家庭の食卓で昔から普通に実践されてきた食べ方で、米飯とおかず類を交互に食べ、口の中でゆっくり混ぜ合わせて味わうことを指す…
がん 治療の進歩確認は難しい 医学は進んでいるのに、がんで死ぬ人は増えている。 一体、がん治療は進歩しているのだろうか? この質問に答えるのは、実は簡単なことではない。 がんは細胞の老化といえる病気だから、高齢化が進めばかん死亡数が増えるのは当…
中高年 カロリー制限で長寿 米2チーム サル研究30年 カロリー無限はやはり長寿に効果がある、とする研究結果を米国の二つの研究チームがまとめ、17日付の英科学誌ネイチヤー・コミュニケーーションズに発表する。 両チームは1980年代後半からアカゲザル…
「便潜血検査」で早期発見 大腸がんが増えている。 2014年まで長らく、日本人に一番多いがんは胃がんだった。 しかし、冷蔵庫の普及などでピロリ菌の感染率が低下した結果、胃がんは減 少に転じた。 15年以降は、大腸がんが最も多くなった。 大腸がん…
「食べる力」鍛え体調改善 口からふつうに食べられることは人生の楽しみであるだけでなく、栄養状態の維持や病気からの回復にもかかわっているらしいことがわかってきた。 食べる力を取り戻すためのリハビリテーションに取り組む施設もあり、衰えを早めに知…
健康の秘訣は足元から 足の不調のもとは骨格のゆがみにあり くるぶしから下の部分、自分の「足」の形をよく見たことがありますか? 指が曲がったり、土踏まずが平らになったりしていないでしょうか。 特に痛みがなければ変形があってもそのままにしがちです…
肥満症 「やせる脂肪」で健康に 寒い時にこの細胞が活性化 体についた脂肪を何とか減らしたいと、多くの人が考えている。 ところが脂肪の中に「やせる脂肪」があるという。 この脂肪の働きを強めれば、肥満予防につながるのではないだろうか。 世界人口の3…
血管が裂ける大動脈解離 高血圧に忍び寄る危険 生活習慣改善で予防を 大動脈は体の中で最も太い血管で、心臓から送り出された血液はここを通って全身に行き渡る。 この血管が裂けてしまう病気が大動脈解離だ。 発症すると直ちに救急車を呼んでも、病院に運ば…
尊厳か延命か 迷う家族 医師が延命医療を開始しなかったり中止したりすることで、刑事事件につながる可能性があるが、患者の家族はどうだろうか。 親が炎天下で車内に小さな子供を置いたままパチンコや買い物をしていた結果、死亡事故につながった場合、親は…
がん 全体の5%が遺伝性 がんは、遺伝子が主に加齢によって傷つくことでできる病気だ。 基本的に遺伝しない。 ただし、遺伝性のがんも全体の5%あり、「家族性腫瘍」と呼ばれる。 かつて米国の有名な女優が、家族性腫瘍の予防のために両方の乳腺組織を切除…