2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人の体の「原型」は女性?

人の体の「原型」は女性? 「Y染色体があると男性」というのはあくまで原則。 Y染色体があっても体、心は女性という人がいる。 ひとりの人の中で「遺伝的な性」「体の性」「心の性」が一致しないこともあり、性のあり方は多様で複雑だ。 □ □ 胎児は初め、…

がん発症率、部位でも地域差

がん発症率、部位でも地域差 胃は日本海側、肝は西日本 国立がん研究センターが29日に初めて発表した、47都道府県ごとのがんの発症率では地域差が浮き彫りになった。 各部位ごとの傾向も明らかになった。 予防対策に独自に取り組む自治体も出ている。 がんと…

枕の選び方

枕の選び方 適度な高さ、寝返りしやすさ大事 人生の3分の1の時間を費やすとも言われる睡眠。 快眠には自分の体に合った寝具が重要だ。 枕外来を開設する、ある整形外科には、肩こりや首の痛み、手のしびれ、頭痛、不眠の症状に悩む患者が多くやって来ると…

スマート手術室

『スマート手術室 手応え』 IoT・ロボット駆使し成功率向上へ 『脳腫瘍など5件で活用』 広島大 あらゆるモノがネットにつながるIoTやロボット技術を駆使して患者の状態と手術の進行状況を把握し、困難な手術をサポートする「スマート手術室」が動き出…

餅を安全に食べるには

餅を安全に食べるには 大根おろしと一緒に 毎年冬の時期は、餅を喉に詰まらせ窒息し、救急搬送される人が急増する。 最悪の場合には心肺停止にも陥る「餅の喉詰まり」を防ぐにはどうしたらいいのか。 詰まらせた場合の対応策にはどんあものがあるのだろうか…

黄色靭帯骨化症

手足のしびれや歩行困難 背骨つなぐ靭帯「骨化」が原因? 背骨をつなぐ靱帯が骨のように硬くなると、中枢神経の脊髄を圧迫する。 手足などにしびれが出て、やがて歩きにくくなる。 「黄色靱帯骨化症」もその一種だ。 手術である程度の改善が見込めるが、異変…

帯状疱疹 ワクチンで予防

帯状疱疹 ワクチンで予防 水ぼうそうウイルス再活性化 「接種で症状軽減」報告も 激しい痛みを伴う帯状疱疹は、体の奥に潜んでいた水ぼうそうウイルスが再活性化して発症する。 厚生労働省は、水痘ワクチンの効果・効能に「50歳以上の帯状疱疹の予防」の追加…

心肺蘇生の手順

心臓マッサージ、恐れずに 心肺蘇生の手順が5年ぶり改訂 意識や呼吸のない人への対処法を示した「蘇生ガイドライン」(日本蘇生協議会作成)が10月、5年ぶりに改訂された。 心停止が疑われるときにはただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めることが強調…

難治性ぜんそくに新薬

難治性ぜんそくに新薬 気道が炎症で狭くなり、ゼーゼー、ヒューヒューと鳴って息苦しくなる気管支ぜんそく。 子どもの慢性疾患の中で最も多く、20人に1人程度いるとみられている。 大半は、地道に治療を続ければ重い発作を防ぐことができる。 難治性のぜ…

繰り返す口内炎、放置は禁物

繰り返す口内炎、放置は禁物 感染防止・栄養補充を 重病が潜む危険も なかなか治らない口内炎に困った人は多いだろう。 再発を繰り返すときは、薬で炎症と感染を抑えながら食事に気をつける。 放っておけばいいと考えるのは好ましくない。 がんなどの重い病…

慢性膵炎 膵石、衝撃波で破砕

膵石、衝撃波で破砕 慢性膵炎 石の完全消失は7割 腹や背中の痛みを繰り返し、膵臓の機能がゆっくりと落ちていく慢性膵炎は、完治が難しい病気だ。 患者の半分以上は膵臓内に膵石ができており、膵石を体の外から衝撃波を当てて砕く治療が広がっている。手術…

粒子線治療

粒子線治療 小児がんなど保険適用へ 通常の放射線より体に影響少なく 「粒子線」と呼ばれる特殊な放射線を使ってがんを狙い撃ちにする治療の一部が2916年4月から健康保険の適用になった。 対象は小児がんと、手術が難しい骨や筋肉などにできた腫瘍だ。 従来…

「いきなり運動」でケガ

「いきなり運動」でケガ 防ぐための5つのルール これまで全く運動していなかった人や、長年のブランクがあった人が急に運動したときに見舞われやすいトラブルと、その予防法にはなにがあるのだろうか。 いきなり運動したときに多い転倒や筋肉痛を防ぎ、安全…

冬の鬱病、日光浴で予防

毎年なぜか気分どんより・・・冬の鬱病、日光浴で予防 毎朝の散歩1時間 青色LEDで治療 冬が近づくと気持ちが落ち込んだり、体がだるく疲れやすくなったりし、春になると治る。 そんな症状が繰り返すようなら、いわゆる「冬の鬱病」、季節性情動障害かも…

低血圧、早起きや食事で症状改善

低血圧、あなたのタイプは? 早起きや食事で症状改善 「朝、なかなか目が覚めない」「すぐ疲れて横になりたくなる」「立ち仕事をしていると、めまい、立ちくらみがする」。 特に何か病気があるわけでもないのに、そんな症状が続くのは低血圧のせいかもしれな…

遺伝子で選ぶ がん投薬治療

遺伝子で選ぶ、がん投薬治療 変異突き止め「適剤適処」 がんは遺伝子で治療法を選択する時代に入った。 同じ臓器のがんでも原因となる遺伝子の違いによって、薬の効果や副作用が異なる。 次世代シーケンサーと呼ぶ解析装置を使い、患者のがん遺伝子の変異を…

マイコプラズマ肺炎

「五輪肺炎」復活? マイコプラズマ肺炎が大流行 子どもに多く、せきが長引きやすいマイコプラズマ肺炎が大流行している。 国立感染症研究所によると、10月17~23日の1週間に全国約500の医療機関から報告された平均患者数は統計開始以来、過去最多…

がん新薬、免疫細胞覚醒

がん新薬、免疫細胞覚醒 治療効果の予測研究も必要 免疫チェックポイント阻害剤」という新薬が、がん治療を大きく変えるかもしれない。 従来のようにがんを直接攻撃するのではなく、体内の異物を除く免疫の働きを利用する。 他の治療法がない患者の一部でが…

受動喫煙は「健康被害」

受動喫煙は「健康被害」 国立がん研、病気リスク引き上げ 海外、全面禁煙で入院減 国立がん研究センターは2016年8月、受動喫煙による肺がんのリスク評価をこれまでの「ほぼ確実」から「確実」に引き上げた。 厚生労働省の調査でも、受動喫煙により脳卒…

子どもの予防接種

子どもの予防接種 生後2カ月から、複数同時も 感染しても重い症状にならないようにするためとはいえ、予防接種の注射はやはりいやなもの。 乳幼児はほかにもさまざまな予防接種を年に何度も受けるため、本人も家族も大変だ。 予防接種は、かかると重症化し…

認知症予備軍 進行防ごう

認知症予備軍 進行防ごう 思い出・運動・音楽 療法広がる 認知症は高齢者の7人に1人が患い、今後も急増が見込まれている。 それを抑えるには、50代半ばから増え始め、現在約400万人いるとされる予備軍の「軽度認知障害(MCI)」の人が認知症に移行する…

睡眠不足がメタボ招く

睡眠不足がメタボ招く 寝だめ逆効果、リズムが大切 1日7時間目安に 食事も規則正しく ついつい夜更かしして睡眠不足になる人も多い。 続けば脳や体に疲れがたまるし、ホルモンや自律神経が影響を受け、生活習慣病やメタボリックシンドロームの大敵である肥…

減量後の体重キープ

リバウンド防ぎたい! 減量後の体重キープ期間が大切 カロリー、ウェブで計算 多くの人を悩ませる肥満。 せっかく覚悟を決めて取り組んだダイエットも、気が付けば減量前よりも体重が増えていた、という人も多いのではないだろうか。 一体何が足りなかったの…

とろみで誤嚥を予防

とろみで誤嚥を予防 食事を楽しむ 年をとるとどうしてむせるのか。 嚥下に関係するのど周りの筋肉は60代から衰え始め、70代で急に低下する。 すると、食べ物や飲み物がのどに流れ込むスピードに嚥下反射が対応できなくなり、誤って隣の気道に入る。 これ…