2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アトピー、薬塗り続ける新治療

アトピー、薬塗り続ける新治療 「見えない炎症」抑える アトピー性皮膚炎の新たな治療法が定着しつつある。 ステロイド剤など抗炎症薬で湿疹を抑えた後も薬を使い続け、「見えない炎症」を抑えるもので、学会が昨年(2016年)、強く推奨した。 抗炎症薬で症…

ストレス蓄積 早めに自覚

ストレス蓄積 早めに自覚 仕事・家事 滞るのは要注意 職場や家庭で感じる、様々なストレス。 よくあることだと放置すると、精神疾患や急病の引き金になることもある。 ストレスとの適切な向き合い方を知って、早めに対処し、気持ちを楽にして過ごそう。 過度なス…

がん 行動次第で「運命」変えられる

行動次第で「運命」変えられる 「がんには放置してよいものと、最初から転移があって治らないものがあり、どちらかは運命的に決まっている」という考えの人がいる。 こうした「がん運命論」は、がんになることも、がんで死ぬことも自分の努力では変えること…

運動後のビール 要注意

運動後のビール 要注意 夏になると、痛風の発作が起こりやすい。 汗をかいて脱水が進むことに加え、ビールを飲む機会が増えて尿酸値が上がるためだ。 発作を防ぎ、安心してお酒を楽しむための注意点は・・・。 引き金だらけ・・・夏の痛風 1日2リットルの水分、…

糖質抑えて体重減らす

ご飯やパンの主成分 糖質抑えて体重減らす 期間・献立 意見分かれる 血糖値を高める糖質の摂取を減らして糖尿病の予防や減量に役立てる「糖質制限食」を取り入れる機運が広がり始めた。 特殊な食事療法ととらえられがちだが、専門家の間でも適切に利用すれば…

画像診断 相次ぐ「見落とし」防ぐには

相次ぐ「見落とし」防ぐには がんのコンピューター断層撮影装置(CT)検査に関連する医療ミスが続出している。 6月だけでも、千葉大学病院、兵庫県立がんセンター、横浜市立大学の2病院の計4カ所で発覚した。 胸部レントゲン撮影などの基本的な画像検査…

介護施設で「快眠」リハビリ

介護施設で「快眠」リハビリ 不眠は認知症・生活習慣病のもと 光で体内時計調整/自宅で睡眠測定も 高齢者の睡眠を改善する取り組みが医療機関以外でも広がってきた。 体内時計の正常化を図る「光療法」を導入する介護施設が登場し、自宅で睡眠状態を測定す…

ドライアイ 診断基準改定

ドライアイ 診断基準改定、治療対象増える 自覚症状+「涙の膜」で判断 スマートフォン(スマホ)やパソコンを使う時間が増え、目が乾くなど不快な症状から「ドライアイかもしれない」と感じたことはないだろうか。 2016年にドライアイの診断基準が改定され…

ICU退室後に様々な不調

ICU退室後に様々な不調 体力低下や記憶障害など 重い病気のため集中治療室(ICU)に入った患者の多くが、退室後も体や精神の不調が続くことが分かってきた。 集中治療後症候群(PICS)と言われる「病み上がり」の症状だ。 軽減や予防には早めのリ…

広がるMRI装置の活用

病気の診断から夢の解読まで・・・広がるMRI装置の活用 がんや脳梗塞など、病気の診断に広く使われているMRI(磁気共鳴断層撮影)。 最近は、こころの病気の解明や脳科学などにも貢献している。 ベッドの上で横になり、ドーナツ状の装置の中へ入って、…

家のカビ予防のポイント

家のカビ予防のポイント 基本は乾燥、水分残さず風通しよく 夏になり湿度が高まると、家にカビが生えやすくなる。 いったん生えると減らすのは難しく、増やさないようにする日常の対策が大切だ。 カビは気温が20~30度、湿度が80%以上になると生えやすくな…

がん 罹患・死亡、男女差は縮小

罹患・死亡、男女差は縮小 がんの罹患や死亡に関するデータの集計には数年の時間がかかるが、数学的な手法を使い直近の数字を予測する試みも行われている。 国立がん研究センターが2017年に公表した17年時点の短期予測で、がん罹患者は年101万4千人、死亡者…

「糖化」を防いでアンチエイジング

血糖値の急上昇は禁物 「糖化」を防いでアンチエイジング 肌のくすみやたるみが気になったり、「老けたんじゃない」と言われてショックを受けたりした経験はないだろうか。 その主な原因は、からだの「糖化」にある。 健康を維持しつつ、若々しい肌を保つた…

昆布 栄養たっぷりで血糖値や脂肪も抑える

意外に栄養たっぷりな昆布 血糖値や脂肪も抑える ミネラルや食物繊維たっぷり。 海の野菜とも言われる昆布。 体への影響や活用法はどうだろうか。 日本食品標準成分表によると、だしに使われるマコンブは、牛乳の約6倍のカルシウム、ゆで大豆の約2倍の鉄分…

ゴマアレルギー

ゴマアレルギーに注意 健康によいイメージがあるゴマ。 一方で、食べて体調を悪くする人もいるとして、消費者庁は近くメーカーにアレルギー表示をするよう勧める品目(推奨品目)に加える。 どんな食品にゴマが使われ、アレルギーの人はどう対処したらよいの…

筋肉は「質の低下」に注意

筋肉は「質の低下」に注意 同じ太さでも足腰に衰え 少しきつい運動を習慣に 女性は30~40代から 筋肉の太さは若い頃と変わっていないように見えても、「質」はどうだろうか。 運動不足などが原因で筋肉の構成が変化し、質が低下している例が多いという。 元…

牛・豚好む男性 糖尿病ご注意 発症リスク4割高く 牛肉や豚肉を多く食べる男性は、あまり食べない男性と比べ、糖尿病を発症する危険が4割高くなるとの調査結果を、国立がん研究センターなどの研究チームがまとめた。 女性では違いが見られなかった。 牛肉や…

夏に増える脳梗塞

夏に増える脳梗塞 水分補給で血栓を防ごう 就寝前と飲酒後は必ず摂取を 脳の血管が詰まって起こる脳梗塞は、梅雨時から8月にかけての夏に発症する人が増えるという。 いざという時に備えて、脳梗塞の原因や予防のポイント、危ない兆しの見極め方などを知って…

子どもを熱中症から守る

子どもを熱中症から守る 汗をかく機能が未熟な子どもは、大人より熱中症になるリスクが高いという。 どのようなことに注意したらよいのだろうか。 ■ 顔色・熱・・・異変チェック 消防庁によると、6月に熱中症の疑いで救急搬送されたのは約4千人で、昨年(201…

糖尿病、喫煙で発症リスク高く

糖尿病、喫煙で発症リスク高く 禁煙後は運動を 喫煙が様々な病気の危険性を高めることはよく知られている。 がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの原因になるほか、心臓にも悪影響を及ぼす。 では喫煙と糖尿病との関係はどうなのだろうか。 私たちが発表…

味噌汁の塩分、心配しすぎ?

味噌汁の塩分、心配しすぎかも 最新の研究で判明 食塩水より高血圧になりにくく 食欲増進効果も 白いご飯におかずときたら、味噌汁も欲しくなる。 塩分の過剰摂取による高血圧症や心臓病につながるとして敬遠する向きもあるが、最近の研究によると、あまり心…

ガサガサかかとを防ぐ

ガサガサかかとを防ぐ 足裏全体を使う歩き方に 踵(かかと)の角質が厚くなり、ガサガサしたり、ひび割れたり、といったことはないだろうか。 原因は乾燥といわれるが、姿勢や歩き方なども大きく影響する。 素足の季節までに、正しいケアや予防・改善法を試…

がんの罹患部位と社会の変化

罹患部位の変化、社会映す かつて日本で最も多いがんは胃がんだった。 例えば1960年では男性のがん死亡の半分以上が胃がんによるものだった。 しかし、高齢化などの要素を加味した「年齢調整死亡率」では、胃がんは過去10年で3割も減少している。 胃がんの原…

ペットボトル 1日で雑菌天国

ペットボトル 早く飲みきらないと、1日で雑菌天国 「開栓後はすぐにお飲みください」。 ペットボトル飲料の注意書きには「すぐに」や「早め」の言葉が並ぶ。 ペットボトルに直接口をつけて飲んでいる人が多い。 と言うより、むしろほとんどの人がそうだ。 い…

遺伝子変異、長期間かけ蓄積

遺伝子変異、長期間かけ蓄積 人体は、約􏰀37兆個の細胞からできており、毎日1兆個もの細胞が死んでいるといわれる。 その分の細胞を細胞分裂によって新たに生み出すことで、私たちの体は安定した姿を保っている。 細胞が分裂するときにはDNAが複製されるが、…

抗生物質、本当に必要?

抗生物質、本当に必要? 「風邪なら投与」はダメ 医療界や厚労省、不適切処方を是正 風邪の患者に必ず抗生物質(抗菌薬)を処方するといった不適切な医療をなくそうと、医療界や厚生労働省が対策に動き出した。 副作用のリスクがあり、抗生物質が効かない「…