2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「全体としての健康」大切に

「全体としての健康」大切に 新型コロナウイルスの猛威はひとまず収束に向かっているようだ。 今月25日までの国内の感染者数は約1万6400人、死亡者は約850人で、他の先進国と比べて、圧倒的に少ない。 一方、世界では530万人超、34万人超にも上る。 しかし、…

新型コロナウイルス A型は重症化リスク高い

A型は重症化リスク高い傾向 欧州で感染者のゲノム解析 新型コロナウイルスへの感染で重症化しやすいのは血液型がA型の人・・・。 欧州の研究チームが、スペインとイタリアの感染者のゲノム解析からこんな傾向を明らかにした。 血液型による症状の違いは統計…

コーヒー3杯 効率アップ

コーヒー3杯で効率アップ 朝・昼・晩、仮眠 目覚め良好 勤務中、眠気覚ましや気分を変えようとコーヒーを飲む人は多いだろう。 ただ、飲み過ぎるとコーヒー内のカフェインの効果で気分が悪くなることも。飲む適切なタイミングや量はあるのだろうか。 仕事の…

驚異のウイルスたち 幼虫の行動操作や毒性の隠蔽

驚異のウイルスたち 幼虫の行動操作や毒性の隠蔽 新型コロナウイルスの感染が広がり始めたころ、専門家は「したたかで賢く、やっかいだ」とたびたび口にした。 感染しても多くは軽症か無症状とされる。 感染した人の死はウイルスの死を意味する。 発症せずに…

シニアが自宅で健康維持の知恵

コロナに負けない シニアが自宅で健康維持の知恵 運動や栄養、チェックして習慣に 新型コロナウイルス感染症の拡大を防ごうと、全国的に外出を控える動きが続いてきた。 家にばかりいることで活動量や会話が減り、高齢者の心やからだに悪い影響が出るのでは…

驚異のウイルスたち 健康な人の体に「常在」

驚異のウイルスたち 健康な人の体に「常在」 感染した細胞 傷つけず身を隠す 東京大学のチームは体内に潜伏中のウイルスを追っていた。 ついに健康な人の全身に少なくとも39種類のウイルスが居着いていることを突き止めた。 肺や肝臓など主な27カ所で、感染…

体脂肪率 電気で推定

体脂肪率 「脂肪の割合」、電気で推定 体脂肪が増えると、血液中の脂肪が増えて血管が詰まりやすくなったり、糖尿病や高血圧といった生活習慣病になったりするリスクも高まってくる。 体脂肪とは全身の脂肪のこと。 人は毎日食事をし、その食事をし、その食…

新型コロナウイルス Q&A  「新しい生活様式」とは?

「新しい生活様式」とは? 感染症対策を取り入れた日常の行動 Q 最近、新聞やテレビなどでよく見かける「新しい生活様式」とは何ですか。 A 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は密集・密接・密閉の「3密」を避け、人との接触機会を減らすことなどを…

糖尿病を防ぐには 暴飲暴食控え、適度に運動

糖尿病を防ぐには 暴飲暴食控え、適度に運動 初期は自覚症状なく / 高血糖なら専門医へ 糖尿病は、血液中の糖の濃度である血糖値が高い状態が続くことで、血管や細胞が傷つく疾患だ。その結果、全身に様々な合併症が現れる。 初期段階は自覚症状がないのが特…

「免疫の記憶喪失」

「免疫の記憶喪失」を引き起こすという新事実 https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kyokotadr/202006/565939.html 今回の新型コロナウイルス感染症(COIVD-19)の流行に伴い、感染症と人類の歴史を振り返るような番組や雑誌の特集を散見する…

糖尿病 新型コロナで重症化リスク

糖尿病 血糖値管理徹底を 新型コロナで重症化リスク 自己判断せず医師に相談/オンラインの講座も活用 新型コロナウイルスに感染すると重症化リスクが高い基礎疾患(持病)の一つが、国内で予備軍を含めて推計約1千万人の患者がいる糖尿病だ。 不安を抱える患…

(新型コロナ)症状、肺炎だけではない? (2)

(新型コロナ)症状、肺炎だけではない? (2) 免疫暴走し血管炎症 血栓でき悪化リスク 臓器の炎症にかかわっているのが、「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の暴走だ。 サイトカインは細胞から分泌され、免疫や炎症を調節するたんぱく質で、他の細胞…

(新型コロナ)症状、肺炎だけではない? (1)

(新型コロナ)症状、肺炎だけではない? (1) 「脳からつま先まで」、全身に 世界で600万人以上の感染が確認されている新型コロナウイルス。 当初は「新型肺炎」とも呼ばれ、重症化した患者が肺炎を起こして亡くなる例が目立った。 だが最近の知見で、肺だ…

不妊の原因 半数は男性に

不妊の原因 半数は男性に 夫婦一緒に治療を 心身の負担軽く 不妊治療を受ける人が増えている。 治療が始まると負担は女性側にのしかかり、キャリアへの影響も大きい。 男性が生殖能力を知る機会は女性より少ないが、男性不妊に目を向けるのも大切だ。 早い時…

有効な消毒液と使い方は?

有効な消毒液と使い方は? 手指にはエタノール、丁寧な手洗いだけでも エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、界面活性剤・・・。 新型コロナウイルスの感染予防のため、消毒・除菌に様々な物質が使われている。 効果が認められた成分や用途はどのようなものな…

コロナ第2波どう備える

コロナ第2波どう備える 今は「うまくいっているだけ」 感染「第2波」 どう備える 下水道のウイルス調査 素早く覚知 新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、緊急事態宣言が解除された。 オーバーシュート(爆発的な患者の増加)も医療崩壊も起こらず、私…

新型コロナウイルス感染症 「免疫暴走」防ぐ薬

「免疫暴走」(サイトカインストーム)防ぐ薬は 正常な細胞も攻撃、急速に重症化 新型コロナウイルスがひきおこす重い肺炎の治療薬候補のひとつに、免疫を抑える薬が注目されている。 本来は体を病気から守る免疫を抑えてしまうと、ウイルスが増えるおそれが…

高い尿酸値は早めに対処

高い尿酸値は早めに対処 適正体重・カロリー保つ 健康診断などで尿酸値が高いと指摘される人が少なくない。 つい見過ごしてしまいがちだが、数値が高いままだと痛風や糖尿病など生活習慣病につながりかねない。 適正な範囲を知って、早めに対処したい。 尿酸…

新型コロナウイルス 密室、せき・会話のリスク

密室、せき・会話のリスクは こまめな換気・マスク、政府推奨 微粒子 10分近く漂う可能性 新型コロナウイルスは、患者のせきや会話などで飛び散り、空気中を漂う微粒子「エーロゾル(エアロゾル)」によって、感染が広がる可能性がある。密閉された場所で大…

足など、腫れや小さな水ぶくれ 虫かも

足など、腫れや小さな水ぶくれ 肌荒れ?いえ、水虫かも 梅雨時はカビの仲間である真菌による感染症が増える時期でもある。 真菌感染症の代表格は水虫で、日本人の5人に1人が悩まされている。 適切に治療しないとなかなか治らず、爪にできる水虫のように慢性…

巣ごもり生活にリスク 

巣ごもり生活にリスク 中川恵一 米国のトランプ大統領は4月23日の記者会見で、新型コロナウイルス感染患者に「消毒液を注射してみてはどうか」などと発言し、波紋を広げた。 米メディアによると、一部の州などでは消毒液を巡って問い合わせが急増し、当局が…

新型コロナウイルス 子どもの重症化、なぜ少ない

子どもの重症化、なぜ少ない ウイルス、鼻でストップの可能性 緊急事態宣言が解除され、1日から学校再開が本格的に始まった。 これまでの報告では、新型コロナウイルスに感染する子どもは少なく、感染しても重症化する例はまれという。 なぜ子どもはコロナに…

新抗がん剤、細胞狙い撃ち 

新抗がん剤、細胞狙い撃ち 第一三共 国内で25日発売 複合薬、日本勢が存在感 第一三共は新型抗がん剤を日本で(2020年5月)25日に発売する。 2種類の薬を組み合わせて治療効果を高める「抗体薬物複合体(ADC)」と呼ばれる製品だ。 多くの海外大手が開発に…

細胞つなぐ分子の世界 代表格「カドヘリン」

細胞つなぐ分子の世界 代表格「カドヘリン」、がんや進化と関係 私たちの体は37兆個ともいわれる細胞でできている。 細胞同士がばらばらにならないようにつないでいるのが細胞接着分子だ。 先駆けとなった「カドヘリン」の発見は約40年前。 現在、病気や進化…

ウイルスは人類と共存「進化の伴走者」

驚異のウイルスたち 人類と共存「進化の伴走者」 感染で遺伝子内に 胎盤や脳発達 地球上にはいろいろなウイルスがいる。 人類の進化にもウイルスが深くかかわってきた。 太古のウイルスが人類の祖先の細胞に入り込み、互いの遺伝子はいつしか一体化した。 ウ…

ウイルスの底知れぬ怖さ

ウイルスの底知れぬ怖さ 驚異の生存戦略に迫れ 新型コロナウイルスの感染が広がり始めたころ、専門家は「したたかで賢く、やっかいだ」とたびたび口にした。 感染しても多くは軽症か無症状とされる。 感染した人の死はウイルスの死を意味する。 発症せずに人…