2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

薬とのつきあい方② 手軽に買える市販薬が増えてるの?

薬とのつきあい方:2 手軽に買える市販薬が増えてるの? 「少し頭痛がする」「おなかが痛い」。 病院に行くほどではないけれど、症状を和らげたい。 そんな時に医療機関にかからずに、薬局やドラッグストアで購入した薬を服用して様子をみる人は多い。 最近…

薬とのつきあい方 ① 新しい薬、早く使えるようになるの?

薬とのつきあい方:1 新しい薬、早く使えるようになるの? 昨シーズン(2018~2019年)はインフルエンザが大流行した。 推計の受診者数は約1210万人。 最も多く処方された治療薬が2018年3月に発売された「ゾフルーザ」だった。 同年10月~19年3月のインフル…

「一がん息災」の考え方 

「一がん息災」の考え方 「無病息災」をだれでも望むが、人生100年時代、まったく病気と無縁の人は例外的だ。 日本人男性の3人に2人、女性の2人に1人が、がんになる時代だから「無がん息災」は少数派だ。 「一病息災」という言葉がある。 一つ病気があること…

乾癬 精神面で寄り添う 

乾癬 精神面で寄り添う 完治難しい炎症性皮膚疾患 配信イベントで啓発 / アパレル製品提案 慢性の炎症性皮膚疾患である「乾癬」。 患者支援団体や企業がネット配信イベントを通じて治療などの最新情報を伝えたり、病気を気にせず楽しめるファッションを提案…

がんゲノム 投薬に広がり 

がんゲノム 投薬に広がり 次世代型検査 慶大など推進 公的保険補う選択肢に 2020/1/13付 日本経済新聞 朝刊 一人ひとりの患者のがんの遺伝子の変化を調べて最適な治療薬を探す「がんゲノム医療」が、2019年6月に公的保険の下で始まった。検査後に投薬に至る…

職場でのウイルス対策 

職場でのウイルス対策 うがい3回 リスク軽減 1月上旬、東京都港区の、あるシェアオフィスを訪ねると、受付に手の消毒液が置かれていた。 オフィス内の目立たない場所には除菌消臭剤を備えてある。 不特定多数が頻繁に出入りするため衛生に気を配っているとい…

認知症と闘う 

Combating Dementia-認知症と闘う 増える認知症、世界の課題 認知症は今、全世界で取り組むべき課題になっている。 発症する人が急増しており、社会的、経済的コストが膨らみ続けている。 研究者や製薬企業は治療方法の開発を急ぐが、思うように進んでいな…

肝臓を傷める現代人こそ「緑茶」② 2/2  

緑茶のカテキンは様々な方向から“負のスパイラル”を止める 脂肪肝の何が本当に怖いか・・・。 それは、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの上流に脂肪肝があると考えられるためだ。 脂肪肝になると、肝臓内の脂肪が血糖値や血圧を上げるサイトカインを出し、糖…

肝臓を傷める現代人こそ「緑茶」① 1/2

ストレスで肝臓を傷める現代人こそ「緑茶」がいい 肝臓は、体内の栄養分を蓄積したり、代謝したり、有害物質の解毒も行っている、体の中でもっとも大きな臓器だ。 しかし、肝臓は活性酸素に極めて弱い臓器で、ストレスの影響も受けやすい。家庭内不和がある…

月経とうまく付き合う

月経とうまく付き合う ひどい痛みや貧血、病気かも 月経による痛みや不調が日常生活に支障をきたすほどなら、病気の可能性もある。 日本人の平均初経は約12歳、平均閉経は約50歳。 その間、数十年、何度も繰り返される。 月経とうまく付き合うことができれば…

子のぜんそく 毎日管理を 

子のぜんそく 毎日管理を 9割はアレルギー性 原因物質除く / 呼吸を計測 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と息苦しくなるぜんそく。 子どもは特に呼吸器が十分に発達していないため症状が出やすい。 9割はダニや花粉などがきっかけとなって気道に炎症が起こるア…

インフルエンザ検査は症状が出てから何時間後に行うか?

インフルエンザ検査は症状が出てから何時間後に行うといい? 検査で「陰性」でも感染の可能性はゼロではない インフルエンザの典型的な症状は、「突然の発症」「38℃以上の発熱」「のどの痛みや咳、鼻水など上気道の炎症による症状」「筋肉痛や関節痛、倦怠感…

がん治療に第5の道 

がん治療に第5の道 住友重機・ローム・楽天が競う 薬剤で目印、放射線・光を照射 がん細胞に薬剤で目印をつけて放射線や光で破壊する新しいがん治療法が2020年にも始まる。 周囲の組織へ浸潤したり再発した治療の難しいがんへの効果が期待される。治療に使う…

血液1滴でがん・認知症 を早期に発見

がん・認知症 早期発見せよ 血液1滴で、分析技術高度に 血液に含まれる微量な物質を分析する技術が急速に進歩している。 わずか1滴の量があれば、がんや認知症などの初期段階で微妙に変化する成分を検出できるようになってきた。 現在ではまだ難しい、早期の…

尿・血液でがん発見を実用化

尿・血液でがん発見を実用化 ヒロツバイオや東芝など 企業が尿や血液などの体液から、がんを早期発見する検査サービスに相次ぎ乗り出す。 九州大学発のスタートアップが1月、尿を使って15種類のがんを探るサービスを始めた。 東芝や東レは2021年以降に血液で…

ひょっとして「睡眠負債」?

週末の二度寝でチェック ひょっとして「睡眠負債」? 昼寝での解消は無理/30分早め就寝を 通勤電車で居眠りする、最近ケアレスミスが増えた――そんな兆しがあれば「睡眠負債」を抱えている可能性がある。 わずかな寝不足でも、習慣化すると病気を招くおそれ…

がん闘病に必要な「動く力」

がん闘病に必要な「動く力」 治療の適用可否に影響 国民の2人に1人は生涯で一度はがんと診断される時代。 がんと闘いながら仕事を続けたり日常生活を送る上で、「立つ」「歩く」といった運動機能を維持することが重要だ。 がんの治療によって筋力低下を招く…

「がん」は知識の有無が大切

知識の有無が運命分かつ がんは日本人の死因のトップで、年間38万近い人がこの病気で命を落としている。 これは死因の3割弱に相当し、がん死亡数は1985年の2倍にもなる。 がんが増えている最大の理由は高齢化だ。 がんは遺伝子の老化といえる病気だから、年…

内臓に脂肪 高リスク潜む  隠れ肥満に注意

内臓に脂肪 高リスク潜む 隠れ肥満に注意 注意したいのは皮下脂肪がつく肥満より、太ったようには見えない内臓脂肪が増える「隠れ肥満」だ。 深刻な病気にかかるリスクも高いので、しっかり予防したい。 胴回りやっ血圧検査 / 食事と運動で対策 肥満は体に必要以…

甲状腺がん 検診は慎重に 

甲状腺がん 検診は慎重に すべてのがんが、放置すればどんどん大きくなって命を奪う病気というわけではない。 とくに甲状腺がんは、微小なものまで含めると、ほとんどの高齢者が持っているといわれる。 韓国では、甲状腺がんの検診が広がり、20年間で発見数…

乾燥する冬はドライアイに注意

乾燥する冬はドライアイに注意 涙の成分変化で視力低下も 目の表面が乾くことで様々な不快症状が表れるドライアイ。 パソコン、エアコンの普及で患者が増えている現代病だ。 空気が乾燥しがちな冬場は一段の用心が必要。 発症のしくみを知り、備えを入念にし…

慢性腰痛には運動を

慢性腰痛、運動の勧め 背筋・腹筋鍛え、症状改善 診療指針7年ぶり改訂 腰痛は、国民の5人のうち4人が、生涯のうちで一度は悩まされる症状だ。 腰が痛むと、体を動かすのに乗り気でなくなる。 たびたび腰が痛くなる人は、じっとしているのがいいのかと思いき…

温活で体を温め、冬を乗り切ろう 

温活 体を温め、冬を乗り切ろう 湯たんぽや腹巻活用 「温性」食材も味方に 寒い季節になり、手足がいつも冷たい――。 こんな悩みを持つ方も多いのではないだろうか。 体を温めて、冬を元気に乗り切るコツを知ろう。 冷えは、ほっておくと血液の温度が下がって…