2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アービタックス

月57万円「夢の治療」 高騰する薬 「これを見てください」。大腸がん患者で中部地方の無職、須永重雄さん(65)は1枚の紙を示した。がんの再発などの発見に有効な血液中の物質「腫瘍(しゅよう)マーカー」の数値を示すグラフだ。上昇を続けていた値が…

代替医療の実態を調査 厚労省、効果などデータ収集も

皆さん方もご存知のように「ホメオパシー療法」が袋叩きにあっています。 この療法については ホメオパシー療法:「科学的根拠なし」学術会議会長 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2010/8/28 でもとりあげました。 この騒動(?)で「ホメオパシ…

嗅覚検査でアルツハイマー診断

臭覚検査でアルツハイマー診断 #鳥取大、治療にも好影響 物忘れなどの症状が極めて少ない早期のアルツハイマー病を、においの検査で見分ける手法を鳥取大の研究グループが23日までに開発した。 アルツハイマー病に根本的な治療法はないが、投薬や非薬物療法…

ホメオパシー療法

#ホメオパシー療法:「科学的根拠なし」学術会議会長 山口県で昨年10月、助産師にビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡したことを受け、日本学術会議の金沢一郎会長は24日、「ホメオパシーの治…

ホメオパシー療法

ホメオパシー療法:「科学的根拠なし」学術会議会長 山口県で昨年10月、助産師にビタミンK2の代わりにホメオパシー療法の特殊な錠剤を投与された乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡したことを受け、日本学術会議の金沢一郎会長は24日、「ホメオパシーの治…

メタボ指導で体重減

メタボ健診に効果 1年で平均1.7キロ減 全国調査 40~74歳へのメタボ健診(特定健診)で、食事や運動などの指導を受けた人は1年間で体重が平均で1.7キロ減ったことが国立保健医療科学院などによる全国規模の調査でわかった。 体重は男性2.4%、女性3.0%の減…

インフルエンザワクチンの新接種制度

(福島)新接種制度悩める市町村 費用に地域差/住民に不公平感 新型インフルエンザの再流行に備えようと、10月から全国でスタートするワクチンの新接種制度に、準備を始めた県内の市町村から困惑の声が上がっている。 制度の変更で、全国一律の接種費用は市…

強力な多剤耐性菌が拡散

抗生剤の効かない最近がこの世に蔓延(はびこ)ったらどうなるでしょうか。 想像するだけでも恐ろしい話です。 強力な多剤耐性菌が拡散 インド・パキスタンから-初の死者、監視訴え・国際チーム 抗生物質がほとんど効かなくなる遺伝子を持つ多剤耐性菌がイ…

失神

最近の日経新聞の健康欄に「失神」がとりあげられていました。 失神は脳への血液の流れが一時的に低下して突然、意識を失ってしまう状態をいいます。 大抵は数分で意識が戻ってしまうため軽く考えられがちですが、心臓病など命にかかわる病気が隠れている可…

改正臓器移植法

改正臓器移植法 自分の望む最期とは 17日から全面施行 意思表示カード新しく 脳死になった人から心臓や肝臓などの臓器提供を受ける要件を緩和した改正臓器移植法が17日、全面的に施行される。 現行の法律は、本人が提供したいという意思をあらかじめ書面で示…

脳死移植、家族承諾で提供、本人意思は不明

脳死移植、東海初、家族承諾で提供 50代女性、本人意思は不明 日本臓器移植ネットワークは22日、東海地方の病院で脳血管障害の治療を受けていた50代の女性患者について、家族の承諾により臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。 女性は書面で臓…

通勤途中に筋トレ

筋肉トレーニングは、思い立っても長くは続かないのが現状です。 通勤途中の時間やオフィスで毎日行えば長続き出来そうです。 うまく習慣化できれば、年をとっても自由に動ける健康な体をつくれそうです。 きょうは2009.12.26の日経新聞の記事をもとにしまし…

畑作物カドミウム濃度

きょうはちょっと堅苦しい、しかも旧聞に属するニュースを取り上げました。 しかし、口の中に入るものの話で私達にとって大いに身近な問題なのです。 畑作物カドミウム濃度報告せず 10品目基準超 環境省 環境省が2007~09年、有害重金属カドミウムについて、…

視力が落ちたと思ったら

相談者のKさんは56歳で、ある上場企業の部長です。日常の事務作業では老眼鏡を使用していますが、最近夕方になると新聞の字が読みにくく、視力が落ちた気がするそうです。 Q: 視力が落ちた気がするのですが、春の社内健診では左右とも1.2で昨年と同じ視力で…

鶏肉生食ご注意

生肉食いは高リスク 食中毒菌の感染率、鶏は77倍 ユッケや鳥わさなどの生肉を食べて食中毒になる事例が後を絶たない。 東京都で起きる食中毒の3件に1件は肉の生食が原因とみられている。 食品安全委員会のリスク評価では、飲食店で鶏肉を生で食べる人は、食…

デバイスラグ

「デバイスラグ」という言葉をご存知ですか。 デバイスは「医療機器」、ラグはタイムラグつまり「時間差」のことです。 日本の医療現場ではCT(コンピューター断層撮影装置)やMRI(磁気共鳴画像装置)などの最先端医療検査機器が導入されています。 しかし…

加齢性難聴と動脈硬化

昨夜の食事時の8時から、TVで巨人対中日戦を観ていました。 家族の手前、CMの間にチャンネルを換えるとたまたま「加齢性難聴」の話をやっていました。 後でわかったのですが、どうやら「みんなの家庭の医学」という「たけし」の健康エンターテインメント番…

胃がん・肺がん検診

##「胃がん・肺がん検診、効果あるの?~有効性示すデータ、日本だけ 胃がん、肺がんは日本人が最もなりやすいがんで、国も検診を勧めている。 しかし国際的には、この二つのがん検診を実施している国はほとんどなく、検診の有効性を示すデータは、日本発…

膵臓は再生する

膵臓は再生する:自己免疫性膵炎の治療から明らかになった成人膵の自己再生能力 http://www.nagoya-u.ac.jp/pdf/research/news/20100401_med.pdf

夏の疲れがたまったら  「まとめ休み」でリセット

お盆も過ぎ、挨拶言葉は「盛夏」から「残暑」に変わりました。 しかし相変わらずの厳しい暑さが続きます。 お盆はゆっくり出来ましたでしょうか。 しかし、行楽地へ出かけたり帰省ラッシュで、疲れが取れずにかえってたまっていくのを感じている人も多いので…

耳鳴りが治らない

外来の患者さんの中には耳鳴りで悩まれる方が結構多くみえます。 病院に受診して「耳鳴りは治らないよ」と初対面でいきなりいわれてしまう方もいます。 ほとんどは「自覚的耳鳴」といって本人にしかわかりません。 要するに悩みが医師に伝わりにくく、診断も…

歯磨きと心血管疾患の関係

歯磨きは虫歯や歯周病の予防のために行われるのが普通だ。 ところが、歯磨きの回数と、心筋梗塞や脳卒中といった心臓や血管にかかわる病気(心血管疾患)という、一見縁遠く思える両者の関係を調べた論文が、英国医学雑誌に6月掲載された。 英国スコットラ…

薬減ったら血圧下がった

#高血圧治療、2種類を一つにした配合剤 日本に高血圧の人は約4千万人いるが、治療している半数近くは目標の血圧にコントロールできていないとみられている。 食事や運動に気を配るだけでなく薬とのつきあいも大切。 最近は、2種類の薬を一つの錠剤にまと…

ウイルス原因のB型肝炎

ウイルス原因のB型肝炎、成人の性感染広がる ワクチン接種で「母子感染」は激減 ウイルスが血液や体液を介して感染するB型肝炎。感染しても無症状な人が多いが、発熱や黄疸などが現れ、肝硬変や肝がんを患うことがある。 ワクチン接種で乳幼児の感染は著し…

変わる大腸がん治療

##新薬登場、遺伝子検査で効果を事前判定 大腸がんの抗がん剤治療が今春、大きく変わった。 新しい作用の抗がん剤が、初期の治療で使えるようになり、その人ごとの効果を事前に調べる「個別化治療」もできるようになった。 大腸がんは10年後には胃がんや肺…

胎児の治療 おなかの中で

●費用負担がネック、保険適用の動きも 妊婦健診などで見つかる胎児の病気には、生まれてから発見、治療したのでは間に合わず胎児の生命にかかわるものもある。 お母さんのおなかの中にいる段階できちんと診断し、レーザーや薬を使う胎児治療が定着してきてい…

脳内神経細胞の移動解明

タンパク質で通路確保 脳疾患の治療へ道 脳内で作られた神経細胞が移動する仕組みを、名古屋市立大大学院医学研究科の澤本和延教授や金子奈穂子助教らのグループが解明した。 脳梗塞など脳疾患を治療する再生医療の発展につながる可能性がある。 米科学誌ニ…

くも膜下出血を防ぐ新治療

くも膜下出血を防ぐ新治療 脳動脈瘤、血管に筒入れ栓 脳動脈瘤が破裂して起こるくも膜下出血。最初の出血で3分の2が死亡、または社会復帰できないほど重い後遺症が残る。 最近はごく小さな瘤も見つかるようになった。 場所や大きさなどで破裂の危険性は違…

めまいの最新治療(中)

良性発作性頭位めまい症 治療、予防に運動が最適 めまいの中で最も多い疾患が、内耳の異常で起こる「良性発作性頭位めまい症」だ。 日常のちょっとした動作で症状が出るが、運動療法など自分でも取り組める治療法が採り入れられている。(鈴木久美子) 「起…

胆管がん切除に道

胆管がん切除に道 名大、手術で高い成功例 高度に進行した肝門部胆管がんを切除する難手術で、名古屋大の梛野正人教授(腫瘍外科学)のグループが極めて高い成功例を挙げ、米医学雑誌「アナルズ・オブ・サージェリー」に成果が掲載された。 梛野教授は「化学…