2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

関心高まる糖質制限食

肥満・糖尿病予防に期待 長期的な影響は未知数 炭水化物の主成分「糖質」の摂取を極力減らし、肥満や糖尿病の予防に生かそうとする食事療法への関心が高まっている。 メニューづくりが面倒なカロリー制限に比べると、継続しやすい。 ただ、長期間続けたとき…

前立腺がんのロボット手術 保険適応に

中央社会保険医療協議会総会(会長:森田朗・東京大学大学院法学政治学研究科教授)が1月30日に開催され、内視鏡下手術用ロボット、「ダ・ビンチ」を用いた前立腺悪性腫瘍手術が、2012年度診療報酬改定で保険適用されることが決定した。 「ダ・ビンチ」の適…

危ない睡眠に気をつけて

日本人の5人に1人が睡眠の悩みを抱えているという。 不眠症や過眠症といった眠りに関する病気は約80種類もある。 なかには体からSOSのサインが出ているものもあり、要注意。 放っておくと危ない睡眠の見分け方は?。 ■大きく分けて3タイプ 睡眠障害は…

過活動膀胱

トイレの回数増える過活動膀胱 薬や生活指導で改善 トイレに急に行きたくなり我慢できなくなる。 時には漏らしてしまう。 こんな場合は膀胱の尿をためる機能が低下して起こる「過活動膀胱」の可能性がある。 40歳以上の日本人の約1割がこうした症状でいやな…

腸内菌の代謝産物解析、世界初

代謝産物は血中にも移行、疾患発症への関与に新たな手がかり 理化学研究所は1月25日、協同乳業や東海大学医学部などとの共同研究で、世界で初めて腸内常在菌の代謝活動とかかわりのある約120種類の成分を特定することに成功したと発表した。腸内常在菌の代謝…

膀胱に高濃度抗がん剤

「膀胱を取るのは勘弁してもらえませんか」 東京都のB男さん(75)は2010年12月、膀胱がんの経過を診てもらっていた主治医に訴えた。 頻尿が気になり、近くの泌尿器科クリニックを受診。 粘膜にがんが広く散らばった上皮内がんというタイプの膀胱が…

高齢者のぜんそく

ぜんそく、高齢者も注意 「息切れ」軽く見ずに 受診遅れる場合も ぜんそくは子どもの病気と思いがちだが、65歳以上の患者も少なくない。 呼吸やせきの後に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった症状がなく、アレルギー反応がない非アトピー型が多いのが特…

マスクと上手につき合う

風邪やインフルエンザの流行に、花粉症。 この時期、手放せないのがマスクだ。 ただ、種類が多すぎてどれを選んでいいかわからないという人も少なくない。「うっとうしい」「化粧が落ちる」などと敬遠する人も。 選び方から正しい着用法、意外な活用法は――。…

花粉症、放射性物質の付着も心配

花粉症、今年は放射性物質の付着も心配… 低線量、通常の対策で十分 マスク着用、洗顔はしっかり 今年もスギ花粉症の季節が近づいてきた。 花粉量は平年並みかやや少なめと予想されているが、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で、放射性物質を含む花粉…

金属アレルギー思わぬところで

歯の治療、楽器演奏…金属アレルギー思わぬところで 原因の種類知って回避 肌の調子・汗にも注意 身の回りにはたくさんの種類の金属製品があふれており、金属アレルギーの人は油断ができない。 歯の治療や管楽器を演奏したあとで、アレルギー症状が出る人もい…

危ない睡眠 気をつけて

10秒以上無呼吸、高血圧など併発 慢性的な不眠、糖尿病の前兆も 行動障害、認知症の初期か 日本人の5人に1人が睡眠の悩みを抱えているという。 不眠症や過眠症といった眠りに関する病気は約80種類もある。 なかには体からSOSのサインが出ているものもあ…

冷え症に効く生活改善

この季節、特につらい冷え症。私は大丈夫、と思っている人も要注意です。 冷えは生活習慣やストレスが影響するとみられ、誰にでも現れます。 体調不良の原因にもなります。 鍵を握るのは「血行」「食事」「筋肉」。 ■まずは外から温めよう 冷えは、誰にでも…

難病の「乾癬」

皮膚に慢性炎症、難病の「乾癬」 乾燥・風邪で悪化、冬場は要注意 皮膚に慢性の炎症が起こる難病の「乾癬(かんせん)」。 国内では中高年の男性を中心に約10万~20万人の患者がいるとされ、増加傾向にある。 根治は難しい病気だが、最近では重症患者向けに…

感染性腸炎(5)

ノロ対策 適切な手洗い 関西地方の特別養護老人ホームで2005年12月、80歳代の入所者の女性が就寝中に突然、嘔吐し始めた。 翌日の昼食時には、別の入所者2人も激しく嘔吐し、さらに職員の間にも広がっていった。 3日後には、発症者が10人に達し…

感染性腸炎(4)

生の鶏肉にも病原体 生の食肉は、腸管出血性大腸菌のほか、カンピロバクターの感染にも注意が必要だ。 カンピロバクターは鶏や牛などの腸内に生息している細菌だ。 解体処理の過程で汚染された生の鶏肉や牛レバーなどから感染する。 食中毒の原因病原体とし…

感染性腸炎(3)

店任せだった生肉提供 富山県の焼き肉チェーンで2011年に発生した腸管出血性大腸菌(O(オー)111)による食中毒事件で、菌のベロ毒素による溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した患者は32人、全体の17・6%に上る。 従来、腸管出血性大腸菌の…

感染性腸炎(2)

毒素で脳症や呼吸困難も 焼き肉店でユッケを食べ、腸管出血性大腸菌(O(オー)111)に感染して2011年4月、緊急入院した富山県の女性(16)は、血尿が出て、腎臓の機能の低下もみられるようになった。 赤血球が減り、血小板の数も健康な人の基準値…

感染性腸炎(1)

激しい下痢 O111抗体検出 富山県内の女性(16)は、2011年4月、経験したことのない激しい腹痛と下痢に襲われた。 「最初は原因もわからず、どこかで悪いものを食べたんだろうと、軽く考えていました」と話す父(46)。 だが症状は翌日になって…

不眠ストレス緊張撃退

不眠ストレス緊張撃退 1日15分!脳の簡単トレ 誰もが日常生活で抱く感情「不安」。 時に巨大化し、自分でコントロールできないほど強い不安感に長期間悩まされたり、不眠や動悸などの身体症状を引き起こしたりする、いわゆる「不安病」へと姿を変えて私たち…

胃ろう造設安全に

開腹せず胃壁固定具 病気やけがで自力では食事ができない患者の腹部に穴を開け、胃に通じるカテーテルを挿入して水分や栄養を送る「胃ろう造設」。 三重県松阪市上川町のふなだ外科内科クリニック院長の鮒田昌貴さん(57)が開発した胃壁固定具は、胃ろう…

アレルギー体質、鼻呼吸で改善

花粉症に強い体に 鼻孔の粘膜や繊毛、細菌を除去 鼻ではなく口で呼吸している人は意外に多い。 口呼吸だと、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、アトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症などのアレルギー疾患を悪化させると専門家は警告する。 「花粉症シーズン…

C型肝炎 3剤で治療 新薬と従来薬併用 ウイルス排除比率高く 副作用には注意 貧血や他薬飲み合わせ

国内に約200万人の感染者がいるとみられるC型肝炎。 慢性化すると肝硬変や肝臓がんに進むこともある恐ろしい病気だ。 2011年11月に新しい薬が発売され、従来の薬では効きにくかった患者でも治療効果が期待できるようになった。 治療期間が短縮できるなどの…

3大死因いずれも増加

3大死因いずれも増加,順位は変わらず 2011年人口動態推計 厚生労働省は,1月1日に2011年人口動態の推計を発表した。 厚労省によると,3大死因順位は悪性新生物,心疾患,脳血管疾患と, 2010年と変わらなかったが,2010年に比べていずれも死亡数の増加が推…

突然の息苦しさに襲われたら

突然の息苦しさに襲われたら パニック障害に注意 突然の息苦しさに襲われ、手足のしびれや意識障害を起こすこともある過換気症候群。 本人は命の危険を感じるほどの発作に見舞われるものの、単なる過呼吸の場合はきちんと対処すれば回復に向かう。 しかし、…

C型肝炎の新薬… 難治性の7割に効果

C型肝炎の新しい治療薬が9月に承認され、近く発売される。 難治性の患者が対象で、従来薬と併用し、治療期間は短くなる。 副作用も強いことから、専門医のいる医療機関で処方される。(加納昭彦) 従来薬と併用 ◎ 強い副作用注意 C型肝炎はウイルス感染に…

子宮のコブの大誤解

明けましておめでとうございます。 きょうは、2011.11.30のNHK総合テレビ「ためしてガッテン」の放送の紹介です。 子宮筋腫は成人女性の20~30%が持っていると言われており、特に珍しい病気ではありません。 主に30~40歳代の女性に見つかり、筋腫の大きさや…