消化器科

食欲不振

その食欲不振、病気のせいかも 心の不調が原因の場合も 好物を目の前にしても食欲がわかない、近ごろ食が細くなったと悩む人がいる。 食欲不振の原因はさまざまで、心身が疲れていたり、病気が隠れていたりする。 原因を突き止め、障害を取り除くことができ…

危険性高い大腸ポリープ

危険性高い大腸ポリープ 大腸がんは肉食、肥満、糖尿病、運動不足などが原因となる「欧米型」のがんの代表だ。 多くは、大腸粘膜の細胞からポリープ(腺腫)と呼ばれる良性の腫瘍が発生し、その一部ががん化して増大したものだ。 ただ、一部の大腸がんでは、…

善玉菌増やし免疫アップ

善玉菌増やし免疫アップ 腸内環境整え夏バテ撃退 乳酸菌で活性化 / ストレスも大敵 暑い日が続くと、食欲不振や気力減退に悩まされる人が増える。 体調管理には腸内にある細菌群のバランスが関係する。 体に負担をかける悪玉菌を減らし、健康に役立つ善玉菌を増…

ピロリ菌 除菌後も油断禁物

ピロリ菌 除菌後も油断禁物 胃がんの原因のほとんどがピロリ菌の感染だ。 世界保健機関(WHO)もピロリ菌をたばこやアスベストと並んで、「確実な発がん因子」と認定している。ピロリ菌に感染している人が、塩分の多い食事や喫煙を続けると、胃がんのリスク…

潰瘍性大腸炎、新薬で症状改善

潰瘍性大腸炎、新薬で症状改善 重症患者にも効果、治療の選択肢増 腸に炎症が起こる難病の潰瘍性大腸炎の新しい治療薬が、相次いで登場している。 以前は下痢や腹痛などに長く苦しむ患者も多かったが、治療を続けることで、日常生活に支障がないように症状を…

過敏性腸症候群 突然の腹痛や下痢どう防ぐ

突然の腹痛や下痢どう防ぐ ストレス緩める生活習慣を 緊張感を抱える受験生に限らず、商談や面接など大事な場面に腹痛や下痢を起こす過敏性腸症候群に悩む人は多い。 原因はストレス。 予防法や治療法、とっさの対処法を知っておこう。 ストレスがかかるとお…

好酸球性消化管疾患

アレルギー 食道や胃腸にも のどの詰まりや胸焼け、国内でも症例 べ物や花粉によって食道や胃腸に炎症が起き、のどの詰まりや胸焼けにつながる「消化管アレルギー」の患者が、国内でも見つかるようになってきた。 ステロイドによる治療や、アレルギーの原因…

寝るとき 体の左側を下に

寝るとき 体の左側を下に 症状に応じて市販薬/何回も吐いたら受診を 不快症状を起こさないためにどうするか。 宴席の前に牛乳を飲んでおくと、胃粘膜の保護になるうえ、胃が消化の準備の活動を始めるきっかけになるので悪くない。 料理はよくかんで、ゆっく…

便秘の薬に新薬続々

便秘の薬に新薬続々、脱「江戸時代」 患者の事情に対応 日本人の6人に1人ほどが悩むともいわれる便秘。 治療薬は江戸時代からあまり変化がなく、患者の満足度は決して高くはなかった。 そんな中、ここ数年、新しい薬が登場し、選択肢が広がっている。 腎機能…

横隔膜を鍛える

梅雨時の心身不調 横隔膜を鍛えて乗り切る 逆腹式呼吸も取り入れて 胃腸の働き活発に 梅雨の時期はだるさや体のむくみといった不調が起きやすい。 この季節にお勧めしたいのが横隔膜を鍛える運動だ。呼吸が深くなって血行を促し、胃腸の活性化や気分の安定に…

初の便秘「診療ガイドライン」まとまる

便秘解消に前進? 初のガイドラインの気になる中身 トイレに行った後もすっきりしない、便がたまっておなかが痛くなる・・・。 便秘は若い女性だけでなく、60歳以上の中高年の男女が多く悩まされている症状だ。 「たかが便秘」と放置していると生活の質を落…

便秘に新薬ラッシュ

便秘に新薬ラッシュ 臨床試験で排便回数4倍超も 個人に合わせて「武器」使い分け 病院で処方できる便秘の新薬が相次いで登場している。 作用の仕方が新しく、従来の薬では改善しなかった頑固な便秘でも、治療できる可能性が高まってきた。 高齢化によって便…

胃食道逆流症 胸焼けなくし 快適生活

胃液の逆流 こう予防 胸焼けなくし 快適生活 高脂肪食控える / きついベルトもダメ 胃液や食べた物がこみ上げてきたり、胸や喉の違和感が続いたりしたら、「逆流性食道炎」を含めた胃食道逆流症かもしれない。原因は胃液などの頻繁な逆流。 食事の取り方を工夫し、…

酒の飲み過ぎご用心

20代、酒の飲み過ぎご用心 生ビール3杯目は黄信号 一緒に水を/ストレス解消に用いず 春から新社会人になる人は、お酒を飲む機会が何かと増える。 お酒に慣れていないと、飲酒のリスクをつい軽視しがち。 悪酔いを防ぐ飲み方と、お酒との適切な付き合い方を…

胸焼けがつらい「逆流性食道炎」

胸焼けがつらい「逆流性食道炎」、将来の食道がんの心配は? ピロリ菌の除菌が症状悪化の原因にも 胃酸がこみ上げる、胸がムカムカする、胸が焼けるようにジリジリする・・・こんな症状の原因となる病気に「逆流性食道炎」がある。 一般に「胸焼け」といわれ…

ピロリ菌の除菌

ピロリ菌の除菌 日本人の胃の病気はこの20年ほどで激変した。 胃の粘膜にいる細菌ヘリコバクター・ピロリの除菌が進んだためだ。 ピロリ菌は胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因とされる。 胃がんなどの原因とされる。 2000年から胃潰瘍や十二指腸…

便失禁

便失禁、相談してみて 適切な治療、半数は改善・完治 知らない間に便が漏れたりトイレに間に合わなかったりする便失禁。悩む人は500万人に上るといわれている。食事や排便の仕方を変えて薬をのめば、半数は症状が改善するか完治するが、治療を受けていな…

お通じ改善、生活習慣から

お通じ改善、生活習慣から 食事・水分の減少、運動不足など影響 排便の回数や量が減る「便秘」に悩む人は、高齢になるほど増える。 食事や水分、運動量が減るなど生活習慣の変化が影響するようだ。 食物繊維の多い食事を心がけると、よいという。 ただし、深…

C型肝炎の治療、副作用少ないのみ薬が中心に

C型肝炎の治療、副作用少ないのみ薬が中心に 推計感染者が国内に100万~150万人いるC型肝炎の治療が大きく変わった。 つらい副作用を伴うこともあった注射薬「インターフェロン」がほとんど使われなくなり、ウイルスを直接攻撃するのみ薬が中心に。 …

ピロリ菌検査で中学から胃がん予防

ピロリ菌検査、中学から 将来の胃がん予防へ続々 医療費抑制に自治体期待 水戸市、中2全員 将来の胃がん予防のため、中学生を対象にピロリ菌の感染検査を導入する自治体が増えてきた。 ピロリ菌は胃炎や胃がんを引き起こす原因になる。 抗生物質を使った除…

肝硬変、新薬でウイルス排除

肝硬変、新薬でウイルス排除 合併症には内視鏡活用 肝硬変は文字通り肝臓が硬くなり、機能が低下する病気だ。 悪化すれば、根本的な治療法は肝臓移植に限られる。 日本経済新聞社が実施した実力病院調査では、肝炎ウイルスや合併症に対する新薬や内視鏡によ…

ピロリ菌備え 中学から検査

ピロリ菌備え 中学から検査 自治体に導入広がる 将来の医療費抑制も期待 胃がんになるリスクが高まるとされる「ピロリ菌」を早いうちに除去しようと、中学生を対象に感染検査を導入する自治体が増えてきた。 ピロリ菌がもたらす悪影響に注目が集まり、国際機…

胃がん予防にピロリ菌除菌

胃がん予防にピロリ菌除菌 学会が「全感染者の除菌」推奨、「証拠不十分」の声も 胃に感染するヘリコバクター・ピロリ菌は、胃がんを引き起こす要因の一つとされる。 2009年、日本ヘリコバクター学会が、すべてのピロリ菌感染者に対して除菌を勧める指針を公…

早期胃がんを放置したら

早期胃がんを放置したらどうなるの? 日本におけるがんのうち、胃がんは長らく死亡率第一位だった。 現在は、男性では肺がんについで第二位、女性では大腸がん、肺がんについで第三位だ。 胃がん死が減った理由には、ピロリ菌感染割合の低下、治療法の進歩、…

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)

患者300万人? 非飲酒者の脂肪肝炎...高精度の簡易診断、初の全国検証へ お酒を飲まない人が発症する「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」を血液検査で確認する診断法の確立に向け、全国17病院が420人のNASH患者を対象にした検証に乗り出した…

おなかの張り・ガス

おなかの張り・ガス、抑えたい 糖質の種類で改善も 8時間絶食、腸内を掃除 ゴロゴロ寝で放出 「おなかが張って苦しい」「おならが多いうえ、においが気になる」など、おなかのガスの悩みはつきない。 ガスが増える原因と対処法は・・・。 腸内にたまるガス…

長引く便秘

長引く便秘 侮るなかれ 腸閉塞・大腸がんリスク 下剤使いすぎNG おなかが張ってつらい、痛みがある。便秘のそんな症状は、なかなか相談しにくい。 原因は腸管の動きの低下、トイレの我慢のしすぎ、ストレス、さらに大腸がんが隠れているなど様々だ。 市販…

慢性膵炎 膵石、衝撃波で破砕

膵石、衝撃波で破砕 慢性膵炎 石の完全消失は7割 腹や背中の痛みを繰り返し、膵臓の機能がゆっくりと落ちていく慢性膵炎は、完治が難しい病気だ。 患者の半分以上は膵臓内に膵石ができており、膵石を体の外から衝撃波を当てて砕く治療が広がっている。手術…

脂肪肝 がん化リスク

肥満じゃないのに…まさか私が脂肪肝!? がん化リスク・休肝日設けて 肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝を患う人が増えている。 アルコールの飲み過ぎや食べ過ぎによる肥満が原因とされる病気で、症状が進むと肝硬変から肝臓がんになる恐れもある。 効果的な治療薬…

健康維持に役立つ腸内細菌

1,000種類 健康維持に役立つ腸内細菌 腸内には、およそ1,000種類、1,00兆~1,000兆個の細菌がすんでいる。 栄養素を作り出したり免疫にかかわったりしてヒトの健康維持に役立っている。 腸内細菌が病気とかかわることもわかり、注目されている。 体にすみつ…