2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新型コロナ、再拡大を防ぐには

新型コロナ、再拡大を防ぐには マスクの着用 引き続き 飛沫拡散や接触感染を抑制 緊急事態宣言が解除されるなか、新型コロナウイルス感染症の再拡大を防ぐにはどうすればいいのか。 キーワードは「飛沫」だ。 ウイルスが水分などにくっついた小さな粒子で、…

お酒、飲み過ぎていませんか 

お酒、飲み過ぎていませんか 「時間」「量」決め、規則正しい生活を 新型コロナウイルスの影響で、外出自粛や在宅勤務が長期化している。 働き方や生活時間の変化によるストレスで、お酒の量が増えている人も少なくない。 専門機関はアルコール依存に注意を…

胸の痛み、激しい・広範囲ならすぐ受診

胸の痛み、激しい・広範囲ならすぐ受診 肩や喉も注意 胸に痛みを感じた経験がある人は多いのではないだろうか。 胸痛の原因は様々あり、なかには心筋梗塞や大動脈解離など、すぐさま治療を受けなければ命に関わるものもある。 痛みに正しく対処したい。 忙し…

非アルコール性脂肪肝 過剰飲酒なくてもリスク

脂肪肝、過剰飲酒なくてもリスク 最新検査で早期発見 アルコールをあまり飲まなくても生活習慣や肥満などによって発症する非アルコール性脂肪肝。患者は国内で推定1千万人に達し、「21世紀の国民病」ともいわれる。 肝硬変や肝臓がんに進行する前に早期発見…

マスク、熱中症のリスクにも

「全人類が経験ない夏」へ マスク、熱中症のリスクにも 全国各地で本格的に夏日を記録し始めるこの時期から、気をつけたいのが熱中症。 新型コロナウイルス対策によるマスク着用や自宅で過ごす「巣ごもり」が、そのリスクを高める可能性もある。 熱中症患者…

新型コロナ、がん患者の不安

新型コロナ、がん患者の不安 新型コロナウイルスの感染が広がり、がん患者や経験者らの不安が増している。 発熱などの症状が出たときの受診に迷いが生じる一方、検査や治療の延期といった影響が出ている地域もある。 対面の相談が難しくなる中、専門家や患者…

糖尿病薬「SGLT2阻害薬」広がる効果 合併症を予防

糖尿病薬「SGLT2阻害薬」広がる効果 合併症を予防 糖尿病の薬「SGLT2阻害薬」を使った大規模な臨床試験で、心血管疾患や腎障害といった合併症の予防に効果があるとする結果が出ている。 糖尿病ではない心不全の患者の治療薬となる可能性もあり、注目されてい…

病原体の検査方法

PCR・抗体・・・ 4種類ある病原体の検査方法、違いは? 新型コロナウイルスに感染しているかを調べるPCR検査や、感染歴がわかる抗体検査という言葉を耳にするようになった。 検査にはどんな種類があり、どうして目に見えないほど小さな病原体の感染がわかる…

眼内レンズ 近視矯正、手術の安全性高く

眼内レンズ、若者に浸透 近視矯正、手術の安全性高く 強い近視を矯正する治療法の一つとして、レンズを目の中に入れる眼内コンタクトレンズ(ICL)が若い世代を中心に浸透してきた。 ICL;Implantable Contact Lens 手術で一度入れたら取り外す必要がないの…

高い尿酸値は早めに対処

高い尿酸値は早めに対処 適正体重・カロリー保つ 健康診断などで尿酸値が高いと指摘される人が少なくない。 つい見過ごしてしまいがちだが、数値が高いままだと痛風や糖尿病など生活習慣病につながりかねない。 適正な範囲を知って、早めに対処したい。 尿酸…

「ECMO」とは

(新型コロナ)重症者治療、「ECMO」とは 国内に1400台、医師の塾練度も重要 新型コロナウイルスで肺炎になった重症患者を治療するうえで最後のとりでになるのが、体外式膜型人工肺(ECMO)だ。 日本には約1400台あり、世界的にも断トツに多い。 ただし、扱…

川崎病に似た症状の子102人、NY州 コロナと関連は

川崎病に似た症状の子102人、NY州 コロナと関連は ・米国NY州のクオモ知事は(2020年5月)13日、州内で102人の子どもが、発熱や発疹が続く原因不明の難病「川崎病」と似た症状を起こしたと明らかにした。 ・このうち7割は集中治療室(ICU)に入ることが必要…

動き出したがんゲノム医療

動き出したがんゲノム医療 個人データはだれのもの? 今年から、がん患者のがん組織の遺伝子を調べて診断や治療法の選択に生かす「がんゲノム医療」が動き出した。 保険診療の対象になる患者はかなり限られるとみられるが、10年後、20年後を見通せば、日本人…

新型コロナに抗原検査も活用

新型コロナウイルス 抗原検査承認へ PCRと併用で検査数増加 新型コロナウイルスに感染しているかどうかを短時間で調べられる「抗原検査」について、厚労省は確定診断に使う方針を固めた。 PCR検査と併用する考えで、検査件数の増加につながる可能性がある。…

一つの病で各部に炎症・しこり

一つの病で各部に炎症・しこり IgG4関連疾患を知る 免疫に異常 がんと識別を 目の涙腺や唾液腺、膵臓、肝臓、腎臓など体のあちこちに炎症が起きてしこりができる「IgG4関連疾患」は、21世紀に入り日本が中心になり概念が確立された難病だ。 それぞれ別の病気…

新型コロナウイルス 検査を短期化 研究開発進む

検査を短期化 研究開発進む 新型コロナウイルス感染の有無を知るためのウイルス検査は主に2種類ある。PCR検査と抗体検査だ。 遺伝子やウイルスに関連したたんぱく質が働く仕組みを活用する。 検査結果は診断や治療の方針を決めるための大切な手掛かりになる…

新型コロナに抗原検査も活用ワクチン、いつできる? 

ワクチン、いつできる? 新型コロナ、新技術で開発期間を短縮 「時期は見通しにくい」 新型コロナウイルスの対策として、治療に使う薬とともに期待が集まるのが、予防用のワクチンだ。 新たな技術も使い、国内外の製薬会社や研究機関が開発に乗り出している…

新型コロナウイルス 感染症との闘い 過去にも

感染症との闘い 過去にも 人類は感染症との闘いを繰り返してきた。1918年に世界各地で流行したインフルエンザは「スペイン風邪」と呼ばれた。日本でも2000万人以上が感染し、数十万人が死亡した。世界では約5000万人が犠牲になったともいわれている。 スペイ…

新型コロナウイルス SARSと類似点 

SARSと類似点 新型コロナウイルスの特徴が遺伝情報の解析結果などから少しずつ明らかになってきた。 2002~03年に流行したSARSによく似ている。 1月、中国の研究者が新型コロナウイルスを解析し遺伝子配列の情報を公開した。 最初は、SARSの原因ウイルスとよ…

新型コロナウイルス 遺伝情報 治療薬の手掛かり

ウイルスの正体 少しずつ 遺伝情報 治療薬の手掛かり 新型コロナウイルスが猛威を振るい続けている。 各国の懸命の努力にもかかわらず感染拡大が止まらず、世界保健機関(WHO)は3月11日に「パンデミック(世界的流行)」を宣言した。 感染当初は症状が現れ…

多焦点眼内レンズ

人工眼内レンズ 遠・中・近にピント 白内障 進化する治療 手術でメガネ不要の生活 レンズの働きをする目の水晶体が加齢などで濁って見えにくくなる白内障。手術で水晶体を除去して眼内レンズを埋め込むのが主な治療法だ。 従来の単焦点や2焦点の眼内レンズに…

新型コロナ治療の最前線

医療最前線、伝えたいことは (国立国際医療研究センター・ 忽那(くつな)賢志医師) 感染の拡大が止まらない新型コロナウイルス。 普通のかぜと見分けがなかなかつかないが、どんな時に感染を疑えばよいのか。 緊急事態宣言がでて外出自粛が呼びかけられて…

徐々に悪化 肺非結核性抗酸菌症

治りにくい咳、中高年で急増 結核菌に似た細菌が引き起こす肺の感染症が中高年の女性を中心に急増している。 増加の理由はわかっていないが、1年間に新たに診断される患者の割合は肺結核をしのぐ勢いという。 結核のように人から人へはうつらないものの、長…