2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
知っておくべき7カ条 多くのがん患者が「まさか自分が」と言うが、ぼうこうがんに罹患した私もその1人だ。 34年間もがん医療に携わってきた専門医の私ですらそうなのだから、私たちは自分ががんになるといった意識は持たないように「プログラム」されている…
シニア世代の筋トレ 今こそ、筋肉を鍛えて強く 「テレビのリモコンを取るために立ち上がるのが面倒」「一つ上の階でもエレベーターで移動」。 運動せずにいると、体を動かすことが億劫になりがちだ。 そんな時は、筋トレの出番かもしれない。 「はい、いきま…
増える百寿者 人の限界寿命はいくつ? 高齢化で、100歳以上のお年寄り「百寿者(センテナリアン)」の数が増えている。 健康調査や遺伝学的解析から、何が分かってきているのだろうか。 国内の百寿者は、統計を取り始めた1963年は153人だったが、介護保険…
航空機で飲酒、酔いやすい? 乾燥で血栓も・・・多めに水を飲む 原因は低酸素、酒量は半分に 「機内で酒を飲むと酔いやすい」といわれる。 実は血液の酸素濃度と深い関係があるという。 結論から言うと、飛行機での飲酒は控えた方が無難だ。 酒好きには酷な話…
肺がん、進む個別化医療 遺伝子の変異調べ、適切な薬選定 効果的にがんの薬物治療をするため、患者の遺伝子の変異をあらかじめ調べて、その人にあった薬を選ぶ「個別化医療」が進んでいる。 特に肺がんでは変異した遺伝子の働きを抑える分子標的治療薬が相次…
薬飲む前に生活習慣を改善 高血圧は心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす生活習慣病で国内の患者数は4300万人と推計されてい。 英医学誌で10月に衝撃的な論文が掲載された。 アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬というタイプの血圧を下げる薬を服用すると、…
夏のせき、カビが原因かも エアコン・水回り清潔に 浴室50度の湯で流す/せき続くなら受診を 梅雨にはカビの発生が多くなる。 知らぬ間に体内に入り込んだカビが、病気を引き起こす場合がある。 症状は夏風邪に似ていても、実はカビが原因という病気も。 注…
結核、早期発見へ正しい知識を 昨年の新規発症患者2割、受診まで2カ月超 かつて国民病だった結核の患者数は、戦後、減ってきたが、近年、結核への意識が薄れたことによる発見の遅れや、高齢者の発病増加、来日する外国人の新規発病など新たな問題が起きて…
眠気、その正体に迫る 「ししおどし」の原理、脳のリン酸化が関係? 逃れようもなく襲いかかってくる「眠気」。 誰もが経験するが、その正体はまだよくわかっていない。 しかし最近、日本の研究チームによって解き明かされつつある。 脳を持つ動物で眠らない…
長旅では座って体を動かす 「ちょい運動」で血流促進 連休中に飛行機や電車で旅行を楽しむ一方、長時間の移動に疲れた人も多いだろう。 立つことが難しい乗り物の中でも、座ってできる運動で効果的に体を守ることができる。 座りっぱなしの状態が長時間続く…
「五月病」、生活リズムで予防 起床時間、土日も一定に 「GW明けから気だるさが続いている」・・・。 そんな人も多いのではないだろうか。 「五月病」という言葉がある通り、この時期は疲れが出やすい。 体調を崩した人に症状がいつから出ているかを聞くと、…
食物アレルギー、運動で発症恐れ 東京都内の中学2年の男子生徒(13)は小学校の時に2度、体調の急変に見舞われた。 最初は5年生だった。 サッカー大会前の2017年1月、放課後に自宅に戻って菓子パンをほおばり、自転車で校庭に戻った。 練習を始めて30分ほど…
ヘルスリテラシー からだや病気のことについて、ネットや本で調べたことがある人は多いのではないだろうか。 このように健康や医療に関する情報を入手、理解、評価、活用するための能力を「ヘルスリテラシー」という。 実は日本人のヘルスリテラシーは低いと…
スマートミール認証始まる 健康な外食・中食の条件とは 毎日、外食や弁当を買って食べているという人も多い現代。 栄養バランスのとれた食事を、禁煙など健康的な環境で食べられるよう、条件の整った店を認証する「スマートミール制度」がスタートした。 201…
耳鳴り、実は病気かも メニエール病や脳疾患も まず受診、原因突き止めて 耳鳴りに悩む人は多い。 長年原因不明といわれてきたが、近年になって発生や悪化のメカニズムがわかってきた。 突発性難聴やメニエール病などが原因になっているケースもある。 発生…
ピロリ菌 除菌後も油断禁物 胃がんの原因のほとんどがピロリ菌の感染だ。 世界保健機関(WHO)もピロリ菌をたばこやアスベストと並んで、「確実な発がん因子」と認定している。ピロリ菌に感染している人が、塩分の多い食事や喫煙を続けると、胃がんのリスク…
動きながら計算 / 同時に複数動作 運動×脳トレ認知症予防 失敗が良い刺激 楽しさも魅力 運動に「脳トレ」を組み合わせたエクササイズがシニア世代の人気を集めている。 体を動かしつつ計算したり、2つ以上の単純な動作を同時に行ったりして、認知機能低下の…
うつ病診断 科学データで 血液検査や表情のAI解析 より良い治療法探る うつ病などの気分障害は毎年100万人前後が発症するが、精神の状態を正確に診断するのは難しい。 薬を服用しても効果がよくわからない場合もあるという。 改善へ向けて最新の研究成果や診…
百日ぜき、乳児は重症化注意 家族はワクチン追加接種を 2~3カ月間せきが続く「百日ぜき」。 昨年から始まった患者の全数報告の結果、小中学生に患者が多く、大人にも感染者がいることが明らかになった。 乳児はかかると重症化しやすい。 兄や姉、親など周…
強直性脊椎炎 新薬に期待 骨が固まる難病、背中や腰に痛み 抗炎症で効果、治療法に幅 「強直性脊椎炎」は、進行すると前かがみのままの姿勢になってしまう原因不明の難病だ。 背中や腰に痛みが続き、患者の9割近くが40歳未満で発症している。 最近では新しい…
こむら返り 足を伸ばす7つの動作で予防 反動つけず、力まず伸ばして 夏は、実は足がつりやすい季節でもある。 エアコンによる冷えや運動不足による血行不良に陥りがちなうえ、発汗でミネラルを放出しやすいのが原因だ。 足の筋肉をこまめに伸ばして予防しよ…