2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

介護サービスの利用

介護サービス、積極的に活用したい? 昔より長寿になったことは、本来なら喜ばしいことのはずだが、素直に喜べないのは、この国の福祉の未来に不安があるからだ。 老後の心配のひとつは介護だ。 しかし、介護問題は直面しないと、なかなかリアルに考えられな…

リビングウィル

「リビングウィル」 終末期に望む治療、書面で準備 病院など作成後押し 不治の傷病で死が迫ったときにどのような治療を受けたいか・・・。 判断能力が保たれている間に自分の希望を書くなどした「リビングウィル」があれば、家族らが患者の意思を巡って悩ん…

一人ひとりに合わせて 遺伝子を解析「適剤適処」

がん治療新時代(下)一人ひとりに合わせて 遺伝子を解析「適剤適処」 静岡県立静岡がんセンターの一室。 パソコンのモニター画面に「A」「G」「C」「T」の文字が色分けされて表示された。 がん患者の遺伝情報を解析した結果だ。 効き目に違い 患者の協…

画期的な新薬 免疫活用、日本で産声

がん治療新時代(上) 画期的な新薬 免疫活用、日本で産声 がんの治療が大きく変わろうとしている。 日本人研究者の成果から画期的な新薬が誕生。 膨大な患者の遺伝情報を解析して最適な治療法を探す試みも進む。 副作用に耐えながら治療を進める患者の姿は…

オプジーボ

新薬、期待しすぎは禁物 肺がん治療「オプジーボ」 国内のがんで年間死亡者が最も多い肺がんの新しいタイプの薬として、昨年(2015年)12月に承認、公的医療保険が適用された「オプジーボ」(一般名ニボルマブ)。 臨床試験(治験)では高い治療効果が…

スギ花粉に舌下免疫療法

花粉に慣れて、かゆみサラバ 「スギ」に舌下免疫療法 7~8割効果、薬不要の人も 今年もスギ花粉症のシーズン本番が近づいてきた。 日本人の4人に1人は鼻水や目のかゆみに悩まされているともいわれる。 その根本的な治療になりうると期待されるのが「舌下…

がん患者に「第二の我が家」

がん患者に「第二の我が家」 NPO、ケア施設を開設 心配事、看護師らに相談 自分や家族ががんになったら・・・。 2人に1人ががんにかかるといわれる今、こうした悩みが身近になっている。 治癒率の向上や入院日数の短縮でがんを抱えながら家庭や職場で過…

がん投薬治療、遺伝子で選ぶ

がん投薬治療、遺伝子で選ぶ 変異突き止め「適剤適処」 がんは遺伝子で治療法を選択する時代に入った。 同じ臓器のがんでも原因となる遺伝子の違いによって、薬の効果や副作用が異なる。 次世代シーケンサーと呼ぶ解析装置を使い、患者のがん遺伝子の変異を…

がん10年後の生存率58%

がん10年後の生存率58% 5年後は69%に上昇 医療進歩と早期発見 国立がん研究センターは、2000~03年にがんと診断された人の10年後の生存率は58・5%だったと16日付で発表した。 10年生存率の算出は昨年に続き2回目で、0・3ポイン…

今年から市販OTC薬も年1.2万円超で控除対象

今年から市販OTC薬も年1.2万円超で控除対象に 近所のドラッグストアで風邪薬を購入したら、友人が「額がそんなに多くなくても医療費控除できるようになったから、レシートはとっておいた方がいいよ」とアドバイスしてくれました。 医療費控除の仕組みが変わ…

その薬・検査は必要?

その薬・検査は必要? 米「賢い選択」運動、日本でも 医師らに意識改革求める 不必要な医療行為をなくそうと、「Choosing Wisely(賢い選択)」と呼ばれる米国の医療界発の取り組みが日本で始まった。 不必要な投薬や検査が横行すれば、弊害を及ぼすこともあ…

風邪、薬に頼りすぎず

風邪、薬に頼りすぎず 抗菌薬もウイルスには効果なく うがいや手洗いなどで気をつけていても風邪をひくことはある。 風邪をひいたら無理せずゆっくり休養をとるのが基本。 とはいえ、受験生や社会人はそうもいかない。 そんなときに市販の風邪薬を飲むことは…

チョコの健康効果

チョコの健康効果 心血管疾患から腸内フローラまで幅広い効果、ただし食べ過ぎには注意 多くの人が大好きなチョコレートだが、昔は「虫歯になりやすい」「ダイエットの敵」などと健康面ではネガティブなイメージがあった。 しかし、ここ数年、チョコレートの…

風邪をひきやすいのは睡眠中

風邪をひきやすいのは免疫力が下がる睡眠中 寝室の加湿かマスク着用は必須! 浅い眠りに要注意 仕事やプライベートの時間をやりくりするために、真っ先に削ってしまうのが「睡眠」。 また年齢とともに、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったりする人も多…

病気リスク、職業で差

病気リスク、職業で差 集団健診データ解析 メタボ、事務仕事に注意 歯周病、運輸・通信目立つ 集団健診のデータ解析から、職業によって病気のかかりやすさに違いがあることが明らかになってきた。 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)はサービス業で…

「見つかりにくい」大腸がん

「見つかりにくい」大腸がん・・・こんな症状には注意 治りやすいが、見つかりにくい・・・。 この30年で患者が5倍に増え、最も多いがんになりつつある大腸がん。「ステージ3」と呼ばれる段階でも80%は治る一方で、初期段階では特有の症状がない。 大…

「拡大治験」

「拡大治験」まだ少数 制度開始1年 命にかかわる重い病気の患者に、承認されていない薬を人道的に使えるようにした「拡大治験」という制度が始まって1年。 患者の安全確保などのために厳格な手続きが必要で、対象になった薬は今のところ少数だ。 ■安全確保…

更年期になったら「高血圧」に注意

低血圧だったのに・・・更年期でリスク急増「高血圧」 血管をしなやかに保ち、脂質代謝を整えるなどして病気から女性の体を守ってくれていた女性ホルモン。 それが激減する更年期以降は、血管・血管に関連する病気が急増する。 ホルモンが乱高下する更年期か…

納豆と循環器疾患の死亡リスク

納豆、週1パック 循環器疾患の死亡リスク下がる? 日本の伝統食の1つである納豆を定期的に食べる人は、ほとんど食べない人に比べて循環器疾患で死亡するリスクが25%低いことが、約3万人の日本人を16年間追跡した研究で明らかになった。 納豆を含むさまざ…

進行肺がん、新薬続々

進行肺がん、新薬続々 分子標的薬や免疫薬 5年生存率の改善に期待 肺がんは日本人のがんの中で、最も死亡数が多いがんだ。 年間11万人以上が発症し、7万人以上が死亡する。かつては、ほかの臓器に転移したり再発したりすると、治療の選択肢がほとんどなか…

高齢者の栄養

高齢者こそしっかり栄養 粗食は筋力低下、認知症の恐れ 食事の回数増やし、肉も魚も 高齢者で必要な栄養を摂取できていない「低栄養」の人が増えている。 低栄養が進むと、筋肉、骨の衰えや免疫力の低下、さらに認知症をも招きかねない。 かむ力や消化機能が…

変異ノロウイルス

変異ノロウイルス猛威 感染性腸炎、最大級の流行 免疫たんぱく質働かず ■治療薬・ワクチンなし ノロウイルスが今冬、猛威を振るっている。 国立感染症研究所の調査によると、同ウイルスなどによる感染性胃腸炎は、昨年12月までをみると最大級の流行だ。 ノロ…

帯状疱疹

帯状疱疹は飲み薬できれいに治せる 急な痛み、赤いブツブツ・・・「発疹が出て3日以内に受診」が決め手 痛い! 赤い発疹も出てきた…。 疲労やストレスで免疫力が低下した体を容赦なく襲う病気、それが「帯状疱疹」だ。 女性に多く、3人に1人がかかるといわれ…