2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鼓膜の再生、薬+スポンジで 切開不要

鼓膜の再生、薬+スポンジで 耳の切開不要、聴力の改善に効果 2019年から公的保険適用に 中耳炎や外傷などによって耳の鼓膜に穴があいてしまった場合に、鼓膜の細胞を再生させて穴をふさぐ方法が広がってきている。 日帰りの外来ですみ、聴力の改善が望める…

新型コロナ 薬がよく効くのは発症後2日程度

薬がよく効くのは 発症後2日程度 数理モデルで解析 新型コロナウイルス感染症を発症後、薬がよく効く期間は2日程度で、類似ウイルスのSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)より大幅に短いことが九州大や米インディアナ大などの研究でわか…

イヤホンの使いすぎで外耳炎に

イヤホンの使いすぎで外耳炎に 耳掃除も注意 外耳炎でかゆみ・痛み 耳掃除に注意 / 皮膚への刺激避けて 耳の穴の皮膚が傷つき、炎症を起こす「外耳炎(外耳道炎)」。 耳掃除が原因になりやすいが、最近ではイヤホンの使いすぎで発症するケースも多いという…

ゲノム医療、認知症にも

ゲノム医療、認知症にも 病気の特定・発症予測に 治療薬探しに活用も 一人ひとりの遺伝情報を調べて治療につなげる「ゲノム医療」が、認知症の多くを占めるアルツハイマー病にも広がりつつある。 がんでは原因遺伝子を見極めて有効な薬などを探すのに対し、…

目の水晶体はなぜ透明? 

目の水晶体はなぜ透明? オートファジーとは別のメカニズム解明 目の水晶体(レンズ)がうまく光を通すには、水晶体細胞の中の核や小胞体などの小器官が全て分解されて透明でなければならない。長年謎だったその仕組みを解明したと、東京大のチームが14日付…

ワクチン、変異型への対応急ぐ 

ワクチン、変異型への対応急ぐ 「南ア型」世界が危惧 新型コロナウイルスの感染拡大の抑制に向けて、変異型の対応が焦点になってきた。 変異により現在接種が始まったワクチンの効果が弱まる可能性があるからだ。緊急事態宣言を延長する日本も変異型への警戒…

医薬品開発は「RNA時代」

医薬品開発は「RNA時代」 新型コロナウイルスが猛威を振るい、「RNA」という遺伝情報が一気に注目されるようになった。地球上の生命体の起源をRNAとする仮説「RNAワールド」を強く信奉する鈴木勉東京大教授(化学生命工学)は、医薬品開発はコロナのワクチン…

国産ワクチン、なぜ遅い

国産ワクチン、なぜ遅い 製造経験なく治験長期化 新型コロナ 新型コロナウイルスに対するワクチンの高齢者への接種が12日、始まる。使われるのは海外製で、日本メーカーも開発に着手はしているものの、実用化のめどはたっていない。国産ワクチンは、なぜこ…

新型コロナワクチン 利点やリスク、総合的に判断を

新型コロナワクチン 利点やリスク、総合的に判断を 新型コロナワクチンの高齢者への接種が始まった。 以下は、日本ワクチン学会理事長の岡田賢司・福岡看護大教授による有効性、副反応などについての解説。 ――日本で接種される予定のワクチンについて教えて…

在宅の長時間仕事で眼精疲労

在宅の長時間仕事で眼精疲労 合わない眼鏡にも注意 ワープロやパソコンの出現で画面を見続けるビジネスパーソンが増えたころ、「テクノストレス眼症」と呼ばれる目の不調が指摘されるようになった。 最近はスマートフォンの普及で「スマホ老眼」など目のトラ…

昼寝のコツ

昼寝のコツ 午後早くの短い眠りで効率アップ 昼食後、職場や学校でうたた寝をしてしまった経験はありませんか。昼寝のコツを探りました。 厚労省は2014年に公表した「健康づくりのための睡眠指針」で、「午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝」を推奨している…

がん治療技術がワクチンにも

がん治療技術がワクチンにも 新型コロナウイルス感染症のファイザー社のワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)医薬品の第一号だ。 mRNAは核のなかのDNAから遺伝情報の一部を転写して作られるもので、これをもとにアミノ酸が連結されてたんぱく質が合成され…

頭のかゆみ、ヘアケアが原因?

頭のかゆみ、ヘアケアが原因? アレルギーに注意 仕事で徹夜が続いたり、風邪で2~3日入浴できなかったりしたときなどに、ひどく頭がかゆくて困った経験は誰にでもあることだろう。 しかし、仕事の集中力を損ねるほどのかゆみが頻繁にあるなら注意が必要。 …

手・指のしびれは早めに受診

手・指のしびれは早めに受診 放置長いと回復しづらく 手や指のしびれに悩む人は意外と多い。脳梗塞を除けば命にかかわるようなことは少ないが、症状が進むと字を書くことや箸を使うことが難しくなってQOL(生活の質)が落ちてしまう。 早めに受診しよう。 中…

アストラゼネカ製ワクチンと血栓

血栓「まれな副反応」 アストラゼネカ製にEU専門機関 英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチン接種後に血栓が生じる事例について、欧州連合(EU)の専門機関、欧州医薬品庁(EMA)は7日、「きわめてまれだ」としつつも、ワクチン接種の副反応だとの判…

骨粗しょう症は早めに予防

骨粗しょう症は早めに予防 生活習慣病で男性も発症 骨がもろくなって骨折しやすくなる骨粗しょう症。閉経期以降の女性に多い病気だが、男性も決して油断はできない。 生活習慣病が原因で発症する場合もあるからだ。男女を問わず、早めの予防を心がけよう。 …

窓開け・エアコン 車内の飛沫に効果

窓開け・エアコン 車内の飛沫に効果 富岳で計算 マスクも推奨 車内の新型コロナウイルス対策をどうするか。 理化学研究所などのチームはバスやタクシー、救急車内で、しぶき(飛沫)がどう広がるか、スーパーコンピューター「富岳」で計算した。 エアコンや…

夜間頻尿 睡眠不足や転倒リスク

夜間頻尿 睡眠不足や転倒リスク、「日誌」で原因特定 夜中に何度もトイレに起きてしまう夜間頻尿。 高齢になると症状が出やすいが、「年だからしょうがない」と放置すると、眠気に悩まされて生活の質が低下するだけでなく、廊下などで転倒するリスクも高まる…

突然においを感じない、原因は 

突然においを感じない、原因は 神経細胞に異常か、数カ月続く人も 鼻づまりはないのに、突然においが分からなくなることが、新型コロナウイルス感染の初期症状として注目されている。 なぜ、そのような症状が起きるのか。 風邪をひいた人が、鼻づまりが治っ…

コロナワクチン治療薬 なぜワクチンより難航?

なぜワクチンより難航? 病態、複雑に変化 症状ごとに対応 治療薬開発が遅れてきたのは有効性の評価が難しいためだ。 ワクチンの場合はワクチンを接種した人が感染した割合を統計学的に評価することができる。 しかし治療薬は、発熱やせきなど症状の改善、入…

コロナ後遺症 低い認知度

コロナ後遺症 低い認知度 休職や退職 診断書拒否も、多様な症状「相談窓口を」 新型コロナウイルスの後遺症とみられる症状に苦しむ人が増えている。 医療機関で専門外来を設置する動きも出てきたがまだ少数で、診断書がもらえずに解雇につながったケースもあ…

コロナ治療薬、年内にも 

コロナ治療薬、年内にも 米メルクなど治験終盤に 開発競争、世界で加速 新型コロナウイルスの新型治療薬が年内にも登場する見通しが強まっている。 米メルクやスイスのノバルティスが開発競争をリードし、ワクチンで先行した米ファイザーも経口投与型の新薬…

コロナワクチン 安心して接種受けるには

コロナワクチン 安心して接種受けるには 新型コロナウイルスのワクチン接種が、国内でも医療従事者から始まっている。 重いアレルギー反応や注射後の痛みなどを懸念する声もあるが、より心配な副反応として、注射時のストレスで失神してしまう「血管迷走神経…

リンパ漏 負担少なく治療

リンパ漏 負担少なく治療 カテーテルを使用、開胸せず 日帰りも可能 ほぼ確実に完治 手術などがきっかけで、リンパ管のなかを流れるリンパ液が体外へ漏れ出てしまう「リンパ漏」という病気がある。 日常生活で困るものの、放置したり、病院でも尿漏れなどと…

運動不足 自宅で「筋活」

運動不足 自宅で「筋活」、代謝上げよう 外出の自粛で、体を動かす機会が減ったと感じる人も多いはず。 現役世代も筋力低下や生活習慣病に気をつけるべき、と専門家は警鐘を鳴らす。 自宅でできる運動や長続きのコツはあるだろうか。 太もも・腹筋強化、週2…

脂肪肝炎、運動・食事で治す

脂肪肝炎、運動・食事で治す アルコールの飲み過ぎがなくても肝炎を起こす非アルコール性脂肪肝炎(NASH)。 患者数は200万人とされ、生活習慣が乱れている人は誰でもリスクがある。 放置すると肝臓がんや肝硬変につながるだけに早期の体質改善が必要だ。 朝…