2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アトピー新薬

アトピー新薬、重症改善に光 日本では来年にも承認 「デュピルマブ」投与 4割で症状ほぼ消失 若年層を中心に患者の多いアトピー性皮膚炎。 その3割を占める比較的症状の重い患者に効果の期待される新薬が、国内で来年にも登場しようとしている。先行する米国…

欧米型の食事でも死亡リスク低減

欧米型の食事でも死亡リスク低減 海外に比べ肉・塩分少なく 国立国際医療研究センターと国立がん研究センターは24日、肉やパン、乳製品といった「欧米型」の食事を多くとる人は少ない人よりも死亡リスクが低くなる傾向があると発表した。 「欧米型」は高カロ…

インプラント 手術前に歯周病治す

治療前後の手入れ怠ると…インプラント、抜けるかも 炎症起きやすく/手術前に歯周病治す 失った歯を根っこから人工の歯で置き換えるインプラント(人工歯根)治療は、口元が自然でかみ応えもよいとあって普及が進んでいる。 だが丁寧に手入れしないとインプ…

がん検診の限界と弊害

がん検診 限界と弊害理解を がん専門病院で放射線診断医として勤務していると、検診でがんが発見された人を診る機会が多い。 その中には「必ずしも検診について正しく理解していないのではないか」と思わざるをえない患者もいる。 「毎年、検診を受けていれ…

緑茶・コーヒーで「がん」予防

緑茶・コーヒーで予防 「抗がんサプリメント」はがん予防どころか、がんを増やす場合もあり、お勧めできません。 しかし、緑茶を1日に5杯以上飲む女性では、ほとんど飲まない女性に比べ、胃がんのリスクが約3割低いことが示されています男性でも緑茶を飲…

かかりつけ薬剤師と賢く付き合う

かかりつけ薬剤師と賢く 実務経験など課題 危険な飲み合わせ防止、重複防いで出費減らす 4月の診療報酬改定の柱の一つ、「かかりつけ薬剤師」制度。 患者に指名された薬剤師が服用する薬をすべて管理し、危険な飲み合わせや重複・過剰投与による無駄を防ぐ試…

がん死亡 同じ県内で格差

がん死亡 同じ県内で格差 医療費の効果検証必要 1人当たりの医療費が高いのに、全国平均と比べてがん死亡数が多い市区町村が全体の3割に上ることが20日、日経新聞社の調査で分かった。 がん死亡の割合を比較したところ、同じ都道府県内でも市区町村間で大…

その薬・検査は必要?「賢い選択」

その薬・検査は必要? 米「賢い選択」運動、日本でも 医師らに意識改革求める 不必要な医療行為をなくそうと、「Choosing Wisely(賢い選択)」と呼ばれる米国の医療界発の取り組みが日本で始まった。 不必要な投薬や検査が横行すれば、弊害を及ぼすこともあ…

赤ちゃんの便、色をチェック

赤ちゃんの便、色をチェック 黒や白、病気のケースも 便は健康のバロメーターといわれる。 色や固さ、量など、そこから健康状態について様々なことが分かる。 言葉が話せない乳児であれば、便はなおのこと雄弁だ。 最近では乳児の便をスマートフォン(スマホ…

高齢者の脱水症

高齢者の脱水症 異変察知が肝心、塩分も十分に 気温が急上昇する梅雨明けの後は脱水症が元になって熱中症を起こす人が増える。 湿度が高く、汗をかいても体温が下がらず、脱水症になり、異常な体温上昇から熱中症に進む。 特に危険なのは高齢者だ。 高齢者は…

若年性乳がん

若年性乳がん 病状悪化しやすく 月1回の自己触診 習慣に 35歳未満でかかる乳がんを「若年性乳がん」という。 患者は少ないが病状が悪化する場合が目立ち、専門家は定期的に自己触診するなどして注意するよう呼び掛けている。 国立がん研究センター(東京・…

時間栄養学

いつ何食べよう? 体内時計と相談だ! 朝食べて体にリズム 3食の比率「3・3・4」 年齢や運動量にあったカロリーと、バランスのよい栄養の摂取を心がける人は増えてきた。 さらに最近、いつ何をどのように食べるのがより健康によいのかを調べる研究が活発…

統合失調症の早期治療

病気知り対人訓練 統合失調症の早期治療 100人に1人がなると言われる統合失調症。 薬物治療と同時に、施設に通いながら病気への対処方法を学んだり、対人関係の技能を訓練したりする試みが注目されている。 発症から治療開始までの期間が治療効果を左右する…

放射性物質の体内投与でがん攻撃 「内用療法」

放射性物質の体内投与でがん攻撃「内用療法」に遅れ 放射性物質を体内に投与し、その放射線でがんを治療する「内用療法」が海外に比べて立ち遅れている。 専用設備での厳重な管理が負担となり、近年、不採算とみて取りやめる病院が出ているためだ。 学会や患…

熱中症 今すぐ対策

熱中症 今すぐ対策 暑さ慣れない体 発汗作用鈍く/車で昼寝 短時間でも危険 夏の事故と思われがちな熱中症だが、実は新緑の季節でもよく発生する。 真夏と違い、体が暑さに慣れておらず体温調節に重要な発汗機能がまだ鈍いからだ。 また、気持ちも油断しがち…

乳がん早期発見、超音波活用探る

乳がん早期発見、超音波活用探る マンモグラフィーと併用で効果の報告 乳がんはごく早期に発見し治療すれば、9割程度は再発しないといわれている。 国はこれまでマンモグラフィー(乳房エックス線撮影検査)などを推奨してきたが、日本人は40代でも乳腺が発…

血圧、どこまで下げれば?

血圧、どこまで下げれば? 血圧が高いと、脳卒中や心筋梗塞などを起こす危険性が高まる。 最近、これまで考えられていたよりも「低め」がいいとの研究結果が出て、話題になった。 でも、低くなりすぎることで起こるめまい、ふらつきも心配だ。 高齢者は血圧…

かかりつけ医 どう選ぶ?

かかりつけ医 どう選ぶ? 専門性よりも総合力/歩行圏内、通いやすく/女性は産婦人科も 体の不調や健康問題を気軽に相談できるかかりつけ医(ホームドクター)がいれば安心だ。 ただ医療機関の看板には数多くの診療科が掲げられ、ホームページにも医師の肩…

骨粗鬆症の薬と顎骨壊死

骨折防ぐ薬であごの骨壊死の副作用 お口の中を清潔に 骨を丈夫にして骨折を防ぐ薬によって、あごの骨(顎骨)が壊死する副作用が確認されている。 頻度はまれだが、国内に1千万人以上と推計される骨粗鬆症や、がんが骨転移した患者に使うため、予防法に注目…

蚊に刺されぬために

蚊に刺されぬために 肌の露出控え、たまり水を捨てる 蚊が飛び始める季節。刺された際のかゆみはもちろん、媒介する感染症も心配です。 なるべく刺されないためには・・・ 国内で確認されている蚊は100種類超。 多いのは夜行性のアカイエカと、昼間に屋外…

かかりつけ医 どう選ぶ?

自宅・職場から楽に通院 かかりつけ医、どう選ぶ? 施設が整い、専門医も多くいる大病院には大きな安心感がある。 一方で、診療までの待ち時間が長く、自宅や職場からすぐに通えるとは限らない。 不便さの一部は、自分が住んでいる町の医療機関の医師を「か…

子どもの歯磨き中の事故

子どもの歯磨き中の事故が多発 のどに刺さり入院も 「歯ブラシくわえ転倒」7割 幼児が歯磨き中に転んで歯ブラシでのどを突く事故が多発しているとして、消費者庁は15日、注意を呼びかけた。 メーカー側は、柄が曲がるブラシなど安全対策に取り組み始めて…

「ブルガダ症候群」

突然死の「ぽっくり病」、特定遺伝子変異で再発2倍 30代から50代にかけての男性に多い心臓が突然止まる「ぽっくり病」の一つ「ブルガダ症候群」で、ある特定の遺伝子に変異があると再発のリスクが高いことを、日本医科大などの研究グループが明らかにし…

子供の薬の量 7歳児、目安は大人の半分

成人量から簡便に計算する数式もあり、おおまかには、1歳児が成人の4分の1、7歳児が2分の1となる。 もっとも、モルヒネ(麻薬)やフェノバルビタール(抗てんかん薬)など、 このような換算が当てはまらない薬もあり、あくまでも便宜的な方法だ。 また…

「たばこ」 と 白血病

たばこ1日30本以上の男性、「白血病」リスク2.2倍 たばこを1日30本以上吸う男性は、吸わない男性に比べ急性骨髄性白血病(AML)になるリスクが2.2倍になるとの研究結果を愛知県がんセンター研究所の研究チームがまとめ、専門誌に発表した。 AMLは年間、10…

漢方薬、がん治療に活用

漢方薬、がん治療に活用 高齢者医療でも効果期待 漢方薬和らげ減薬に 伝承されてきた「漢方薬」を西洋医学にうまく取り入れる動きが広がってきた。 抗がん剤の副作用や高齢者医療などに効果的に使おうと、国の実行計画や研究会の提言が後押しする。 さらに、…