2013-01-01から1年間の記事一覧

肺MAC症

結核菌に似たMACという菌の感染症が増えている。 肺MAC症といい、せきや喀血など症状も結核に似ているが、人から人へはうつらない。 5年前に治療薬が公的医療保険の適用になった。 だが、医療従事者でも十分な知識があるとはまだまだ言えない状況だ。…

速く歩ければ高い生存率

早いもので師走も残りわずかとなりました。 きょうは、走り回れる程度に速く歩けることは健康長寿の秘訣という話です。 秒速1メートルで歩ければ高い生存率 ■最近、米国の研究者が、世界で実施された高齢者の歩行と生存率に関する、9件の研究をまとめた結…

飲むだけの大腸がん検査

= 飲むだけで大腸がんを検査、カプセル内視鏡 = ■「飲むだけ」のカプセル内視鏡で大腸のがんを探す検査が、来年(平成26年)1月から公的医療保険の対象になる。 大腸がんは、がんの死因の上位だが、「恥ずかしい」などの理由で検診の受診率が低い。受 診…

もの忘れと認知症

65歳以上の高齢者の15%にあたる462万人が認知症――。 厚生労働省研究班の調査から、そんな実態が明らかになりました。 4人に1人が65歳以上の高齢社会を迎えるます。 認知症はもはや身近な病気といえます。 ■認知症は脳の老化で記憶力や判断力が衰…

不整脈による脳梗塞

発症すると死亡したり重い後遺症を残したりする脳卒中。 脳卒中はとても深刻な病気です。 軽く済んでしまって何事もなかったかのように治ってしまう人がいるかと思うと、重い後遺症で人生が狂ってしまう場合もあります。 「動けない」「喋れない」「食事が飲…

吐いた息で病気わかる?

吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に 病気を知るのに採血や大掛かりな検査装置があるが、もっと簡単に診断できないか。 そんな患者の気持ちに応える研究が、国立循環器病研究センターで進んでいる。 体が放つ生体ガスを…

2013.10.15

2013.10.15

便秘解消法

みんなの家庭の医学 便秘解消法 http://www.suzuki-shouten.net/ ■便秘や下痢の原因は、腸力が弱まっていること。運動不足や食事量の不足などにより腸のぜん動運動が低下することが便秘につながっています。 氏核便秘と下痢を繰り返す人は、便が直腸で固まる…

低体温症

ついこの前まで熱中症の話題が多かったのが低体温症の記事が出るようになりました。 季節の移ろいをは早いですね。 低体温症、屋内こそ注意 屋外の3倍、8割が60歳以上 ■冬場、重い低体温症で病院に運ばれる人は、屋外より屋内での発症が3倍も多いことが…

がん治療の標的遺伝子スピード特定

転移や薬剤耐性などに関する遺伝子が分かれば創薬の糸口になる。 従来は遺伝子を1つずつ実験で調べて働きを解明するのが一般的だった。 このため膨大な時間がかかっていたが、スーパーコンピューターを使えばはるかに早く解析出来るという。 今回の記事では…

柔軟剤の使い過ぎに注意

柔軟剤の香りで体調不良 12年度相談、2倍の41件 ■「柔軟剤の香りで体調が悪くなった」と訴える相談が2012年度に前年度の2倍に増え、13年度も前年同期を上回っていることが国民生活センターの調べで分かった。 ■呼吸器障害など深刻な症状の訴えもあった。 …

手軽な運動法

歩く習慣、腰痛予防にも 手軽な運動法 ■「帰宅の時は1駅前で下りて歩く」、「天気の良い夕方は夫婦で散歩する」など、健康のために、意識的に多く歩いているという人は多い。 ■適度なウオーキングは体の代謝を活性化し、生活習慣病の予防に役立つ。 下半身…

カプセルを飲む大腸検査

大腸検査 カプセル飲むだけ 受診率アップに期待 大腸検査はお尻の穴から内視鏡を入れて、腫瘍などがないかを調べるのが一般的だ。 医師の技量や内視鏡そのものの性能が高まっているとはいえ、肛門にチューブを通すという手法に戸惑う人は多い。 今年7月、口…

尿トラブルに治療指針

40歳以上の女性、半数が頻尿 尿トラブルに治療指針 頻尿や尿漏れ、残尿感に悩む女性が多いことから、日本排尿機能学会はお勧めの治療法をまとめた。 40歳以上の女性では2人に1人が頻尿に、7人に1人が尿漏れに悩んでいることがわかった。 ■同学会は様…

便秘・治療法の選択肢広がる

便秘、治すなら病院で 専門外来の患者急増 1000万人が悩むといわれる便秘。 最近では医療機関での治療に関心が高まってきた。 専門の「便秘外来」では患者が急増。 初診予約が6年待ちの病院もあり、自分の症状に合った治療を求める患者の“駆け込み寺”的な存…

はしかウイルス、国内は「排除状態」に

はしかウイルス、国内は「排除状態」に 予防接種は必要 ■厚生労働省研究班は、はしか(麻疹)について国内では「排除状態に至った」との見解をまとめた。 次々と感染して流行する状態にはないという。 5年前の大流行から患者数が激減、国内で流行の中心だっ…

PTSD、初の治療指針

PTSD、初の治療指針 患者向け呼吸法も紹介 専門医学会 災害や犯罪などの体験が心の傷となり、強い不安や不眠などが続く心的外傷後ストレス障害(PTSD)への対応や治療の指針を、専門医の学会が初めて作った。 ■世界保健機関(WHO)の2005年の…

高齢者の「粗食」に注意

高齢者の「粗食」に注意 肉・脂の不足、老化早める 元気で長生きするためには毎日の食事が大切。 でも、どんな食事が高齢者の健康に良いのか。 健康に気を使っているつもりでも勘違いで栄養状態が悪くなっている場合もある。 最近、高齢者の「低栄養」が問題…

乳がん死亡率、初の減少

乳がん死亡率、初の減少 2012年、検診など効果か 乳がんで亡くなる女性の割合が、2012年に初めて減少に転じたことが、厚生労働省の人口動態調査でわかった。 ■専門医らは「マンモグラフィー(乳房X線撮影)検診の普及や、新しい抗がん剤の登場など…

メラノーマ

ほくろと間違えやすい皮膚がん 皮膚にある色素細胞(メラノサイト)ががん化したのがメラノーマ。 30歳以降にできることが多い。 日本では年に約2千人が発症し、約500人が亡くなる。 ■患者の半数は、足の裏や手のひら、手足の爪にできる。 摩擦や力が…

大腸憩室炎

大腸憩室炎、食の欧米化で増える 食物繊維で予防を 腸壁の弱い部分が外に向かって膨らみ袋状になった部分に、細菌感染や便がたまるなどして炎症が起こると、痛みに襲われる。これが大腸憩室炎。 食生活の欧米化などで患者が増える傾向にあるという。 年齢と…

かかりつけ医

日常的な診療や健康管理等を行ってくれる身近なお医者さんの事を「かかりつけ医」と言います。 しかし、制度化されていないため定義は意外と曖昧です。 欧州でh診療所のかかりつけ医を「家庭医」と呼び、英国などでは制度としてしっかり確立されています。 …

若い男性の痛風

若い男性の痛風、9割に遺伝子変異 防衛医科大学校の研究グループは、若い男性痛風患者の9割に特定の遺伝子変異があることを突き止めた。変異があると痛風の発症リスクが約22倍高くなるという。 血液検査で痛風リスクを把握し、予防につなげていくことが大…

日光浴でビタミンD摂取

日光浴でビタミンD接種、冬の札幌なら76分 大人1日分 ■成人が1日に必要な量のビタミンDを体内で作るには、冬の札幌では76分間の日光浴が必要との研究結果を国立環境研究所の研究者が日本ビタミン学会機関誌に発表した。 ■ビタミンDは骨の形成を促し…

サルコペニア肥満

■サルコペニアとは、サルコが筋肉、ペニアが減少という意味で、サルコペニア肥満は、その筋肉の減少と肥満が合併した状態。 ■サルコペニア肥満 筑波大・久野譜也教授が2009年、その危険性を論文で発表。 高齢者が転倒しやすくなる原因に一つ。 最も多い…

機能性ディスペプシア

胃透視(バリウム)や胃カメラなどの検査をしても異常が見つからないのに胃の機能が低下したり不調が続いたりする状態を「機能性ディスペプシア(FD)」という。 ストレスがからむ病気といわれ、4人に1人が罹患しているともいわれる。 ■日本消化器学会は現在…

夏太り対策

脱・夏太りのために… 麺類・飲料 取りすぎ禁物 運動で基礎代謝アップ 汗だくになる真夏はやせやすいと思いがちだが、そうとも限らない。 夏は脂肪を燃やして熱を作る必要がなく、自然に体が消費するカロリーである基礎代謝が下がる。 加えて「食べやすいから…

夏野菜で夏に勝つ

疲労にナス、肌にピーマン 暑い夏を乗り切る食材として、水分を多く含み、ビタミンやミネラルが豊富な夏野菜を料理に使う人は多い。 栄養素の相乗効果が期待できる食べ合わせなどを知っておくと、夏野菜の利点をさらに生かせる。 夏野菜とは、その名の通り夏…

乳房温存、減る傾向に

乳房温存、減る傾向に 乳がん手術、再建の技術向上で 乳がん手術で、乳腺の一部だけを切除する「乳房温存術」を選ぶ患者の割合が減少傾向に転じたことが、日本乳癌学会の調べでわかった。 その背景には人工乳房の普及などで、全摘しても乳房をきれいに再建で…

脳梗塞 前兆に注意

■脳卒中の7割を占める脳梗塞は、発症する前に一時的なからだのしびれや舌のもつれなどが現れることが少なくない。(一過性脳虚血発作やRIND) この状態は半身の麻痺などの重い症状につながる可能性があるから見過ごしてはいけない。つまり前兆(警告信号)…