若い男性の痛風

若い男性の痛風、9割に遺伝子変異


防衛医科大学校の研究グループは、若い男性痛風患者の9割に特定の遺伝子変異があることを突き止めた。変異があると痛風の発症リスクが約22倍高くなるという。
血液検査で痛風リスクを把握し、予防につなげていくことが大事とみている。

研究グループは大阪と東京の病院で男性痛風患者705人を対象に遺伝子変異を調べた。
10代、20代で痛風を発症した患者の9割に変異があった。
この遺伝子変異はどの年代でも痛風の発症リスクを高める。
若いほど発症リスクが高くなる傾向があるという。

出典 日経新聞 Web刊 2013.6.19

<私的コメント>
実は同じ内容の記事が今朝の朝日新聞に掲載されていました。
2013.6.18に英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に掲載された内容ですから、朝日新聞のとり上げ方はニュースというより「科学」欄の最近の知識ということになります。
同じページに掲載されていた「iPS細胞からヒトの組織」も22013.8.28に英科学誌ネイチャー電子版で発表されたものです。
熟読すると朝日新聞では論文発表日が書かれていないことがわかります。
ちょっとしたトリックですよね。



参考サイト
若い人に増える痛風
http://www.fine-club.com/health/pickup/022.html

江夏豊 広岡監督に「なんで痛風なの」で2軍落ち?
http://dot.asahi.com/sports/bbl/2012111400014.html

「王の病気」の原因は?痛風リスクは遺伝子診断で
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130805-00039687-diamond-soci

30代男性も危険、6月は「痛風」の発症率が高い
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130620-00459377-sspa-soci
http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=459379
●実は今は30代男性の発症が一番多く、若年化が進んでいる。
痛風は6月に発症する方が多い。その理由の一つとしては、気温が上昇し発汗が多いにもかかわらず、7月や8月に比べて水分補給に対する意識が低いことが考えられる。