2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
インフル 期待の治療薬 錠剤型「ゾフルーザ」登場 「1回飲むだけ」で手軽 インフルエンザが流行する季節に近づいてきた。 昨季は記録的な患者数となるなど猛威を振るい、今年も感染のリスクを心配する人は多いはずだ。 そんな中、3月に発売された錠剤型の治…
深夜残業・不規則な生活、睡眠障害や糖尿病のリスク 「体内時計の乱れ」調査し改善策探る 深夜残業や、夜勤と日勤を繰り返すなどの不規則な生活で起きる、体内時計の乱れによる不調の実態調査に厚生労働省が乗り出す。 体内時計の乱れは、睡眠障害や糖尿病な…
小さな粒 体内で役目 がん早期発見など活用へ 人間の体は37兆個という膨大な数の細胞でできている。 体の中には細胞より小さい粒がたくさんあり、重要な役割を果たしていることが分かってきた。 細胞同士がこの粒を使って連絡を取り合っているようだ。 その…
野菜ジュースは予防にいい? 野菜や果物は心筋梗塞や脳卒中の危険を減らすほか、がんの予防にも有効だ。 特に食道がんのリスクはほぼ確実に下がりますし、胃がんでもその可能性がある。 しかし野菜や果物の摂取量は減少傾向にあり、問題だ。 では、忙しい私…
中毒相談 乳幼児が多数 3万2768件。 2017年に日本中毒情報センターの中毒110番に寄せられた急性中毒の相談件数だ。 約9割が医療機関ではない一般からの問い合わせだった。 中毒患者の4分の3以上が5歳以下の乳幼児で、発生場所は家の中が90.9%を占めた。 乳…
インフルエンザ、早めの備えを 予防接種で重症化予防 秋が深まり、インフルエンザが流行する季節が近づいてきた。 高齢者や病気を持つ人がかかると、重症化する恐れもある。 予防接種を済ませるなどし、日ごろからウイルスをもらったり広げたりしないような…
昆布などの「うまみ」でドライマウスが改善 医療現場でも使われ始めた「うまみ」の力 昆布やカツオのダシでおなじみの「うまみ」。日本料理独特の味と思いがちだが、2002年、味を感じる舌の細胞にうまみ物質のグルタミン酸を特異的に受け止める受容体がある…
顔・手足のイボ、増えたり広がったりしたら ウイルスや紫外線・加齢が起因 自己判断せず皮膚科へ 顔や手足に現れるイボ。 多くはウイルス感染が原因だが、加齢や紫外線によるものもある。 見た目を気にするあまり、自己流のケアで悪化させる例さえある。 適…
認知症予防、誰でもなる可能性 認知症を治す方法が確立しないなか、予防への関心が集まる。 ただし確実な手段はなく、予防へのこだわり過ぎは患者への偏見にもつながりやすい。 「いつか誰でも認知症にかかる」のを前提に、リスクとなる要因を避けることで先…
iPS血小板の臨床承認 京大1年以内開始へ 厚生労働省の再生医療等評価部会は21日、血液の難病患者のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から血液成分の血小板を作り、患者自身に投与する京都大の臨床研究計画を承認した。 iPS細胞から作った細胞を患者に移植する臨…
骨髄移植、素早く 患者登録から手術「100日が目標」 白血病患者らが受ける骨髄移植は、患者の登録から移植を終えるまで150日前後かかることが多い。 リスクを伴うため、ドナー(提供希望者)を含め検査や意思確認に細心の注意を要するためだ。 ただこの「コ…
手術前後、口の中を清潔に 「口腔機能管理」、合併症予防に効果 手術後の肺炎や抗がん剤使用による口内炎を防ぐため、治療の前後に口の中の清掃などを行う「口腔機能管理」の取り組みが広がっている。 合併症が減れば、患者の入院日数の短縮にもつながること…
大腸がん、胃がんを上回り最多 ピロリ菌感染減が原因か 国立がん研究センターは15日、2014年に新たにがんと診断された患者数(発症者数)は、約86万7千人と発表した。 男女合わせての部位別では、大腸がんが胃がんを上回り最も多かった。 若い世代を中心にピ…
死菌でも起こる免疫の活性化 サラダチキンやスナック菓子、納豆、もずく・・・。 最近、思いがけない食品に「乳酸菌」が入っている。 使われているのは加熱処理して死んでいる「死菌」だ。 生きた菌(生菌)と死菌とでは、健康への効果にどのような違いがあ…
分子標的薬でがん細胞狙い撃ち 増殖信号を止める 生涯のうちに2人に2人がかかる「がん」。 治療技術の進歩などで、長くつきあう病に変わってきた。 その立役者が新しいタイプの抗がん剤「分子標的薬」だ。 従来の抗がん剤よりも比較的副作用が少なく、通院治…
がん免疫療法を開発 画期的新薬 実用化も 抗体使い体の真価発揮 ノーベル生理学・医学賞 自然科学分野の2018年のノーベル賞を受賞する科学者が出そろった。 生理学・医学賞は、京都大学の本庶佑特別教授が米研究者と共同受賞する。 がん細胞が、体に備わる免…
白血病の薬、やめる選択 分子標的薬の登場で、画期的な効果が出るようになった慢性骨髄性白血病。 健康に近い状態になった人たちで、一生飲み続けるのが原則の薬をやめる臨床研究が進められている。 薬には副作用があり、薬剤費も高額なためだが、中止すれば…
慢性骨髄性白血病、いまは9割が長期生存 「慢性骨髄性白血病」は、かつては骨髄移植をしなければ治癒が望めず、死に至る病気だったたが、BCR-ABLという原因遺伝子が発見され、それを抑える分子標的薬が2001年に日本でも発売されて治療法が一変した。 現在は…
CTで見つかったがん、治療遅れ なぜ? 地域のがん治療の拠点病院でがんの疑いが見つかりながら、治療を受けられずに患者が死亡する例が相次いでいる。 生死にかかわる情報はなぜ埋もれてしまうのか。 主治医が報告見ず 横浜市立大付属病院は6月下旬、心臓の…
高血圧治療目標、高まるハードル 来春、成人140/90→130/80へ 降圧薬服用、工夫必要に 血圧はどこまで下げた方がいいのか。 米国で高血圧の診断基準が引き下げられたことを受け、国内でも来年春のガイドライン改訂を見据えて議論が進んでいる。 現在のところ…
グラウンドゴルフ 手軽に自分なりにプレー、シニアに人気 ボールをクラブで打ってゴルフのパットのように転がし、「ホールポスト」に入れて楽しむ「グラウンドゴルフ」が人気だ。 愛好者は360万人。 シニアスポーツの代表格になっている。 千葉県の生涯学習…
運動や日記書き・・・医師が語る認知症予防5カ条 高齢になっても認知症にはならず、元気な脳のままで一生を終えたい。 こう思っている人は多いはずだ。 認知症を治すことはできないが、発症を予防したり、進行を抑えたりすることは期待できる。 認知症予防に…
超高額医薬品、迫る「第2波」 白血病薬など年内にも 抗がん剤「オプジーボ」を上回る超高額医薬品の日本上陸が迫っている。 米国で1回5200万円の値が付いた白血病治療薬の医薬品医療機器法(薬機法)の承認審査をノバルティスが厚生労働省に申請、年内にも承…
耳の老化は30代から始まる 自覚難しく不安なら受診 子音、高い音が聞き取りにくく/不安なら耳鼻科へ 「聞こえ」の悪さは、高齢者特有だと思いがちだ。 実際は、働き盛りの世代から聴力は老化し始めている。 進行すると対人関係などに不都合が生じ、仕事や生…
糖質制限のワナ 脂肪過多に注意 動脈硬化・隠れメタボのリスク増 栄養バランス保ち減量を 数年前から流行している糖質制限ダイエット。 米飯やパン、麺類などの炭水化物を減らし、代わりに肉類など他の食べ物を取るだけで手軽にやせられると評判だ。 だが脂…
死者は熱中症の2倍 低体温症、季節問わず注意を 福岡市内の某県立高校で9月8日、体育大会の最中に生徒が寒さや気分不良を訴え、36人が救急搬送された。一部の生徒は低体温症の疑いもあった。 まだ暑さの残る時期に、何があったのか。 正午過ぎ、体育大会の…
ダニ、秋こそ要注意 フンや死骸、アレルギー原因物質が増える季節 ダニは、高温多湿の梅雨から夏場がピークのイメージがありますが、実は秋こそ要注意。 夏に増えたダニのフンや死骸から生じる「ダニアレルゲン」は、これからの季節に最も多くなるからです。…