2021-01-01から1年間の記事一覧

新型コロナの新ワクチン 生体由来で安全性高く

島根大、新型コロナの新ワクチン 生体由来で安全性高く 島根大学と旭化成などは18日、新型コロナウイルスの新たなワクチンを開発したと発表した。 生体由来の素材を用い、副作用の可能性が低いという。製薬会社の参加も呼びかけ、2025年以降の実用化を目指す…

モデルナ、3回目接種「オミクロン型に有効」

モデルナ、3回目接種「オミクロン型に有効」 米バイオ企業モデルナは20日、同社の新型コロナウイルスワクチンについて、3回目接種をした場合に新たな変異型「オミクロン型」に対する体内の抗体が大幅に増えたとする臨床研究の結果を発表した。 同社によると…

日本発、乳がん新薬に期待 ②

日本発、乳がん新薬に期待 ② がん治療で使う抗がん剤の順番は、科学的データをもとにがんの種類などによって決まっている。 HER2陽性で再発や転移した乳がんの場合、最初に使う抗がん剤はHER2に付く2種類の抗体を薬にしたハーセプチン、パージェタと、従来薬…

日本発、乳がん新薬に期待 ①

日本発、乳がん新薬に期待 ① 半数以上の患者に適用の可能性 乳がんの約2割を占める「HER2陽性」と呼ぶタイプの患者向けに優れた新薬が登場し、治療の状況を変えつつある。 第一三共が開発し、国内では2020年5月に発売した「エンハーツ」を使うと、標準的な治…

膵臓がん・胆道がんのことを知ろう 全国のがん専門医療機関32施設が加盟する「全国がんセンター協議会」によると、2013年にがんと診断された人全体の「5年相対生存率」は69.2%だった。 相対生存率は、あるがんと診断された人のうち5年後に生存している人の割…

オミクロン型で重症化「7~8割低く」

オミクロン型で重症化「7~8割低く」 南アフリカ研究所 新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が最初に報告された南アフリカで、オミクロン型は重症化するリスクが低い可能性があることが22日、分かった。 南アの国立伝染病研究所の研究者が報告した。…

コロナ抗原検査の限界

コロナ抗原検査、感染後2日間の精度低く 専門家が警鐘 新型コロナウイルスの感染の有無を迅速に調べられる抗原検査について、過度な依存を戒める分析をベルギーの研究者らがまとめた。 呼気中のウイルス濃度は感染後の最初の2日間に増えるが、抗原検査では捕…

「夜間頻尿」 夜中に何度もトイレに 

夜中に何度もトイレに 「夜間頻尿」避けたい習慣は 「ぐっすり眠れない」といった悩みや、夜間の思わぬ転倒などにもつながりかねない「夜中のトイレ」。 夜間に1回以上トイレに起きる夜間頻尿の人は、40代以上で約4500万人いると言われている。 コメント; …

オミクロン、風邪症状多く

オミクロン、風邪症状多く 英調査、コロナ感染 8.8万人 英国で感染が広がっている新型コロナの変異型「オミクロン型」について、鼻水や喉の痛みなど通常の風邪に似た症状が多いことが16日、首都ロンドンでの調査で分かった。 英全体では同日、過去最多の約8…

ドライアイ、シニアで増加中

ドライアイ、シニアで増加中 我慢は頭痛や不眠の原因に 「目がかすむようになった」「まばたき時に違和感がある」。 こうしたドライアイの症状に悩むシニア世代が相次いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大で、外出自粛の生活が続き、スマートフォンなどの…

ファイザー、3回目接種「オミクロン型にも効果」

ファイザー、3回目接種「オミクロン型にも効果」 米ファイザーは8日、同社製の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が、感染力の高い変異型「オミクロン型」に対しても高い予防効果をもつとの初期調査の結果を発表した。 2回接種では効果は大きく低下する…

オミクロン株、なぜ警戒

オミクロン株、なぜ警戒 大流行した変異株より多くの変異 感染力が強いのか。ワクチンが効くのか。まだよくわからない段階で、世界中が新型コロナウイルスのオミクロン株に警戒を強めている。そのわけは、過去に大流行したどの変異株よりも、圧倒的に多くの…

日本人特有の「ファクターX」 対コロナ防御力解明につながるか

「ファクターX」日本人特有の未知の要因、対コロナ防御力解明につながる可能性 日本人の約6割にある白血球の型「HLA-24」を持つ人は、風邪の原因となる季節性コロナウイルスに対する免疫細胞が、新型コロナウイルスの感染細胞も攻撃するという実験結果を、…

コロナ患者9割近く、血小板の塊 重症者ほど多い傾向

コロナ患者9割近く、血小板の塊 重症者ほど多い傾向 新型コロナウイルス 患者の9割近くには、血栓をつくる働きがある血小板の塊が血液中に多く存在し、特に重症者ではその傾向が顕著だとの研究成果を東京大などのチームが9日、発表した。 チームは、重症化…

ファイザーワクチン、3回接種でオミクロン株にも効果

ファイザーワクチン、3回接種でオミクロン株にも同等の効果 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する米ファイザー社製ワクチンの感染予防効果について、同社と独ビオンテックは8日、2回接種では従来のウイルスより効果は大幅に落ちるが、3…

デルタ株、ワクチン接種後感染者も感染広げる可能性

デルタ株、ワクチン接種後感染者も感染広げる可能性、証拠を確認 鼻腔で増殖する新型コロナウイルスの量も感染性も未接種者と同等、予備的研究 ・新型コロナウイルスのデルタ株は、規定回数のワクチンを接種した人の鼻腔でも、ワクチンをまったく接種してい…

コロナ、変異繰り返し「盾」獲得か

コロナ、変異繰り返し「盾」獲得か 感染力長く保つ恐れ 世界が新型コロナウイルスの変異との闘いに直面している。 新たな変異型「オミクロン型」が初めて報告された南アフリカでは3日、新型コロナの新規感染者が前日比4割近く増えた。 空気感染の疑いが出て…

コロナ飲み薬、年内にも

コロナ飲み薬、年内にも 米メルクが日本で承認申請へ 新型コロナウイルスの飲み薬の実用化に向けた動きが進む。 米製薬大手メルクの治療薬「モルヌピラビル」が英国で承認された。 同社は米国では緊急使用許可を申請した。 日本政府は160万人分の供給契約を…

5~11歳児へのコロナワクチン接種

5~11歳児のコロナワクチン接種について親が知っておくべきこと https://medpeer.jp/news/185188?utm_source=news_mail&utm_medium=email&utm_campaign=20211127_so 米国では、5~11歳の小児に対する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種が承…

(新型コロナ)ごくまれに心筋炎

(新型コロナ)ごくまれに心筋炎、接種はリスク? 厚労省「メリットが上回る」 新型コロナウイルスワクチンの接種後、若い男性でごくまれに心筋炎や心膜炎が起きることが報告されている。 米モデルナ製で比較的多く、厚生労働省は10代、20代の男性は1回目に…

足底腱膜炎、ストレッチで軽減

急な運動でかかとに激痛 足底腱膜炎、ストレッチで軽減 在宅勤務が増えて運動不足が心配になり、ジョギングを始めた人も多い。 ただ急に頑張りすぎて足底腱膜炎を起こし、歩くのさえ大変になる場合がある。 いざというときの対処法や予防策を覚えておきたい…

全身麻酔の乳がん手術は日本発

全身麻酔の乳がん手術は日本発 がん治療の3つの柱は、手術、放射線治療、抗がん剤などの薬物療法だ。 この3つの治療法のなかで、放射線治療は125年、抗がん剤は約75年の歴史しかない。 一方、がんの外科手術の起源は、四大文明の時代にまでさかのぼる。 古代…

コロナ下で増えた進行がん

コロナ下で増えた進行がん 横浜市立大学を中心とする研究グループは9月に、新型コロナウイルスの流行によって、早期がんが減り、進行がんが増えたという衝撃的な調査結果を発表した。 横浜市立大病院と国立病院機構横浜医療センターにおいて、2017年から20年…

コロナウイルスに寿命はあるのか?

コロナウイルスに寿命はあるのか? / 仁井田浩二 https://agora-web.jp/archives/2053852.html コロナの感染拡大、収束を示す陽性者ピークには、人間側の要素(ロックダウン、人流抑制等の対応策の有無、免疫、ファクターX等の人種や国民性によるコロナに対…

コロナ飲み薬、ファイザーが申請

コロナ飲み薬、ファイザーが申請 米で2例目、入院・死亡リスクを89%低減 米製薬大手ファイザーは16日、開発中の新型コロナウイルスの飲み薬「パクスロビド」について、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請したと発表した。 臨床試験(治験)では投与…

慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)が心配 自覚なく進行 早期発見がカギ 尿の異常に注意 / 放置すれば人工透析も 日本では成人の8人に1人いるとされる慢性腎臓病(CKD)。 本人に自覚がないまま症状が進み、倦怠感などが生じる。 結果的に人工透析や腎移植が必要になる可能性…

進化続ける放射線治療

進化続ける東大病院の放射線治療 前立腺がんで良好 放射線治療の大原則はがん病巣に放射線を集中させて、周囲の正常な臓器の被曝を抑えることだ。 完全に実現できれば、がんに無限量の放射線を照射しても副作用はゼロになるから、100%の確率でがんを根絶でき…

コロナ後遺症、女性に出やすい傾向

コロナ後遺症、女性に出やすい傾向 男性比で倦怠感2倍・脱毛3倍 新型コロナウイルスへの感染後、女性の方が男性に比べて倦怠感や味覚・嗅覚障害、脱毛といった後遺症が出やすいという傾向が、国立国際医療研究センターのアンケートでわかった。 およそ4人に1…

iPS使い難病薬探せ ALSに既存薬転用

iPS使い難病薬探せ ALSに既存薬転用、治験で効果 iPS細胞を使って、難病などの治療薬を探す「iPS創薬」が進む。 京都大学iPS細胞研究所の研究チームは全身の筋肉が衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者で進行を抑える効果を確認したと発表した。 慶応義塾…

iPS創薬の治験で世界初 ALS進行を止める

ALS進行、白血病の薬で食い止める iPS創薬の治験で世界初 体が徐々に動かなくなっていく難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」について、京都大などのチームは30日、iPS細胞を使って見つけた治療薬候補の「ボスチニブ」を飲んでもらう治験の結果、一部の患者で…