2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

足の動脈硬化にステント治療

広がるステント治療 足の動脈硬化に有効 血管内に脂肪がたまる動脈硬化は、脳や心臓だけでなく、足でも起きる。 悪化すれば切断の恐れがある。 足の動脈硬化の治療でも、血管内に金網の筒(ステント)を入れる方法が広がってきた。体への負担は小さいが、症…

人工股関節手術にナビ活用

人工股関節手術にナビ活用 カメラで最適な位置把握 股関節の軟骨がすり減って痛みなどが出る変形性股関節症は、病気が進むと手術で人工股関節に置き換える。 近年、最適な位置に人工股関節を入れる「ナビゲーション手術」が広がっている。 材料の改良も進み…

狭心症、「カテーテル手術」が進化

狭心症、再発抑える「カテーテル手術」が進化 心筋に血液を送る冠動脈が狭まったり詰まったりする狭心症。 最近調査、カテーテルで血管を広げる「カテーテル手術」が“進化”している。 患者負担を軽減し、再び血管が細くなる再狭窄を極限まで減らす地道な取り…

病気のリスク 遺伝子で検査

病気のリスク 遺伝子で検査 唾液で簡単/数万円程度 唾液を採取し、病気にかかるリスクを調べる遺伝子検査サービスが広がっている。数万円の費用で生活習慣病やがんなど複数の病気を一度に分析してもらえる手軽さが人気の理由だ。ただ、素人が分析結果を理解…

免疫活用、がん細胞攻撃

免疫活用、がん細胞攻撃 慶大や京大が治療法研究 さまざまな免疫の仕組みを活用し、がん細胞を攻撃する治療法の研究が進んでいる。 慶応義塾大学などはがん細胞が免疫の働きを抑える機構を解除する技術を開発し、腫瘍をたたく効果を動物実験で確認した。 京…

男性だって更年期

不眠、不安・・・男性だって更年期 ストレス解消 自分を元気に ホルモン治療、運動も有効 中高年女性に特有の病気と考えられてきた「更年期障害」だが、最近は男性でも同様の症状が注目されるようになってきた。 更年期は、男女共に年を取るに従って起きる体…

生活習慣から痔を防ぐ

生活習慣から痔を防ぐ 食物繊維と水で腸内を調える 座りっぱなし、重たい荷物もリスク 「恥ずかしいから」となかなか治療に積極的になれない人が多い痔。 冬は水分摂取量や運動量が減り、痔になりやすい条件がそろいやすい。 痔は食生活や運動、排便など生活…

認知症新薬 「空白時代」

認知症新薬 「空白時代」に 実用化難航 患者が増加の一途をたどる認知症。 エーザイなど5陣営は病気の悪化を抑える新薬の開発を進めるが、病気のメカニズムが難しく実用化は至難の業だ。 実用化は早くて2020年代だが、臨床試験の成功率は1%に満たず、患者…

TORCH症候群

母子感染症、予防が肝心 小頭症など起こす病原体、経路は子ども→妊婦→新生児 母子感染する疾病「TORCH症候群」で代表的なサイトメガロウイルス(CMV)による患者のなかに、新生児に感染する仕組みがよく分からない症例が出て注目を集めている。 妊娠…

若者の心停止

若者の心停止、遺伝子が関係 不整脈・心筋症の割合高く 元気な若者やスポーツ選手の心臓が突然止まり、亡くなってしまうことがある。 「心臓突然死」と呼ばれるこうした事態の一部に遺伝子が関わっていることがわかり、対策に生かされ始めた。 ただ、居合わ…

熱中症にご用心

熱中症にご用心 年齢で違う「発症しやすい場所」「暑さ指数」活用を 各地で蒸し暑い日が続く中、熱中症で病院に運ばれる人も増えている。 体温が上昇してめまいや体のだるさ、意識障害などをもたらす。 熱中症のピークは毎年7~8月で、特に梅雨が明けて急に…

ペットボトル 1日で雑菌天国

ペットボトル 早く飲みきらないと、1日で雑菌天国 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170614-00010002-nikkeisty-life 「開栓後はすぐにお飲みください」。 ペットボトル飲料の注意書きには「すぐに」や「早め」の言葉が並ぶ。 ペットボトルに直接…

慢性腎臓病

日本の成人の8人に1人が慢性腎臓病! 腎臓が悪くなるとどうなるの? 日本人の8人に1人が慢性腎臓病。 人工透析や移植が必要になる? 腎臓が体になくてはらないワケは? 腎臓の構造とはたらき 腎臓は一番下の肋骨(第12肋骨)付近、椎骨の両側に左右一対ある…

トクホ

トクホ 正しく知ろう 適用範囲狭く / 薬の代用にならず 健康に役立つ表示が可能な特定保健用食品の第1号が許可されてから20年。 品目は現在、1082を数え「トクホ」の名称も定着した。 科学的根拠に基づいて国の「お墨付き」がつく形だが、病気を治すなどの…

夏の血圧低下

夏の血圧低下 気をつけて 水分補給でふらつき予防 室温差で体に負担 / 降圧剤の効き過ぎ 血圧は季節によって変動する。 気温が上がるこれからの時期は、血圧が低下しやすい。 高血圧の人でも、下がりすぎで不調に陥る場合も。 夏ならではの血圧対策は・・・。 血…

抗がん剤、選択のポイント

抗がん剤、選択のポイントは がんは高齢になるほどなりやすく、診断される人の7割を65歳以上が占める。 がん治療の柱の一つである抗がん剤は、吐き気や痛みといった副作用を伴うことも多い。 ほかの病気も抱えがちな高齢者は、どんな場合に抗がん剤治療を…

がん・動脈硬化と「テロメア」

生活習慣見直し 命の回数券守る がん・動脈硬化…関係深い「テロメア」 カギ握る運動や睡眠 体をつくる細胞の染色体の端にあり「命の回数券」ともいわれるテロメア。 テロメアの状態が、がんや動脈硬化といった様々な病気に関係しており、生活習慣を見直すこ…

手の震え

「手の震え」放置しないで 頻発なら早めに受診を 人前で字を書いたり、食事したりするときに、手が震えるとひそかに悩む人は少なくない。 震えるだけと侮るなかれ、背後に重要な病気が潜んでいる場合もある。 手の震えが出る病気と、対処法を知っておこう。 …

スマホ依存

ひょっとしてスマホ依存? 手放せない自覚あれば受診を 大人に広がる / 目立つ睡眠障害 「治療が必要だよ。このままでは学校にも行けなくなるよ」。 クリニックで医師に告げられたある中学生は一瞬ビクついた。 スマホを片時も離せず睡眠不足に陥ったため、…

悪化した歯周病の外科治療

悪化した歯周病の外科治療 ■歯を支える骨 再生 歯を支える組織が壊れていく歯周病は、日本人の約7割がかかっているとされる。 初期は痛みなどの自覚症状が少ないため、気付かないうちに進んでしまうこともある。 傷んだ歯周組織を薬などによって再生させ、…

胃がん予防にピロリ菌除菌

胃がん予防にピロリ菌除菌 学会が「全感染者の除菌」推奨、「証拠不十分」の声も 胃に感染するヘリコバクター・ピロリ菌は、胃がんを引き起こす要因の一つとされる。 2009年、日本ヘリコバクター学会が、すべてのピロリ菌感染者に対して除菌を勧める指針を公…

大腸ポリープ、新たな切除法

大腸ポリープ、新たな切除法 焼き切らず、出血リスク減 成長するとがん化する恐れもある大腸ポリープを、金属の輪などを使って簡単に切り取る新たな方法が広まっている。 従来の熱で焼き切る方法と違って合併症のリスクが減らせる利点がある。 ポリープを全…

加齢黄斑変性

加齢黄斑変性 薬の注射で視力維持 50歳以上の人に起こりやすい加齢黄斑変性。 有効な治療が乏しかったが、眼球に薬を注射する治療薬が複数登場し、視力の維持や改善が見込めるようになった。 負担を減らすため、患者の個別の状態に応じた治療の取り組みも…

病理外来 じわり拡大

病理外来 じわり拡大 見て病状納得「治療前向きに」 細胞や組織を顕微鏡で観察して診断をする病理医と患者が直接、話をする「病理外来」が少しずつ広がっている。 病理医は「医師のための医師」とも呼ばれ、従来は患者と接する機会はほとんどなかった。 だが…

起立性調節障害

朝起きられない・・・病気かも 自律神経の不調で症状様々 思春期に多く 体調が悪くて朝起きられず、学校に行けない――。 そんな子どもは「起立性調節障害」(OD)という病気かもしれない。 一般的には思春期に発症し、春から夏にかけて症状が強まる傾向があ…

「喫煙=肺がん」の落とし穴

毎年5月31􏰀日は、世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」だ。 厚生労働省は 5月􏰀31日~6月6日を「禁煙週間」と定めて、普及啓発をしている。 子どもの喫煙は特に問題で、中学生から吸えば、肺が んによる死亡率は􏰂倍になる。 がん対策推進基本計画でも「…