2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大豆 食べて運動 骨が丈夫に

骨粗鬆症の患者は1千万人以上いると言われ、増加傾向にある。 患者の8割は女性で、特に閉経を迎えると急激に骨量が落ちて骨粗鬆症になりやすい。 これは骨をもろくする破骨細胞の働きを抑えていた女性ホルモンが急激に減ることが 原因の一つとされる。 そ…

心拍数

運動を始めると心臓の鼓動は速くなります。 この時に手首や首スジに手を当ててみると、ドキドキと脈を打っている心臓の拍動を感じる ことができます。 この心拍数(正しくは脈拍数)を測ることによって、自分の体がどれくらいハードな運動を しているかをか…

ふくろう切抜き帖 2008.9.28

出典 朝日新聞・朝刊 2008.9.27 版権 朝日新聞社 <関連サイト> 医療法人社団 静山会 清川病院 http://www.kiyokawahosp.or.jp/ (飯野四郎先生の肝炎解説の動画が見れます) 薬害肝炎訴訟傍聴記 その7(第11回公判 飯野四郎証人主尋問) http://web.kyoto-ine…

油カットの調理のコツは?

出典 朝日新聞・朝刊 2008.9.11 版権 朝日新聞社 <自遊時間> ソフトバンクの王監督がいよいよユニフォームを脱ぐことになりました。 小泉さんの政界引退よりはるかにインパクトがあります。 小泉さんはちゃっかり跡継ぎを出すみたいですが、王には…

大豆  乳がんのリスク、下げる?

コーヒーを飲む時、少し値段が高くても牛乳の代わりに豆乳入りのソイ・ラテを頼む。 女性は特に大豆の二文字に弱い。 大豆には女性ホルモンのエストロゲンと似た構造を持つ植物性エストロゲンの「大豆 イソフラボン」が含まれることはよく知られている。 乳…

心房細動に根治の道

応用広がる「カテーテルアブレーション」 異常信号断ち切る 心臓の拍動が時に乱れる不整脈。 原因によって複数ある治療法の中で、心筋の一部を高周波で加熱する治療法(力テーテル アブレーション)の応用範囲が広がっている。 高齢者の心房細動に行われるこ…

関節リウマチ

以前は「慢性」関節リウマチといわれていましたが、 日本リウマチ学会では,第46回日本リウマチ学会総会(2002年4月23日)において, “慢性”関節リウマチから関節リウマチに変更しています。 (日本リウマチ学会http://www.ryumachi-jp.com/iyaku/yogo/ra.ht…

ふくろう切抜き帖 2008.9.23

(画面をクリックすると見やすくなります) 版権 朝日新聞・朝刊 2008.9.23 版権 朝日新聞社 <コメント> 「クスリはリスク」といいますが「リスクのあるクスリ」も使いようという典型例 です。 どのような経緯で「多発性骨髄腫」に有効であることが…

女性に多い変形性関節症

変形性関節症とは、慢性の関節炎を伴う関節疾患で、関節の構成要素の退行変性によって、 軟骨の破壊と骨、軟骨の増殖性変化を来たす疾患の創傷です。 一般的には膝の病気を指しますが、他に肘、股関節および手指にも起きます。 背骨や腰骨の場合には変形性脊…

ふくろう切抜き帖 2008.9.21

(画像をクリックして拡大すると読みやすくなります) 出典 日経新聞・夕刊 2008.6.26 版権 日経新聞社 <コメント> 実は、乳製品の摂取量が多い北欧は日本より骨粗鬆症が多いのです。 北欧人に骨粗鬆症が多い理由を日照時間に求める考えもあるよう…

女性の片頭痛

片頭痛は、女性ホルモンのエストロゲンの変動と 密接な関係があります。 これはもちろん女性に限っての話ですが、ご存知ない方も多いのではないでしょうか。 女性ホルモンの変動原因か 片頭痛、記録で傾向つかむ 女性ホルモンの変動が原因とみなされる女性特…

人生のエンディング  ③ 遺言

きょうはちょっと暗い内容です。 相続については親子で同居していても話し合うことはないものです。 遺言も、よほどきちんとした性格でないと・・・。 遺留分の計算 忘れずに 遺言に書けば、基本的には与えたい人に財産を残せます。 ただ、配偶者や子どもた…

半永久的なインフルエンザワクチン

9月になると何だか秋の気配を感じ、同時に冬の到来も考えるようになります。 当院も早々に職員の忘年会の会場を確保しました。 こんなことにだけ計画性を発揮す自分が情けなくなります。 冬の準備といえば、インフルエンザワクチンです。 受験生のいる家庭…

コレステロール  「トランス」に注意

トランス脂肪酸は植物油を硬くしたり、長持ちするために水素を添加したときに発生したり する物質です。 このトランス脂肪酸は実に多くの食品に含まれていて、身近なところではマーガリン、パン、 ケーキ、スナック菓子などに含まれています。 したがって商…

プレ更年期障害

自律神経の機能低下が原因 顔のほてりや冷え、イライラ、憂うつ感・・・・。 更年期にはまだ早いのに、30代から40代前半にかけて更年期障害と同様の症状に悩む 女性が少なくない。 「更年期でしょうか、と来院される人もいます。20代後半の人も珍しく…

遠藤章氏にラスカー賞

米屋のカビから「世界一の薬」 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2008/08/08 で遠藤章先生を紹介しました。 きょうの朝刊でうれしい記事が出ていました。 高脂血症薬のスタチン 日本発「ノーベル賞級」の声価 青カビから発見 世界で3000万人服…

ふくろう切り抜き帖・「髪との付き合い」

出典 朝日新聞・朝刊 2008.7.29 版権 朝日新聞社 出典 朝日新聞・朝刊 2008.8.2 版権 朝日新聞社 和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」で生まれたジャイアントパンダの雌= 13日(アドベンチャーワールド提供) 金総書記重病説「日本政府あまりに鈍…

胃潰瘍

胃潰瘍が起こる原因も、急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍では異なります。 急性胃潰瘍: 急性胃潰瘍では、風邪薬などの消炎鎮痛剤の服用や、精神的なストレス、アルコールの飲み過ぎ などが原因となって起こります。 従来は、急性胃潰瘍の原因として、特にストレスが…

腰椎(ようつい)すべり症

腰痛でお悩みの方は多いことと思います。 進化の歴史の中で、4つ足から二本足歩行になって以来の、人間に課せられた宿命とも いえます。 この腰痛も原因はさまざまです。 診断を適格につけないと、その後の治療も変わってしまいます。 専門医に相談されるこ…

中高年 筋トレ 足腰から

加齢とともに起こる筋力の低下はしばしば実感するところです。 実は筋肉量も低下しているのですが、それはお風呂に入って裸になった時に手足や 臀部の筋肉の萎(な)えで気づきます。 私も運動不足を自覚していますが、なかなかトレーニングジムに通う時間的…

禁煙治療 広がる選択肢 その2(2/2)

タバコを吸わない私には、禁煙の苦しみは本当にはわかりません。 禁煙するには喫煙の弊害をまず本当に理解しなければなりません。 順序を踏まずに禁煙の話をしても禁煙は失敗します。 しかし、医療提供側はメタボ健診よりはるかに重要と思われる禁煙指導には…

禁煙治療 広がる選択肢 その1(1/2)

タバコを吸う人は、その害は一応知っているつもりです。 日常診療の中で、そんな人に喫煙という”嗜好”に対してくどくどとその害を説明 してもタバコを止めようとはなかなか決心していただけません。 今年になってニコチンを含まない禁煙補助の内服薬も発売さ…

低血圧

季節の変わり目はなにかと調子が悪いものです。 そんな時期でのめまいや立ちくらみ。 原因はさまざまです。 季節の変わり目に注意 朝起きたとき、立ちくらみすることはありませんか。 一時的に血圧が低くなって起きるとみられていますが、夏場や季節の変わり…

ふくろう切抜き帖 2008.9.7

出典 朝日新聞・夕刊 2008.9.1 版権 朝日新聞社 <アルコール関連サイト> アルコールとがん http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2008/08/27 ふくろう切抜き帖 2008.8.17 http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2008/08/17 アルコールの…

拒食症と過食症

拒食症は、100人ダイエットすれば、3人かかる病気といわれています。 つまりダイエットをきっかけになることが多いのです。 有名なところでは故カレンカーペンターさん、元女優の長谷直美さん、女優の宮沢リエさん、歌手の中森明菜さんが、一時なりまし…

人生のエンディング ②

中野孝次という作家がいます。 数年前に亡くなられましたから、詳しくは「いました」ということになります。 亡くなられる少し前に、ある新聞にエッセイを寄せられました。 たしか70歳を境として、世俗的な人間関係すなわち会合、パーティー、冠婚葬祭や …

子宮がん予防とコーヒー

コーヒーと健康については、いろんなことが言われています。 胃に悪い?お肌に悪い? コーヒー7つの誤解を解く http://www.health.ne.jp/library/5000/w5000488.html 珈琲の効用(効能)と害について http://www.cafegoju.com/coffee/coffee_02.html コーヒ…

乳房の病気

食生活の西洋化、体の発育が早くなったなど様々な要因で「若年性乳がん」が増えている といわれています。 しかし日本では若い方が乳がん検診を受ける機会があまりにも少ないようです。 「乳がん」は早期発見すれば治る可能性が高いがんです。 よほど大きく…

日光浴

暑い日でも1日30分 気分明るく、快適生活 キレにくく 睡眠ぐっすり 大腸がん予防も 日差しが強まるこの季節、シミやシワの原因になるとして日射は悪者にされがち。 しかし、日光には気分を明るくし集中力を高める効果もある。 紫外線が皮慮に当たることに…

酸化コレステロールに注意

今年から始まった特定健診(メタボ健診)から総コレステロールの項目がなくなり、 かわりにLDLコレステロールが検査項目として採用されました。 その主旨はLDLコレステロールが真の悪玉であり、HDLコレステロール(善玉)が高い ために総コレステロールが高…