油カットの調理のコツは?

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出典 朝日新聞・朝刊 2008.9.11
版権 朝日新聞社

<自遊時間>
ソフトバンク王監督がいよいよユニフォームを脱ぐことになりました。
小泉さんの政界引退よりはるかにインパクトがあります。
小泉さんはちゃっかり跡継ぎを出すみたいですが、王には代打がいません。
ちょっと「いい話」を「スポーツナビ」で拾ってみました。
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http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/text/200809240005-spnavi.html
第1回ワールドベースボールクラシックの初代王者に輝いた日本代表の王監督(左)は笑顔でイチローの貢献を称える【Photo:Getty Images/アフロ】

■「僕の電話、非通知でかかるようになっているんですけど、(王監督に)非通知で電話
したんですよ。そしたら、『ハイ、王です』って出ましたからね。あり得ないでしょう。
この人、すごいなあと思って。びっくりして、僕は度肝を抜かれたんですよ。そこにもう、
王監督の人柄が完全に出てるでしょう」
そこまで一気に話したイチローだが、その勢いは止まらなかった。
「だから、ホームランの数だけじゃない。記録だけで“世界の王”と言われているんではない。
人柄、器の大きさ、懐の深さというかね。まあ、そういうことが、“世界の王”と言わせて
いるゆえんですよ」
王監督は白い人、僕は真っ白じゃない
王監督には「かなわない」ともイチローは言う。
「話している表情とか、よどみのない目。真っ直ぐ、この世界で突き進んでこられた雰囲気が、
それだけで伝わってくる」
よどみのなさについては、イチローがあらためて力説した。
「僕はちょっと、よどんでる。真っ白じゃない。もちろん黒じゃないよ。グレーでもない
けれども、グレーがかった白だよね。やっぱ、白い人には勝てない。黒い人とか、グレーの人
とかには絶対勝つ自信があるけど。まあ、あり得ない存在ですよね。王監督があり得ないん
ですよ、恐らく」
先週、8年連続200安打を達成したときに、お祝いの電話をもらったそう。
そのとき言われた言葉が「非通知と同じぐらい、度肝を抜かれた」。
イチロー、「あり得ない」と称賛の嵐
イチローが言葉をつなぐ。
アメリカという国は差別的、という言葉を王監督は使われなかったですけど、そういう
ニュアンス――まあ、白人至上主義というか、そういうのが残っていて、要は『その中で、
日本人が誰もやったことのないことを打ち立てることというのは、想像以上に難しいことだ』
って言ってもらったんですよ。そのとき、僕は本当に泣きそうになって、『この人、すげえ』
と思って感動してね」
「普通、そこまでは想像できないんじゃないですか。テレビとか、メディアからの情報だけ
では。本当に(メジャーの)中でやらないと、そういうことって分からない。すごいですよ。
やっぱ、この人のためにやりたいって思うよね。まあ、宝物ですね。王監督と同じ空間で、
時間を過ごさせてもらったことは」
そのときのイチローは、スター選手からサインボールをもらったときのような目をしていた。
「そもそも僕の存在を知ってもらっていることが、あり得ない。そして、電話をかけて
もらうこともあり得ない。まあ、幸せもんですよ。王監督は、自分は幸せ者だと言われて
ましたけど、こっちが幸せ者ですよね」
■城島「王監督は父親のような存在」
「野球界では、父親のような存在」
と、はばからず言った。
「僕の野球観――僕の野球に対する考え、プレースタイルっていうのは、やはり監督の色と
いうんですかね、監督という存在が非常に大きかった。プレーヤーとしてどうあるべきだ
とかは全部、監督につくってもらいました」

王監督から、敬遠の指示が出る。城島が立ち上がる。そこで、投手の球がフッと高めに浮くと、
城島がジャンプ。
すると、ダッグアウトの中でも王監督がジャンプしていたそうだ。
「敬遠のボールが高くなると、監督は一緒になって飛んでましたよ」
城島が、「僕ら以上に、戦いの第一線にいた」と話す王監督の野球に対する情熱。
「それだけ、ピッチャーのボールに集中している」という言葉が、それを裏付ける。
そんなとき、すぐさま「ジョー」という言葉が飛んできたそう。
振り向けば、王監督が両手で「低く、低く」のジェスチャーをしている。
「でも、そういうのは、もうないのかな」。城島は、少ししんみり話した。
■ひたすら怒られた記憶ばかりでも…
ただ、城島にとっては「ひたすら怒られた」という記憶ばかりが残るそう。
「しかも、理不尽に。なんで僕が怒られるんだろうな、ということはあったけれど、今になって
監督の意図も分かります」。
だからこそ今、「(若いとき)王監督が、我慢強く僕を使ってくれて、今の僕がある」と言える。
今季6月ぐらいから、不安定な起用が続いた。
何試合も先発を外された。
だが、そんなとき支えになったのは王監督の教えだと言う。
よくこんなことを言われたそうだ。
「1試合しか来られない人がいる。お前にとっては140分の1のゲームであり、10何年
経てば、2000試合分の1かも知れないけど、きょうしか来られない人が、この中には
多分いるだろう。そのためにも出続ける義務が、選手にはあるんだよ」
満足な説明もない中で腐りかけた。
口をとがらせたこともあった。
その度に、その言葉を反すうした。

<番外編>
選手たちは泣いていた。
花束を渡す小久保裕紀の顔はぐしゃぐしゃだった。
松中信彦は顔を上げられず、王監督をまともに見ることすらできなかった。
己の不振が招いた結末という、責任を感じていたのだろう。
だが、王監督の目に涙はなかった。場内1周のときも、胴上げのときも、最後まで笑顔
だった。
「普段は涙もろい。忠臣蔵を見たらいつも同じ場面で泣いてしまう。だけど、自分のことと
なるとね。損な性分ですよ」
 
着替えを済ませ監督室を出て、出口へ向かう。
14年間も続いた日常だった光景も、この日で最後だ。
関係者出入口の扉が開くと、歓声が聞こえた。
たくさんのファンが最後のひと目まで王監督を見届けようと集まっていた。
王監督は晴れやかな表情で手を振った。
 帰りの車に乗り込む間際に王監督は言った。
「思い残すことはない。幸せな14年間でした」、と。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/text/200809250004-spnavi.html

<コメント>
イチローオシムの言葉はいつも含蓄深いです。
イチロー名言.com
http://www.ichiro-meigen.com/page01/mariners2.html

王、長嶋。
ON。
3番王、4番長嶋。
今から思うと何てすごいチームだったんだろう。
よくいわれることですが、巨人ファンでなくともこの二人は別格でした。
この二人に打たれて贔屓チームが負けても、何だか納得している自分がいました。
そして現役時代を知る人もだんだん少なくなってきました。
現役時代のこの二人に対して、引退後はどうするんだろうと漠然と考えたことも
ありました。
両雄並び立たず。
ちょっと意味は違いますが・・・。
長嶋は親子で巨人から離れませんでしたが、王は巨人から出て行きました。
そして二度と巨人に戻ることはないはずです。
二人が完全にユニフォームを脱ぐところまで見届けられたことは、」ちょっぴり幸せ
です。

この二人の共通点といえば二人とも奥さんが・・・。

イチローは長嶋のことをどう思っているんでしょうか。
そんなの関係ない・・・ですが。



<番外編>
ヘタクソすぎる着陸
http://jp.youtube.com/watch?v=isU73otTVWA&feature=related
超低空でエアバス旋回すごすぎてワラタ
http://jp.youtube.com/watch?v=oM-XTKpCeEU&NR=1
超危険な旅客機の着陸
http://jp.youtube.com/watch?v=L8vmEIaMOqU&NR=1
A collection of plane crashes「航空機墜落集」
http://jp.youtube.com/watch?v=8xEWzRqhLc0&feature=related
飛行機事故24連発
http://jp.youtube.com/watch?v=KEYVoA5_B1w&feature=related
笑える!機内放送
http://jp.youtube.com/watch?v=kLF7ShCrt_c&feature=related