2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

骨粗しょう症のバルーン手術

骨粗しょう症 バルーン手術… 骨内部を広げ セメント注入 骨粗しょう症でつぶれた背骨(椎体)に骨セメントを注入する手術で、バルーン(風船)で骨の内部を広げたうえで硬めのセメントを入れる方法が工夫され、セメントが骨の外へ流れ出すのを防ぎ、より安全…

日本最古の健康体操

日本最古の健康体操で体の働き整える 日本で考案された最古の健康体操とされる自彊(じきょう)術。 特別な器具を使わず、ストレッチを主体とした31種類の動作を順番にこなすことで、体の働きを整え、病気に強い体質を作る。 健康に不安を感じ始めた中高年が…

がん予防目的の卵巣摘出

卵巣摘出… がん予防目的 閉経前は慎重に 子宮筋腫などの手術の際、がん予防の目的で卵巣の摘出が行われていることについて、閉経前の女性では更年期障害や骨粗しょう症などのマイナス面が大きいとして、見直す動きが出ている。(中島久美子) 卵巣は子宮の左…

慢性腎臓病の早期発見による人工透析回避

人工透析受けないために…慢性腎臓病の早期発見カギ 腎臓の機能が低下し、人工透析を受ける患者が増え続けている。 慢性腎臓病の初期段階で気づき専門医の治療を受けていれば、患者にとって負担の大きい透析に頼らずに済んだケースが少なくない。 治療に必要…

適度な飲酒がアルツハイマー病や認知症を予防

適量の飲酒、特にワインが、認知症リスクを低減させる可能性が、過去の研究のレビューにより示された。米ロヨラLoyola大学シカゴ校ストリッチStritch医学部の研究チームは、1977年以降に実施された143研究の被験者36万5000人強のデータを分析。 その結果、適…

アルツハイマー 新治療薬が続々

アルツハイマー 新治療薬が続々… 神経伝達制御 進行を遅く アルツハイマー型認知症の治療薬3種が今年、相次いで発売されている。それぞれどのような特徴があるのだろうか?(岩永直子) 「先生、目が覚めた感じがするんです」 重度のアルツハイマー型認知症…

巨大血栓 脳血管が突然詰まる!

昨夜のNHK TVの健康番組「ためしたガッテッン」での放送内容です。 脳血管が突然詰まる!あなたを狙う巨大血栓 脳梗塞の中でも特に重症化しやすいタイプの脳梗塞があります。 脳の細胞の大部分が壊死(えし)してしまうため、突然死や寝たきりになる確率が高…

夏バテ対策法

夏バテを侮るな 元気を取り戻すコツ 夏バテを侮ってはいけない。 こじらせると倦怠感や食欲不振が続き、仕事や学業の効率も落ちてしまう。 糖尿病などの持病がある人は、夏バテをきっかけに症状が悪化するともいわれる。 節電の夏も後半戦に入った。 元気な…

テレビには要注意

テレビの見過ぎは寿命を短くさせる テレビの視聴に1日平均6時間を費やす人は、テレビを見ない人よりも寿命が5年短いとの報告が、英医学誌「ブリティッシュ ジャーナル オブ スポーツ メディスン(スポーツ医学)」オンライン版に8月15日掲載された。 25…

前立腺がん その3(3/3)

治療法を選ぶために大切なこと がんと診断されて、それを告げられたらショックで落ち込むのは当然です。 これからの生活で不安なこともあるでしょうし、ご家族も心配なことでしょう。 しかし、前立腺がんは早期であれば完全に治すことができますし、進行した…

前立腺がん その2(2/3)

PSA検査は前立腺がんを発見するための血液検査です PSA検査とは、前立腺がんを発見するための血液検査で、PSA値が高いほど前立腺がんが疑われます。 PSAとは、前立腺で特異的に作られるたんぱく質の一種で、健康な人の血液中にも存在します。 しかし、前立腺…

メタボ対策

メタボ対策 体質を見極め、効果的に病気予防 最近、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病を中心に、病気にかかりやすさと体質には深い関係があることが分かってきた。 個人の体質を考慮した健康づくりの可能性について専門家の話を聞いた。 生活習慣病が恐ろ…

夏の結膜炎

結膜炎、夏の予防策 朝起きると普段より目やにが多く、まぶたが開きづらい――。 こんな目の症状が見つかったら結膜炎を疑った方がいい。 休日や学校などでプールに入ることが多い夏場はウイルスが活発で、結膜炎に感染しやすい。 放っておくと症状が悪化する…

精神疾患を追加して「5大疾患」

厚生労働省は8月6日、厚労相の諮問機関・社会保障審議会医療部会に対し、都道府県が作成する地域保健医療計画で「4大疾病」とされてきたがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病に精神疾患を追加して「5大疾患」とする方針を示した。 同部会はこれを了承した…

昼休みに仮眠のすすめ

昼休みに仮眠のすすめ 短時間で頭すっきり 蒸し暑くて寝苦しい夜が続くと昼間にいつも以上に感じるのが眠気だ。 睡魔と闘っている間は仕事の効率も上がらない。 午後の眠気解消に効果的なのが昼寝だ。 ただし、睡眠時間を10~15分程度に収めるのがコツだとい…

食物繊維で脳卒中リスク低下

食物繊維で脳卒中リスク低下…たばこ吸うとムダ 食物繊維を多く取ると脳卒中や心筋梗塞などのリスクは減るが、たばこを吸うと、そうした傾向がみられなくなることが、国立がん研究センターなどによる追跡調査でわかった。岩手や高知、沖縄など8県の45〜7…

前立腺がん その1(1/3)

前立腺がんとは 日本の前立腺がんは近年急増しています 前立腺がんは、中高年男性に多くみられるがんです。 近年の高齢化、食生活の欧米化と検査精度の向上による正確な診断により、日本人の前立腺がん患者数は増えています。 厚生労働省の調査(平成17年度…

がんPET検診 ~ がん早期発見への近道 その6(6/6)

「活動性」という新しいアプローチで早期がんを見つける 肺がんは、ごく早期のⅠ期であれば手術でがんを取りきることが可能であり、5年生存率も70%以上にのぼります。 しかし比較的早く症状が現われる中心型肺がん(肺門部にできるがん)でさえ、咳や血痰に…

男の腹をへこます、糖質OFFレシピ

糖質とは食物繊維を除いた炭水化物。 本来、我々の体の活動に欠かせないものだが、慌ただしい朝のパン食や時間のない外食の麺類、小腹を満たすせんべいなど、多忙にかこつけているとつい取りすぎになってしまう栄養素だ。 糖質ばかりの食品をとると、血糖値…

神経形成、必須たんぱく質発見 横浜市立大、再生治療法に応用も

横浜市立大学の竹居光太郎准教授らは、神経ができる時に必須の新しいたんぱく質を発見した。神経の再生を阻害する分子に結合して働きを抑えていることをマウスの実験で確認した。 人間にも似たたんぱく質があり、傷ついた神経細胞を再生させる治療法の開発に…

夏の運動、熱中症を防ぐには…

夏場でも運動を楽しむ人は多いが、猛暑の日は十分な注意が必要だ。 体調や水分補給に気を配らないと、熱中症で倒れてしまうこともある。 気温が30度を超えるような日は、激しい運動は控えたほうがいいという。 専門家は「油断せず、頑張りすぎないことが大事…

塩分過多での高血圧、原因たんぱく質 東大が発見

東京大学の藤田敏郎教授らは、過剰に塩分を摂取して発症する高血圧の原因となるたんぱく質を発見した。 細胞形成に関わっている「Rac1」というたんぱく質で、塩分の高い食事を続けたマウスの実験から見つけ出した。 このたんぱく質の働きを抑制すれば、…

街のウワサを大検証

2011.8.3放送のNHKのTV番組「ためしてガッテン」の内容紹介です。 健康食品や「街のウワサ」について、患者さんに訊かれることがあります。 「○○って本当に効果があるのでしょうか?」「○○って本当でしょうか」 TVでも盛んにCMをやっている健康食品。 私に言…

夏はニキビに注意

夏はニキビに注意 1日2回しっかり洗顔 汗をかきやすい夏に悪化するニキビ。 節電のためエアコンの温度設定が高めになった今夏、ニキビができやすい人の悩みは大きい。 対処を誤るとニキビ跡が残ってしまうこともある。 夏にできやすいニキビの予防とケアに…

がんPET検診 ~ がん早期発見への近道 その5(5/6)

予後の悪いがんは、転移する前に見つけたい 年々増え続けている肺がん。 予後も悪く、日本では最も死亡者数の多いがんになっています。 肺がんの現状はどうなっているのか、また肺がんで亡くならないためにはどうしたらいいのか。 インタビューしたのは昭和…

糖尿病予防には低GI値の食品を

糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう 糖尿病の基本的な予防策は、食事療法だ。 普段から食べ過ぎないよう節制しなければならないが、何をどのように食べればよいのか、肝心の情報が不足している。 専門家の間では近年、各食品に特有な「グライセミック・イ…

夏の脳梗塞に注意

節電の夏 脱水症状で脳梗塞に注意 原子力発電所の事故などの影響による電力不足から節電が求められている今年の夏。 冷房の使用を控えすぎたり、設定温度を高くしすぎたりすると、熱中症だけでなく、脱水症状から脳梗塞や心筋梗塞になる危険が高まる。 病院…