2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

抗癌剤の薬効にも限界

薬効に限界 中止提案も To:高野先生 最近、今の抗がん剤が効かなくなってきました。ほかに方法があるでしょうか。ご意見を聞かせて下さい――。 横浜市の主婦Aさん(56)は、10年前から乳がんを患う。 手術の半年後、骨に転移が見つかり、翌年には肝臓…

脂肪燃やしやすい体にするには

猛暑で細った食欲が回復すると同時に、秋の味覚も次々と登場してきた。 つい食べ過ぎてしまいがちな季節だが、肥満予防に大切なのは脂肪を燃焼しやすい体をつくることだ。 最近では体内の脂質代謝の研究が進み、体の脂肪を燃焼しやすくする生活習慣のヒント…

がん薬物療法専門医(1) 臓器問わず治療に精通

「珍しい病気で、治療法もなかなかない」。 北海道石狩市の主婦(66)は、担当医の言葉に目の前が真っ暗になった。 地域でがん治療の中心となる「がん診療連携拠点病院」に指定された病院だが、腎臓の近くにできた特殊な肉腫で、担当医は診た経験がないと…

超低周波音

福島第1原発事故以来、急速に原発反対運動に盛り上がりが見られます。 誰しもが今回の悲惨な事故の現状を見れば反対しない方がおかしいぐらいです。 しかるに、現首相は国連で、この原発問題に関して歯切れの悪い演説をしました。 反対運動をしている人達は…

電磁波 健康調査が重要

人体への影響について議論が続く電磁波。 岡山大学環境学研究科の津田敏秀教授へのインタビュー記事です。 電磁波 国は率先して健康調査を ――微量の電磁波でも、体に影響が出るという考えをどう思われますか。 「電磁波は目に見えなくてもエネルギーですから…

電磁波の影響

きょうにも人工衛星落下する、と話題になっています。 こういった目に見えるものはまだ分かりやすいのですが、電磁波や放射能は目に見えません。 今回の原発は原発の場所もはっきり公表されているのですが、電磁波の発信源となっている携帯基地局などは意外…

アンテナ増設 家族に異変

考えてみれば、われわれは身体にとって「不都合な」事実にはさまざまな環境汚染に囲まれています。 最近では放射能汚染まで加わりました。 「環境問題」という言葉に置き換えてみれば、大気汚染・水質汚濁・土壌汚染、酸性雨、オゾンホール、異常気象、地球…

骨粗しょう症検診

骨粗しょう症、検診は若いうちから 国内の患者数が1300万人といわれる骨粗しょう症は、骨がもろくなって折れやすくなる病気。 若いつもりでも骨の老化は意外に進んでいる。 最近の研究で糖尿病など生活習慣病の人は、骨粗しょう症になりやすいことが分かって…

コレステロール高値はアルツハイマー病と関係――久山町研究

コレステロール値が高いと、脳内にプラーク(斑)として知られる蓄積物が生じ、アルツハイマー病リスクが高まることが、九州大学神経病理学助教の佐々木健介氏らによる新しい研究で示唆された。この知見は、コレステロール高値がアルツハイマー病を引き起こ…

多少の不衛生は健康によい

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、良好な衛生状態を保つことにより多数の生命が救われ、人々が感染症から守られてきた。 しかし、あまりに清潔にこだわりすぎると、別の疾患に罹りやすくなるとの懸念が浮上してきている。 この「衛生仮説(hygiene …

がんの個別治療

進む がんの個別治療 遺伝子検査で適薬投与 患者のがん組織の遺伝子を調べて患者ごとに適した薬を選ぶ個別化治療が進んできた。 特にがんだけを狙い撃ちする分子標的薬と呼ばれる抗がん剤の標的部分のタイプが患者によって異なるケースで効果を上げている。 …

不飽和脂肪酸の摂取が血糖改善に効果

医療関係者向けサイトを運営するケアネットは、糖尿病治療におけるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの摂取に関する調査を実施した。食品や薬剤など何らかの形で取り入れたことがある医師が66%に達し、食事指導や製剤処方…

血管年齢を知ろう

ご存知のように、人体には酸素や栄養を運搬するために全身に血管が張り巡らされています。 この血管も老化は避けられません。 その原因のまず一番は当然加齢ですが、遺伝や食生活や日常生活の過ごし方も大いに関係しています。 「血管が詰まる」病気の代表に…

腎臓が突然ダメになる

全国の“腎臓病予備軍”は2000万人にのぼり、そういった方は自覚症状がないまま症状が悪化して人工透析へ至る危険があります。 昨夜のNHK総合テレビ「ためしてガッテン」の番組からです。 腎臓が突然ダメになる 急増!沈黙の新現代病 今回のテーマは「腎臓」。…

酸の強い飲み物に注意

酸蝕(さんしょく)症という症状がある。 炭酸飲料や果物などが含む酸で歯が溶け、冷たいものを食べた時などに歯がしみる知覚過敏が起こる。 さらに歯のエナメル質が変化して透明度が増したり、エナメル質が溶けて、その下の黄色い象牙質がむき出しになったり…

下肢静脈瘤治療としての「レーザー 」

下肢静脈瘤治療… 「レーザー 」1機種 保険適用 足の静脈の血液の逆流を防ぐ弁が壊れ、血流が滞って血管に膨らみができ、だるさやかゆみなどの症状を引き起こすことがある下肢静脈瘤。治療に伴う傷痕や出血が少なくて済むレーザー治療の一部が、2011年か…

子どもと体温

正しく測定平熱を知る 機嫌が悪かったり、ぐったりしていたり。 子どもは体調が悪くても、言葉でうまく伝えられない。 そんな時、体温を測ると、病気かどうかを見極める大きな手がかりになる。 日本人の平熱はどのぐらいなのか。 50年以上体温の研究を続け…

高齢者の水頭症

高齢者の水頭症、髄液抜いて改善 高齢化で増加する認知症。 病気の原因として患者が最も多いアルツハイマー病の治療法はまだないが、認知症患者の約5%を占める「特発性正常圧水頭症」は治る可能性がある。 脳の中に液体がたまり歩行障害や物忘れなどが起こ…

食物からの内部被曝

川崎市の主婦B子さん(37)は、福島第一原発の事故以来、小学3年生を頭に3人の子どもの食事に苦心してきた。 野菜と飲料水、牛乳は、西日本から月1回、宅配便で取り寄せる。 野菜はよく洗い、生では食べさせない。 肉は塩と酢を入れた水に数時間漬けて…

高齢者の貧血に注意

高齢者の貧血注意 持病に隠れ自覚しにくく 若い女性の病気と思われがちな貧血だが、高齢者でも10人に1人は患っている。 持病の症状に隠れて自覚しにくいが、放置すれば寝たきりになる恐れがある。 栄養不足が原因と指摘する専門家も多く、動物性たんぱく質…

朝食に果物を食べよう

「朝の果物は金」ということわざがある。 一日の生活を始めるにあたって必要な栄養素が摂取できるというのがその理由だ。 不足しがちな栄養素を補えるほか、加熱調理する必要がないので、忙しい現代人の朝の時間帯でも比較的食べやすい。 朝食に果物を食べる…

時には内視鏡検査も

時には内視鏡検査も 費用かかるが高い精度 がんによる日本人の死亡で肺がんに次いで多いのが胃がんと大腸がん。 X線検査や内視鏡検査、便の検査など、検診の方法は色々ある。どんな特徴があり、どの検診を受けたらいいのだろうか。 ●胃 X線推奨だが 死亡率…

苦しくない検査

広がる「苦しくない検査」 呼吸器・消化器にやさしく 「痛い」「苦しい」とのイメージが強かった、がんなどの検査で、患者への負担(侵襲)の小さい機器や手法が広がっている。 気管支鏡や膀胱鏡などの内視鏡は硬い棒状のものから柔らかく細くなるなどし、消…

もみ出し&マッサージの実力

もみ出し&マッサージ ホントの実力大検証! みんなが大好きなマッサージ。 コリがほぐれ、とっても気持ちいい! ところが、さらなる効果があると言う情報が。 「脂肪が減っちゃう?」「高血圧が治っちゃう?」「認知症の症状が改善しちゃう?」 それはホン…

秋の花粉症

花粉症といえば春のスギがまず思い浮かぶが、別の植物の花粉も症状を引き起こす場合がある。 これからは、ブタクサやヨモギといった草花の花粉症シーズン。だれもがいつ発症するかわからないだけに、秋の花粉症についても知っておこう。 (高梨ゆき子) ◇ 「…

放射性医薬品過剰投与で日本核医学会が声明

市立甲府病院の放射性医薬品過剰投与で日本核医学会が声明 8月31日からマスメディア各社が報じている,市立甲府病院で起きた15歳以下の子どもへの放射性医薬品の過剰投与について,9月1日,日本核医学会(理事長:北海道大学・玉木長良氏)が声明を発表した…

足腰の疲れをとるマッサージ法

簡単で効果的 足腰の疲れ、マッサージで取る方法 厳しい暑さをやり過ごしたら、スポーツの秋にジョギングや山登りを楽しもうと考えている人は多いだろう。 慣れない運動を始めた時は、準備運動とともに運動後は十分に体をいたわってやることが大切だ。運動後…