2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ホルモン力をつける生活術

ホルモン力を高めるキーワドは「楽食、楽動、楽眠、楽話」だ。 例えば、「おなかがすいた」という時間を持つことにより、「グレリン」という物質が胃か ら分泌される。 グレリンは、細胞のミトコンドリアを増やし強くする。 運動すると血の巡りがよくなり、…

心不全

心不全 病名ではなく状態 「心不全と診断された」とよく聞くが、心不全は病名ではない。 心臓のポンプ機能の悪化によって起きた体の状態のことで、いろんな症状がある。 心臓は収縮・拡張を1日に約10万回繰り返し、全身に血液を送り出す。 ポンプ機能が悪く…

コレステロール摂取制限なくす

コレステロール摂取制限なくす 国の基準「科学的根拠が不十分」 健康を保つために、食事で取る栄養素などの望ましい量を定めた厚生労働省の百本人の食事摂取基準」。 最新の2015年版では、コレステロールの上限値が削除された。 上限値を設ける科学的な根拠が…

陽子線でがん治療

陽子線でがん治療、体の深部狙い撃ち 最小限の副作用、費用は高額 最先端のがん治療装置として「陽子線治療装置」が注目されている。 放射線治療の一つで、がん細胞を狙い撃ち、副作用を最小限に抑えるという。 日本が強みとする治療法で、政府は海外への輸…

変形性股関節症

歩き方変わった? 変形性股関節症の疑い、手術で改善 体の中心部にある股関節は上半身を支え、全身のバランスを保つのに重要な役割を果たす。 この関節の軟骨がすり減って痛みが生じる病気が「変形性股関節症」だ。 高齢女性などに多く、進行すると立つ、座…

せきぜんそく

せきぜんそく 3週間以上せき続けば専門医へ かぜをひいた後、熱や鼻水などは治ったのに、せきがなかなかおさまらず、夜にひどくなる。最近増えている「せきぜんそく」という病気かもしれません。 せきはふつう、のどから肺につながる気道の中の異物や分泌物…

脳梗塞「心房細動」に注意

脳梗塞といえば、以前は高血圧から起こるものが多かった。 だが、血圧管理の意識が高まり、高血圧由来の脳梗塞は減っでいる。 にもかかわらず、脳梗塞自体は減っていない。 「心房細動」による脳梗塞が増えているからだ。 心房細動は不整脈の一つ。 一定のリ…

「がん」と「癌」の違い

「がん」は遺伝子の突然変異によって細胞が増殖する悪性腫瘍全般を指します。 漢字の「癌」とは微妙な違いがあります。 医学用語の「癌」は、臓器の表面を覆う上皮の細胞から発生する悪性腫瘍を意味し、英語ではカルチノーマと呼びます。 ギリシャ語のカニを…

子どもの睡眠不足、大丈夫?

子どもの睡眠不足 生活リズム崩れ不登校の一因に 体の疲れをとり、脳の記憶を整理する睡眠は、成長が盛んな子どもにとって重要な意味がある。 深い眠りに入ると分泌される成長ホルモンは、脳や体の発達に欠かせない。 睡眠不足になると生活リズムが崩れて不…

長引く胸の違和感・痛み

食道炎? 長引く胸の違和感・痛み 胸がギュッと締め付けられる、ピリピリ痛む、焼けるようにムカムカする――。 心電図をとっても心臓に大きなトラブルは無いと言われるのに胸の痛みや違和感が続き、不安に感じている人もいるのではないだろうか。 症状の違い…

腹腔鏡に潜むリスク

腹腔鏡に潜むリスク 体への負担軽減のはずが… 患者死亡も 難しい手術、第三者が審査 体への負担が少ないとして普及してきた内視鏡手術。 最近、この内視鏡の一種である腹腔鏡を使った手術で複数の患者が死亡した。 この手術法の妥当性を正確に見極める動きが…

がんに地域差

胃がん患者、日本海側に多く 地域で差 効果的な対策に 胃がんは日本海側、肺がんは北海道と近畿地方に多い・・・。 国立がん研究センターはこのほど、地域別のがん罹患率を公表した。 地域によって患者のがんの種類が異なるのは食事や喫煙率の高さなどが関係…

むくみ

一日中立ち仕事をしていたら、足がパンパンにむくんだ経験をした人は多いはず。 むくみは健康な人にも起きるが、病気が隠れていることがあるので、症状が続くようなら注意が必要だ。 「むくみは、血管の外にある組織に余分な水分がたまった状態。 続くときは…

「骨の鉄筋」 コラーゲン

「骨の鉄筋」 コラーゲン守り、骨折を防ぐ 骨粗しょう症と聞くと、骨がスカスカになり骨折しやすくなる高齢女性の病気を想像する人が多いかもしれない。 ところが、「骨密度(骨量)」は高いのに骨折しやすい人がいることや、男性もなることが分かってきた。…

がんの告知

告知は治療の第一歩 がんの告知が一種のタブーだった時代があった。 たとえば肺がんは、肺にカビが生える「肺真菌症」と嘘の説明がされていた。 当時は「がん = 死」というイメージが今よりもずっと強くあった。 家族には告知をしても、患者本人にがんとい…

疥癬

疥癬 おなかや胸に赤いぶつぶつができてかゆみを起こす病気には色々ある。 アトピー性皮膚炎や、かぶれ(接触皮膚炎)、慢性湿疹などでも激しいかゆみがあり、顔や頭にぶつぶつがない場合には疥癬(かいせん)を疑った方がいいかもしれない。 疥癬はヒゼンダ…

片頭痛の新治療開始

岡山大学病院の赤木禎治准教授らは心臓の小さな穴をカテーテルでふさぐことで、片頭痛の症状を改善する治療を始めた。 従来の薬物治療では効果がなかった患者が対象。 保険は適用されないため、費用は約130万円かかる。 国内の片頭痛患者は840万人とされる。…

甲状腺機能低下症 ~ むくみ

一般的にむくみは、水分が重力でむくむが、体の不調の元凶となる場合もある。 以下は、危険なむくみの見分け方。 恐怖のむくみモドキ むくみモドキ見の分け方の大ヒントは声のしわがれや低くなった声。 むくみモドキの判定として、向こうずねを5秒強く親指で…

男性不妊、精子探し出す手術

男性不妊、精子探し出す手術 「無精子症」治療施設増え、自治体助成も 不妊というと女性に原因があると思われがちだが、男性が関係する場合も半数近くに上る。男性不妊の原因の一つ「無精子症」に対しては精巣を切り開いて精子を採取する手術がある。手術の…

がんを想定した人生を

がん想定の人生考えよう 国立がん研究センターが2011年のデータを分析した結果、日本人男性の62%、女性の46%が生涯で何らかのがんにかかるとされている。 今や、男性では3人に2人近く、女性でも半数ががんになる時代となった。 がんになることを想定して…

中国、感染症対策の先端拠点を年内稼働 日本に先行

中国政府は2015年中に最も危険度が高いウイルスを扱う「高度安全実験施設(BSL4施設)」の稼働を始める。 日本ではまだ稼働していない最新の研究設備で、エボラ出血熱などの診断や治療法を開発する拠点として活用する。 今後10年でBSL4施設をさらに5カ所以…

中東呼吸器症候群(MERS)

中東呼吸器症候群 問1 中東呼吸器症候群(MERS マーズ)とは何ですか? 答 中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症です。 原因となるウイルスはMERSコロナウイルスと呼ばれています。 2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(…

70歳以上の3割が肥満

70歳以上の3割が肥満 体格指数のBMIが25以上だと「肥満」とされる。 2013年の国民健康・栄養調査によると70歳以上の肥満は男性28%、女性27%。 男性の肥満の割合は40代の35%でピークを迎え、それ以上では下がる。 女性の40代は15%だが、年齢を経るにつれ…

コーヒーの効用

糖尿病、発症しにくく コーヒー「1日3~4杯まで」が目安 コーヒーをよく飲む人が発症しにくい病気がある、という研究結果が増えている。 国内の最新の研究では、死亡リスクが低いと報告さた。 一方で、飲み過ぎに気をつけないといけない人もいる。 □ □ 国…

航空性中耳炎対策

「飛行機に乗ると耳が痛い」航空性中耳炎対策あり 飛行機に乗ったら耳が「キーン」としたという経験を持つ人も多い。 これは気圧の変化が原因で、痛みが治まらなかったり、聞こえが悪くなったりする「航空性中耳炎」につながるケースもある。 通常は唾を飲ん…

韓国からの入国者発熱なら「疑似症」届け出通知

韓国で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、厚生労働省は2015年6月4日、MERS感染が疑われる患者を診療・介護するなどし、発熱や風邪などの症状がある韓国からの入国者について、「疑似症患者」として国に届け出るよう…

高齢者の熱中症

暑さ・渇き、感じにくい体 熱中症 高齢者は熱中症になりやすい。 炎天下で起きることが多い若い世代と違い、室内で人知れず熱中症になり、気付かれたときには重症化していることも多い。 専門家は、高齢者を「熱中症弱者」と指摘し、効果的な予防策をとって…

まつ毛エクステンション

「まつ毛エクステンション」をめぐり、国民生活センターが注意を呼びかけている。 「まつ毛エクステンション」で傷ついたとみられる目の画像からは、角膜に傷がついたり、充血したりしていて、接着剤によるものとみられる傷も確認できる。 まつ毛を濃く長く…

体内微小物質、大腸がん抑制

体内微小物質、大腸がん抑制 阪大などマウスで確認 遺伝子の働きを調節する「マイクロRNA」という微小物質が、大腸がんの増殖を抑えることを大阪大や金沢大のチームがマウスの実験で突き止めた。マイクロRNAを人工的に合成し、がんに投与した。 マイク…

豚の生レバー提供禁止

豚の生レバー提供禁止 厚労省決定 厚労省は(2015年5月)27日、豚の生レバー(肝臓)や生肉の飲食店などでの提供を禁じることを決めた。薬事・食品衛生審議会の食品衛生分科会が同日了承した。 牛の生レバーと同様に中心部まで十分に火を通すことを義務付け…