2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

抗がん剤、心臓病の遠因? 

抗がん剤、心臓病の遠因? 長期使用の影響、学会が問題視 社会復帰急増、新たな課題に 抗がん剤の進歩などで、治療後に社会に復帰する「がんサバイバー(がん経験者)」が増えたことで、抗がん剤の影響とみられる心臓や血管など循環器系の疾病に苦しむ患者が…

後発薬に中国依存リスク

後発薬に中国依存リスク 日医工、原材料滞り供給停止 後発医薬品メーカーが「中国リスク」に直面している。 後発薬は医療費削減に役立つと注目されているが、コスト削減を進める過程で中国メーカーからの原材料の調達が進んだため、相手先のトラブルで供給が…

新型コロナ治療薬、国際共同治験

新型コロナ、既存薬転用 数カ月で結果が続々判明へ 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、世界中で医療崩壊のリスクが顕在化している。 世界経済も大恐慌以来で最大級の落ち込みとなる見通しで、各国政府が対応に追われている。 未曾有の事態に、新型コ…

新型コロナ治療薬

新型コロナ治療薬、国際共同治験に参加へ エボラの未承認薬 投与 新型コロナウイルスによる肺炎の治療薬について、政府は3種類を中心に患者で試す。 米国立衛生研究所(NIH)が主導するエボラ出血熱の未承認薬の国際共同臨床試験(治験)に日本が3月にも参加…

新型コロナ研究成果相次ぐ

新型コロナ研究成果相次ぐ 体内侵入時、細胞と結合強く 新型コロナウイルス感染症の治療の難しさを克服する手がかりが見えてきた。ウイルスの侵入時の結合の強さや体内での増殖しやすさなどに関与する研究成果が相次ぐ。 欧州にみられるような爆発的患者急増…

マスクを選ぶ、着ける ウイルスや花粉、防げる?

マスクを選ぶ、着ける ウイルスや花粉、防げる? 新型コロナウイルスの世界的大流行で、マスクが品不足になっている。 だがWHO(世界保健機関)は2月下旬、ウェブサイトで一般向けに「健康な人にマスクは必要ない」と解説した。 一体マスクにはどんな効果が…

新型コロナによる肺炎 ②

新型コロナによる肺炎 ② ウイルス性肺炎はそもそも診断が難しい 新型コロナウイルスによる肺炎は、当たり前だが、「ウイルス性肺炎」だ。 ところが、健康な人がなる肺炎は、多くの場合、細菌性肺炎だ。 細菌性のほうが、ウイルス性に比べると、診断や治療が…

新型コロナによる肺炎 ①

新型コロナによる肺炎 ① https://style.nikkei.com/article/DGXMZO56484540W0A300C2000000?&ora 通常の肺炎と何が違うか 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が拡大し、収束の糸口が見えない。 咳や鼻水、発熱などの症状が出たとき、「新型コロナでは?」…

歯周病と認知症の関係

歯周病、認知症と関係も 丁寧な歯磨きで予防 心臓病や糖尿病など全身の疾病に関わるとされる歯周病。 最近ではアルツハイマー型認知症に関与するという研究も報告された。誘発される仕組みを知り、丁寧な歯磨きを習慣にするなど、入念に予防したい。 歯周病…

(新型コロナ)日本のPCR検査

(新型コロナ)日本、PCR検査少ないのは 日本国内の新型コロナウイルスの検査数は、なぜ少ないのか。 これまで新型コロナ 対策の専門家会議は、不安な人が検査のために病院に殺到すれば「医療崩壊」が起きる、と説明してきた。 だが現状は、感染に気づか…

免疫の働きを保つ

免疫の働きを保つ ストレス、栄養、睡眠に注意 新型コロナウイルス感染拡大が気になる中、「免疫力を高める」というフレーズをよく聞くようになった。 「免疫力を高める」コツは、はたして・・・。 そもそも「免疫力」という言葉は医学用語にはない。 病原体…

「罪悪感」を除く食品

「罪悪感」を除く食品 低カロリーや素材の工夫で カロリー制限や糖質制限。むやみにカロリーを抑えようとして、食事をとらなくなることで、摂取障害に陥る事例もある。 楽しいはずの食事に感じる「罪悪感(ギルト)」を取り除くために、どのような方法がある…

目的に沿う適切な「がん検診」を

目的に沿う適切な検診を 福島第1原発の事故から9年が経過した今、県民の被ばく量が非常に低いことが分かっている。 しかし、子供の甲状腺がんが200人を超えて増えつづけている。 もともと子供たちが持っていた「無害な」甲状腺がんを、精密な検査によって発…

睡眠 熟睡できないわけ

睡眠 熟睡できないわけ、見極めて 満足できるように眠れない人は、年齢とともに増える。 加齢により増える病気が一因のこともある。 眠りを妨げる病気があれば、きちんと治療することが重要だ。 その一方、高齢になれば若いころよりも短い睡眠時間で十分にな…

ウイルス感染力、いつまで

(新型コロナ)ウイルス感染力、いつまで 新型コロナウイルスがプラスチックや金属などの表面にくっついた場合、しばらくの間は感染力を持っていることが、研究者から報告されている。 国内で感染が広がり、感染した人がせきやくしゃみ、会話でつばなどを飛…

ウイルスという存在

ウイルスという存在 生命の進化に不可欠な一部 ウイルスとは電子顕微鏡でしか見ることのできない極小の粒子であり、生物と無生物のあいだに漂う奇妙な存在だ。 生命を「自己複製を唯一無二の目的とするシステムである」と利己的遺伝子論的に定義すれば、自ら…

新型コロナウイルス感染症の治療薬候補のまとめ

新型コロナウイルス感染症の治療薬候補のまとめ 新型コロナの治療薬として国内でも早期から使用されていたカレトラ(抗HIV薬)の有効性に関する大規模な臨床研究の結果が発表された。 その結果と、現時点でのその他の候補薬については・・・。 カレトラ これ…

新型コロナウイルスの治療薬候補

5つの治療薬候補、臨床研究急ぐ 新型コロナウイルスの治療薬を巡っては現在、主に5種類の候補薬の臨床研究が国内で行われている。 医療関係者は期待できる効果と副作用の見極めを急いでいる。 国立国際医療研究センターでは4種類の候補薬の投与を計画。 酸素…

新型コロナ重症患者救う「最後の砦」

新型コロナ 人工肺稼働に人材不足の壁 重症患者 「命の選択」防ぐ正念場 新型コロナウイルスの感染者の治療薬が開発されていないなか、重症患者の"最後の砦"と期待されるのが人工肺だ。 肺の代わりの機能を果たし、肺を休ませて回復を目指す。 だが台数に限…

iPS移植、実用化へ着々 5例目、京大が血小板輸血

iPS移植、実用化へ着々 5例目、京大が血小板輸血 安全性→効果確かめる段階へ 様々な細胞になれるiPS細胞(人工多能幹細胞)から、病気やケガで失われた細胞や組織をつくりだし、患者に移植する再生医療が、少しずつ実用化に近づいている。 京都大の研究チー…

高齢者では、水虫による転倒にも注意

水虫で転倒しやすく? 歩き方に異変、高齢者注意 水洗い・保湿で予防/足の爪は短く保つ 爪の水虫にかかると、下肢機能が低下して転倒するリスクが高まるという。毎日のケアで、完治・予防しよう。 水虫の原因になる白癬菌はカビの一種。 高温多湿の環境を好…

コロナウイルス 感染力や病原性に謎多く

コロナウイルス 感染力や病原性に謎多く 新型コロナウイルスの感染者が世界各地で広がり、国内でもすでに1千人を超えた。 コロナウイルスとは、一体どんなウイルスなのだろうか。 電子顕微鏡でコロナウイルスを見ると、膜に覆われた表面に突起のようなものが…

新型コロナ PCR検査

新型コロナ? 受診急ぐ前に 地域医療、「感染可能性前提で予防策」 熱や咳といった症状が出た時に医療機関を受診する際の注意点や、感染を確認するPCR検査の意味は? ■ 地域医療「感染可能性前提で予防策」 茨城県の某診療所。 発熱して新型コロナウイルスの…

自分で血圧コントロール

自分で血圧コントロール 高血圧に注意 高血圧は放っておくと動脈硬化につながり、脳卒中や心疾患などの重大な病気のリスクが高まる。 高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺し屋)とも呼ばれる。 血圧が高いままにしておくと血管に負荷がかかり、知らず知らず…

大動脈瘤破裂を手術で防ぐ

大動脈瘤破裂を手術で防ぐ 患部に人工血管 血管にこぶができて突然破裂する大動脈瘤破裂は普段は自覚症状がほとんどなく、いったん発症すると命を落とす危険がある。 50歳代以降で多発するが、多くは自分が大動脈瘤を持っていることを知らないまま大きくなる…