2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

老年病科

老年内科、在宅診療など役割多様に 「根治」より「支える医療」 身体の虚弱化に対応 / 在宅患者や特養訪問 「要介護」手前で予防 多くの病気や障害を抱えた高齢者を総合的に診る「老年内科」が多様化してきた。 高度成長期に大学病院を中心に開設され、症状…

がん罹患率 若年層も公表

がん罹患率 若年層も公表 国立がん研、初の種類別内訳 小児は白血病が最多 国立がん研究センターは、0~14歳の小児と15~39歳の思春期・若年成人を指す「AYA世代」でのがんの罹患(りかん)状況を公表した。 最も患者数が多いがんは、0~19歳では白血病、20…

がん 治療時、収入維持難しく

治療時、収入維持難しく がんの医療費は高いという印象を持つ人が多い。 たしかに、100万円以上かかる手術は珍しくない。 最新の分子標的薬を使うと、200万円以上かかる例もある。 しかし、がん治療の大半は健康保険が適用される。 自己負担は3割(70歳以上…

ノルディックウォーク 腰痛持ちのポール歩き

ノルディックウォーク 足腰痛い人の歩き方のコツ 腰痛持ちのポール歩き ポールは地面に垂直 胸反らす スキーのストックのような2本のポールを使って歩くノルディックウォークは、関節への負担が少なく、足腰に痛みや不安がある人でも楽しむことができます。…

肺疾患のCOPD 筋力つけて呼吸を安定

肺疾患のCOPD 筋力つけて呼吸を安定 高たんぱく食で栄養補給 喫煙などが原因で呼吸機能が低下するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)。 症状が進むと日常生活に支障が出るだけでなく、死亡する危険もある。 適切な運動をしたり食事に気を配ったりすることで呼吸困難な…

カフェインの健康リスク

カフェインの健康リスク、世界で関心 摂取量に目安も 各自で適量見極めて カフェインの過剰摂取への関心が国内外で高まっている。 米国、ドイツ、カナダ、フィンランドなどは昨年までに国民に過剰摂取への注意を喚起し始めた。 健康に悪影響を及ぼさない摂取…

免疫治療薬がもたらした福音

免疫治療薬がもたらした福音 ノーベル生理学・医学賞が京都大学の本庶佑特別教授に授与される理由は「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」だ。 この研究が「オプジーボ」など新しいタイプの免疫治療薬の開発につながったから、多くのがん患者に福音をも…

不足が目につく女性の鉄摂取

微量元素の摂取 不足が目につく女性の鉄摂取 鉄や亜鉛、銅といった「微量元素」は私たちの体が正常に働くために必要な物質だ。 適切な量を取るにはどうすればよいのだろうか。 厚生労働省が定める食事摂取基準(2015年版)は、鉄、亜鉛、銅、マンガン、…

認知症に「ゲノム医療」

認知症に突破口 第3の標的探る、ゲノム医療に光 発症の可能性調べ投薬 難航する創薬の突破口に 国内の患者数が500万人に達する認知症で、治療の新たな突破口を探る研究が活発化してきた。 患者の遺伝情報を手がかりに病気を調べる「ゲノム医療」を使って、病…

高齢者の貧血

高齢者の貧血 病気が隠れていることも 採血検査で確認 貧血とは、血液中の赤血球やヘモグロビンが正常の状態より低下することだ。 したがって採血しなければ貧血の有無や程度、種類もわからないため、定期的な採血検査が必要となる。 もともと年齢を重ねると…

骨粗しょう症、男性も注意

骨粗しょう症、男性も注意 骨粗しょう症、男性も注意 糖尿病・喫煙者は高リスク 齢女性がよく発症することで知られる骨粗しょう症だが、実は高齢の男性も要注意だ。 糖尿病や喫煙の生活習慣などがある男性はリスクが高いが、女性のように公的な特定健診の対…

もしかして睡眠時無呼吸症候群かも

仕事中眠い もしかして・・・睡眠時無呼吸症候群かも 男性40代から患者増/動脈硬化リスク高く 眠っているときに呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)。 睡眠の質を下げるだけでなく、動脈硬化を進め、寿命を縮める恐れもある。 いびきや眠気に悩んでいた…

ヘルスリテラシー低い日本人

ヘルスリテラシー低い日本人 がんで命を落とさないための秘訣は「がんを知る」ことだ。 がん治療も一種の情報戦といえるが、がんに限らず、日本人は健康や医療についてのリテラシーに欠けると指摘されている。 ヘルスリテラシーの国際比較調査では「医師から…

健康に良い食事

魚や野菜、果物・・・科学的根拠のある健康な食事を探る 「◯◯を食べると健康に良い」。 そんな宣伝文句を目にするか。 どんな根拠があるのだろうか。 科学的な研究成果をもとに、がんや脳卒中、心筋梗塞を減らし、長生きできる食事を調べた。 健康に良いもの…

花粉症患者、脳腫瘍は低リスク

花粉症患者、脳腫瘍は低リスク がんは男性の3人に2人、女性の2人に1人で発症する国民病だ。 一方、花粉症も多くの日本人を悩ましていて、この10年間で患者数は5割近くも増えている。 がんは全体で6割以上、早期であれば9割以上が治るが、これに対し、花粉症…

声は健康のバロメーター

声は健康のバロメーター 変調から心身への負荷に気付く 肺炎や脳梗塞の可能性/ストレスの計測も 「声がかさつくようになった」「話が聞き取りにくいと言われることが増えた」など、自分の声の変調に心当たりはないだろうか。 声は肺炎や脳梗塞などになるリス…

「先進医療」の治療費

= 「先進医療」も治療代安く = がん治療の3つの柱は手術と薬物療法、放射線療法だが、健康保険が適用されない「自由診療」まで含めると、さらに選択肢が広がる。 また、保険診療と自由診療の中間に位置する「先進医療」という制度もある。 先進医療とは、健…

眠気の正体 解明に光

眠気の正体 解明に光 脳内のたんぱく質 変化確認 人間は生きている時間の約3分の1は眠っているといわれる。 一方で、不眠症など眠りに関わる不調に悩まされる人も多い。 健康的な生活に欠かせず身近な存在にもかかわらず、睡眠は謎に包まれている。 人はなぜ…

大腸がん、右側だと治りにくい?

大腸がん、右側だと治りにくく 今、日本人に最も多いがんが大腸がんだ。 年間で大腸がんで亡くなる人の数は日本が米国を上回っている。 大腸は、小腸に続いて右下腹部から始まり、おなかの中を時計回りにぐるりとほぼ1周して肛門につながる。 長さは1.5~2メ…

歯髄やへその緒活用を活用した再生医療

不要な細胞で再生医療 歯髄やへその緒活用 骨髄由来の幹細胞を使うことが多かった細胞薬品の開発に変化が訪れている。 中堅製薬のJCRファーマと帝人は歯の神経である歯髄、日本トリム傘下のヒューマンライフコード(東京・千代田)と東京大学は臍帯(へその…

声は健康のバロメーター

声は健康のバロメーター 変調から心身への負荷に気付く 肺炎や脳梗塞の可能性/ストレスの計測も 「声がかさつくようになった」「話が聞き取りにくいと言われることが増えた」など、自分の声の変調に心当たりはないだろうか。 声は肺炎や脳梗塞などになるリス…

冬の憂鬱 もしや光不足?

脳の不調 強弱の光で対策 冬の憂鬱 もしや光不足? 朝・日中は太陽光を / 夜は早めに柔らか照明 冬に向けて日照時間は短くなり、太陽光の強さも弱まる。 地上に届く日射量を表す「全天日射量」(気象庁調べ、平年値、1平方メートル当たり)を見ると、東京の…

抗生物質の正しい使い方

抗生物質 正しい使い方広めよう かぜの治療に抗菌薬(抗生物質)は必要ない・・・。 厚生労働省が開業医などに向けてつくる抗菌薬の「適正使用の手引き」に、こんな方針が明記されることになった。 発熱や鼻、せき、のどの痛みを伴うかぜのほとんどは、ウイ…

テニスは最も健康なスポーツ?

テニスは最も健康なスポーツ? 死亡リスク減らす報告も 英国のオックスフォード大学などの研究チームは運動と健康の関係を調べるため、 ①テニス・スカッシュ・バドミントンなどのラケットスポーツ ②ランニング・ジョギングなどの走るスポーツ ③サイクリング …