不飽和脂肪酸の摂取が血糖改善に効果

医療関係者向けサイトを運営するケアネットは、糖尿病治療におけるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などの摂取に関する調査を実施した。食品や薬剤など何らかの形で取り入れたことがある医師が66%に達し、食事指導や製剤処方で患者に摂取を薦める医師が多い姿が見て取れる。

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸はアジやイワシ、サンマ、サバなどの魚介類に多く含まれ、糖尿病の進行を抑える働きがあるとされる。
今春に開催した日本糖尿病学会ではEPAとDHAを含む魚介類の摂取が血糖改善に効果的である可能性を示した調査結果が発表された。

出典 日経産業新聞 2011.9.9
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