歯科

インプラント周囲炎

予防が大切、インプラント周囲炎 自覚症状なく骨溶ける、抜本治療なし 抜けた歯の代わりに、人工の歯の根元部分を埋め込む「インプラント」治療。 天然の歯の歯周病と同じく、あごの骨が溶けるなどの症状が出る「インプラント周囲炎」が問題になっている。 …

気になる口臭、「舌みがき」

気になる口臭、「舌みがき」 段階的検査で原因探す 口臭は起床直後が最も強い。 寝ている間は唾液の分泌が減って、口の中の細菌が増えるからだ。 口臭を調べる検査では、口臭の主な原因になる3種類の物質の値がわかるという。 まずは小さな注射器を口にくわ…

歯磨きの常識を見直そう

1日1回 口内リセット 歯磨きの常識を見直そう 回数より歯垢除去 / 歯磨き剤、十分な量を 「毎食後の歯磨きを」「歯が削られるから歯磨き剤は少なめに」・・・。 歯磨きの常識とされてきたことが、必ずしもそうではないとわかってきた。 虫歯や歯周病の予防に効果的…

口の渇き、ドライマウス?

口の渇き、ドライマウス? 3カ月続くなら病院へ ストレス、筋力低下、加齢 要因は複合的 暖房を使う季節になると口の中が渇く、ネバネバして口臭が気になる、塩辛いものを食べると舌が痛くなる・・・。 その症状はドライマウスかもしれない。 原因を知り、生…

手術前後の口腔機能管理で合併症予防

手術前後、口の中を清潔に 「口腔機能管理」、合併症予防に効果 手術後の肺炎や抗がん剤使用による口内炎を防ぐため、治療の前後に口の中の清掃などを行う「口腔機能管理」の取り組みが広がっている。 合併症が減れば、患者の入院日数の短縮にもつながること…

気になる口内炎の対処法

気になる口内炎の対処法 口内炎ができると、飲食に不便を感じるなど日常生活に支障をきたす。 原因が特定できれば、その原因を取り除くことで症状が落ち着くことも多い。 一方で、原因不明の口内炎もかなりある。 一番多いのは、患部が白くなる「アフタ」。 …

口腔機能管理で合併症予防

手術の前後、口の中を清潔に 口腔機能管理で合併症予防 手術後の肺炎や抗がん剤使用による口内炎を防ぐため、治療の前後に口の中の清掃などを行う「口腔機能管理」の取り組みが広がっている。 合併症が減れば、患者の入院日数の短縮にもつながることから普及…

歯のホワイトニング

歯のホワイトニング広がる 事前に効果と費用見極め ワインや喫煙控え白さ保つ 加齢や食べ物などによる色素沈着で黄ばんだ歯を、専用薬剤で漂白するホワイトニングに関心を持つ人は、性別や年齢を問わず多い。 通勤客に便利なよう、ターミナル駅近辺やショッ…

歯周病、知らぬ間に進行

歯周病、知らぬ間に進行 成人の半数が予備軍 丁寧に歯垢除去 少なめの歯磨き粉で 歯周病は代表的な歯の病気だが、痛みを伴う虫歯と比べて自覚しづらい。 成人の大半がかかっているとみられ、重症になると歯が抜け落ちることもある。 毎日の丁寧な歯磨きで予…

抜歯跡の治り方

抜歯跡の治り方 血のゼリーが傷口保護 生涯のうちに、何らかの理由で抜歯となる状況があるかもしれない。 本来、抜歯とはご縁が無い方がよいが、避けられないこともある。 歯が抜けたあとはどうやって治っていくのだろうか。 歯は、歯槽骨に植わっている。 …

口の機能低下 体弱るサイン

口の機能低下 体弱るサイン 「オーラルフレイル」高齢者ご注意 歯科で定期チェックを 口の中(オーラル)の機能が低下することで体の衰え(フレイル)につながっていく「オーラルフレイル」。 滑舌が悪くなる、食べこぼしや飲み物でむせるといった口回りのト…

正しく歯を磨く

正しく歯を磨く 前歯や奥歯 小分けして丁寧に 毎日必ずしている習慣の一つに歯磨きがあるが、正しいやり方を習う機会はなかなかない。 歯ブラシの持ち方は、お箸のように持っても、鉛筆のように握ってもかまわないが、歯の表面に垂直に当てて小刻みに横に磨…

口唇口蓋裂に新たな治療

口唇口蓋裂に新たな治療 耳の軟骨細胞を培養鼻に移植 高さ・ゆがみ、整える 生まれつき唇や上あごにすき間などがある「口唇口蓋裂」。 耳の軟骨細胞を使って鼻の形を整える新たな治療法の開発が進んでいる。 また、人工歯根を埋めて義歯を取り付けるインプラ…

骨粗しょう症薬使用で留意 顎骨壊死

骨粗しょう症薬使用で留意 副作用で顎の骨壊死 歯科医定期受診で予防 骨粗しょう症やがんの骨転移の治療に使う「ビスホスホネート製剤」という薬の副作用によって、顎の骨が壊死する患者が増えている。 発症はまれだが、効き目の高い薬のため服用する人は多…

悪化した歯周病の外科治療

悪化した歯周病の外科治療 ■歯を支える骨 再生 歯を支える組織が壊れていく歯周病は、日本人の約7割がかかっているとされる。 初期は痛みなどの自覚症状が少ないため、気付かないうちに進んでしまうこともある。 傷んだ歯周組織を薬などによって再生させ、…

インプラント 手術前に歯周病治す

治療前後の手入れ怠ると…インプラント、抜けるかも 炎症起きやすく/手術前に歯周病治す 失った歯を根っこから人工の歯で置き換えるインプラント(人工歯根)治療は、口元が自然でかみ応えもよいとあって普及が進んでいる。 だが丁寧に手入れしないとインプ…

骨粗鬆症の薬と顎骨壊死

骨折防ぐ薬であごの骨壊死の副作用 お口の中を清潔に 骨を丈夫にして骨折を防ぐ薬によって、あごの骨(顎骨)が壊死する副作用が確認されている。 頻度はまれだが、国内に1千万人以上と推計される骨粗鬆症や、がんが骨転移した患者に使うため、予防法に注目…

身につけよう よくかむ習慣

身につけよう よくかむ習慣 脳の活性化も 「よくかむ習慣」の様々な効用 食べ物をよくかむことは、消化や吸収を助けることはもちろん、肥満の予防や脳の活性化といった様々な効果が報告されている。 子どもの頃につけたしっかりかむ習慣は、年齢を重ねてから…

顎関節症、習慣変えて治す

口が開けづらい、食事の際に顎が痛む、口を開けると「カクン」と音がする・・・。 顎にこうした違和感を感じたら顎関節症かもしれない。 日本人の半数程度が持つともいわれる顎関節症は20~30代で発症することが多い。 かつては手術することが多かったが、最…

口内の異変、放置は禁物

口内の異変、放置は禁物 痛みが深刻なケースも 食事や会話、呼吸など私たちの口は重要な役割を担っている。 もしも、口腔がんなどで機能を損ねれば、生活の質は大きく損なわれる。 口内炎などありふれた病気も、2週間以上長引くようなら注意したほうがいい。…

「口の渇き」高齢者に増える

薬の飲み過ぎ・ストレス… 「口の渇き」高齢者に増える 専門外来 生活習慣の改善指導 唾液の分泌が減って口が渇くドライマウス(口腔乾燥症)に悩む人が増え、病院が専門外来を開設する動きが目立っている。 患者には女性と高齢者が多い。 背景には高齢化の進…

口腔ケア

口腔ケアで健康長寿 「食べる力」機能別にチェック 歯周病対策も早めに 食べる、話すなど口は人間の根幹の機能を担う。 この機能が低下すると、虫歯や歯周病といった口の中のトラブルだけでなく、糖尿病や心臓病など全身の疾病につながる可能性がある。 特に…

虫歯退治に顕微鏡

虫歯退治に顕微鏡 見逃しや削りすぎ防げ 奥までくっきり、治療きめ細かく 口の中を拡大して診察できる歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の登場で、歯科治療が変わりつつある。 時には手探りでの治療を余儀なくされることもある歯科治療だが、顕微鏡を使うこ…

口内のできもの

舌・歯肉・ほお粘膜、がんリスクも 口の中のできものは、いわゆる口内炎から、深刻な病気が隠れている場合まで千差万別。 2週間ほどたってよくならないときは病院へ行く必要がある。 素人判断は危険だ。 * * * ▪️口内のできもので代表的なのが「アフタ」…