日光浴でビタミンD摂取

日光浴でビタミンD接種、冬の札幌なら76分 大人1日分

■成人が1日に必要な量のビタミンDを体内で作るには、冬の札幌では76分間の日光浴が必要との研究結果を国立環境研究所の研究者が日本ビタミン学会機関誌に発表した。

■ビタミンDは骨の形成を促し、がん予防につながるとされるが、日本では不足気味との指摘もある。
キノコや魚などの食べ物から摂取するほか紫外線が当たると体内で作られる。

■紫外線を浴びすぎると皮膚に悪いと避ける人が増えているが、ビタミンDは食物からの摂取だけでは不足しがちだ。
特に冬の北日本では、適度に太陽光を浴びた方がよい。



関連サイト
ビタミンDの多い食品と、食品のビタミンDの含有量一覧表
http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_d.html

ビタミンD不足 卵子減少に影響か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130904/k10014271881000.html
体脂肪率が低かったりビタミンDが不足したりしている女性は、若いうちに卵子の数が減少する傾向があり、将来、不妊につながる可能性があることが順天堂大学などの研究グループの調査で分かった。

卵子は、年齢を重ねるとともに減り続けるが、その早さは人それぞれで、なかには30歳前後でなくなる女性もいて不妊の原因の一つになっている。

不妊にならないためには、適度な体重を保つとともに、ビタミンDを体内で作るため毎日少しずつ日光を浴びることも大切だ。