痛みを感じるほど日焼けしたら、まずは、おさまるまで流水やタオルに包んだ氷水袋で冷やそう。
病院ではやけどを治す塗り薬などを処方してくれる。
子どもの皮膚は紫外線の防御機能が低い。
乳幼児から気をつけよう。
対策をせずに紫外線を大量に浴び続けると、大人になってから皮膚がんにかかるリスクもある。
* *
薬局などには子ども用の日焼け止めがたくさん並んでいる。
「SPF」は、紫外線の中でも特に日焼けのもとになるUVBから肌を守る効果を示す。
日常生活なら15以上、海や山に行くなら30以上のものを選ぼう。
肌の老化の原因になるUVAの防御効果を示す「PA」は、日常生活なら2+、海や山なら3+がお薦め。
肌がかぶれやすい子には、ベビー用の低刺激性で、紫外線吸収剤を使っていないものがよい。
日焼け止めは汗で流れてしまうため、2時間おきに軽く汗を拭いて塗り重ねる。
ただ、全国の小学校を対象にした日本小児皮膚科学会などの調査では、プールの授業の時に日焼け止めを禁止または原則禁止の学校が14%あった。
「水が汚れる」などが理由という。
最近は、紫外線対策への関心が高まり、禁止している学校はかなり減ってきているようだ。
* *
服で露出部を減らせば、さらに効果がある。
なるべく長袖を羽織ろう。
特に露出が多くなるのが水遊び。
最近は、上半身を覆うシャツ型水着の「ラッシュガード」も登場。
紫外線カット効果があるものも多い。
外出時は、帽子も大切だ。
首の後ろが隠れるように、つばが前にしかないキャップではなく、ハットの形がよい。
顔に浴びる紫外線は、つばの長さ7センチで65%、13センチで90%防御できる。
子ども用の紫外線カットの眼鏡やサングラスも販売されている。
一方で紫外線には、骨の発達に不可欠なビタミンDを生成させる作用がある。
日光を避けすぎることで摂取不足になると心配する専門家もいる。
ある研究によると、成人が1日に必要なビタミンDは、例えば7月の晴天日の午後3時で約10分間、両手の甲と顔を日光に当てれば摂取できる。
病院ではやけどを治す塗り薬などを処方してくれる。
子どもの皮膚は紫外線の防御機能が低い。
乳幼児から気をつけよう。
対策をせずに紫外線を大量に浴び続けると、大人になってから皮膚がんにかかるリスクもある。
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薬局などには子ども用の日焼け止めがたくさん並んでいる。
「SPF」は、紫外線の中でも特に日焼けのもとになるUVBから肌を守る効果を示す。
日常生活なら15以上、海や山に行くなら30以上のものを選ぼう。
肌の老化の原因になるUVAの防御効果を示す「PA」は、日常生活なら2+、海や山なら3+がお薦め。
肌がかぶれやすい子には、ベビー用の低刺激性で、紫外線吸収剤を使っていないものがよい。
日焼け止めは汗で流れてしまうため、2時間おきに軽く汗を拭いて塗り重ねる。
ただ、全国の小学校を対象にした日本小児皮膚科学会などの調査では、プールの授業の時に日焼け止めを禁止または原則禁止の学校が14%あった。
「水が汚れる」などが理由という。
最近は、紫外線対策への関心が高まり、禁止している学校はかなり減ってきているようだ。
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服で露出部を減らせば、さらに効果がある。
なるべく長袖を羽織ろう。
特に露出が多くなるのが水遊び。
最近は、上半身を覆うシャツ型水着の「ラッシュガード」も登場。
紫外線カット効果があるものも多い。
外出時は、帽子も大切だ。
首の後ろが隠れるように、つばが前にしかないキャップではなく、ハットの形がよい。
顔に浴びる紫外線は、つばの長さ7センチで65%、13センチで90%防御できる。
子ども用の紫外線カットの眼鏡やサングラスも販売されている。
一方で紫外線には、骨の発達に不可欠なビタミンDを生成させる作用がある。
日光を避けすぎることで摂取不足になると心配する専門家もいる。
ある研究によると、成人が1日に必要なビタミンDは、例えば7月の晴天日の午後3時で約10分間、両手の甲と顔を日光に当てれば摂取できる。
ビタミンDは魚にも含まれるが、食事だけで全てとるのは現実的でない。
子どもも過度に紫外線を避けすぎず、大人と同じぐらいの時間の日光浴で補って欲しい。
子どもも過度に紫外線を避けすぎず、大人と同じぐらいの時間の日光浴で補って欲しい。
<すぐに肌赤くなる人は要注意>
紫外線量が多いのは4~9月の晴天日、午前10時~午後2時。
近年、晴天が増えたため、紫外線は微増している。
子どもの体に紫外線が与える悪影響は二通り。
浴びた直後、皮膚が赤くふくれたりする。
さらに、対策せずに浴び続けると、大人になってから皮膚がんや白内障などになるリスクが高くなる。
どれだけの量を浴びたら有害かは、肌のタイプによって違う。
日焼けするとすぐに赤くなり、黒くならない人は皮膚がんなどにかかる確率が高い。
要注意だ。
紫外線量が多いのは4~9月の晴天日、午前10時~午後2時。
近年、晴天が増えたため、紫外線は微増している。
子どもの体に紫外線が与える悪影響は二通り。
浴びた直後、皮膚が赤くふくれたりする。
さらに、対策せずに浴び続けると、大人になってから皮膚がんや白内障などになるリスクが高くなる。
どれだけの量を浴びたら有害かは、肌のタイプによって違う。
日焼けするとすぐに赤くなり、黒くならない人は皮膚がんなどにかかる確率が高い。
要注意だ。