2013-01-01から1年間の記事一覧

進歩する放射線治療技術

がん組織のみ正確に照射 放射線治療技術進む、機能や形を温存 がんの三大治療法のひとつ、放射線治療が注目されている。 正常な組織を避けて、がんだけに強いエックス線を当てられるようになり、がんの種類によっては根治できる治療だからだ。 コンピュータ…

ポリフェノールに食品アレルギー予防効果

山梨大医学部の中尾篤人教授(免疫学)らの研究グループは、赤ワインに多く含まれるポリフェノールに、食品アレルギーの予防効果があることをマウスの実験で突き止めた。 ■食品アレルギーを防ぐ薬はなく、中尾教授は「予防策や治療薬の開発につながる可能性…

膵がん、術前療法広がる

膵がん、術前療法広がる 抗がん剤と放射線で再発防ぐ狙い 診療科の連携がカギ 治療が難しいがんの代表とされる膵がん。 放射線と抗がん剤を使ってから手術に臨む「術前化学放射線療法」に取り組む病院が増えている。 再発を抑えて元気な期間を少しでも延ばす…

膵がん、術前療法広がる

= 膵がん、術前療法広がる 抗がん剤と放射線で再発防ぐ狙い 診療科の連携がカギ = 治療が難しいがんの代表とされる膵がん。 放射線と抗がん剤を使ってから手術に臨む「術前化学放射線療法」に取り組む病院が増えている。 再発を抑えて元気な期間を少しでも延…

食品中のアルミ、大丈夫?

食品中のアルミ、大丈夫? 厚労省、添加物の使用基準つくり規制へ 食品添加物として菓子やパンなどに含まれるアルミニウムを、厚生労働省が使用基準を定めて規制することになった。何が問題になっているのか、食事で気をつけるポイントは? 子どもの菓子食べ…

脳卒中の発症率を予測

脳卒中、私の発症率は 7つのリスク点数化し予測 脳卒中は脳の血管が詰まって発症し、重い後遺症が残る例も多い。 喫煙や肥満などが発症に深く関係していることが知られている。 個人ごとの脳卒中発症リスクが分かる計算式がこのほど開発された。 * * * 脳卒…

アトピーに新療法

症状消えてもステロイド薬塗り続ける アトピー性皮膚炎の治療で、ステロイド薬で皮膚をきれいにした後も、一定の間隔で薬を使う手法が注目されている。 これまでは、症状が再び出た時にだけ薬を使う手法が一般的だった。 新たな手法では症状の悪化を防げ、薬…

ポリフェノールの効能・効果

ポリフェノールの種類としては、赤ワインを代表として緑茶のカテキン、ブルーベリーのアントシアニン、大豆のポリフェノールなどをはじめ実に多くの仲間が存在し、その数は数千種類にも及ぶと言われている。 カカオマス・ポリフェノール アントシアニン カテ…

腹式呼吸のすすめ

腹式呼吸のすすめ 「アンチエイジング」を考える時、呼吸の仕方はとても重要な役割を果たす。 呼吸には胸を上下させて行う胸式呼吸と、おなかで行う腹式呼吸がある。 腹式呼吸は効率のよい呼吸法といわれているが、正しいやり方を知らない 人は意外に多い。 …

ぽっこりお腹へこませ運動

ぽっこりお腹へこませ運動 歩きながら手軽に実践 ドローイン 電車内や職場でも 中年になると、ポッコリと出たおなか周りが気になる。 とはいえ、「忙しくてスポーツジムに通うのが難しい」「食事療法などでダイエットするのは面倒だし続 かない」という声も…

家族性乳がん

3割に遺伝子変異 「家族に乳がん」 日本乳癌学会の研究班が、母親ら家族が乳がんになった日本人女性260人の遺伝子を調べたところ、3割の人は乳がんや卵巣がんのリスクを高める変異があることがわかった。 日本人の遺伝性乳がん・卵巣がんのリスク予測に…

乳房予防切除、国内でも

乳房予防切除、国内でも 遺伝性乳がん、都内2病院準備 健康な人が乳がんを防ぐために乳房を事前に切除する手術が国内でも始まる。 特定の遺伝子に変異があり、遺伝性の乳がんのリスクが高い人が対象。 がん研有明病院のチームは6月にも、病院の倫理委員会…

おすすめ・1日40分の運動

1日40分運動する高齢者、がん・認知症リスク2割減 1日に40分ほど体を動かす高齢者は10~15分程度の人より、がんや生活習慣病や関節痛、認知症になるリスクが平均21%低いことが、厚生労働省研究班の研究でわかった。 結果から厚労省は、65歳…

マダニ

マダニがウイルス媒介 新感染症、国内でも死者 ダニが媒介するウイルスが引き起こす新しい感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に注目が集まっている。 1月に国内で初めて感染による死亡例が発表され、これまでに計5人の死亡が報告されている。…

長寿地図・2010年度版

厚生労働省が先月末に公表した都道府県別の平均寿命(2010年)が波紋を広げている。 平均寿命3位、肥満率日本一 ■「長寿県転落」。 沖縄県の地元紙は、1975年から全国1位だった同県女性の平均寿命が3位になったことを、公表翌日の朝刊1面トップ…

不眠症治療、寝酒に頼ると逆効果

不眠症治療、寝酒に頼ると逆効果 疲れ取れず 症状改善へ薬も選択肢 日本人の5人に1人が悩みを抱える不眠。 生活習慣の改善で好転することもあるが、悪化した場合は薬を使う治療も有力な選択肢となる。 寝酒に頼ると、かえって症状を悪化させがちとなる。 …

意外に怖い不眠症 ①

高血圧・糖尿病リスク上昇 自律神経やホルモン分泌に変調 2月3日と毎月23日は「不眠の日」。 睡眠の大切さを啓発する目的で2011年、日本記念日協会に認められた。 日本人の約5人に1人が不眠の悩みを抱えており、50代後半から増える。 不眠症は高血圧や糖…

耳かき必要なし?

耳かき必要なし それでも耳かきしたいなら、くるりと1秒 ■そもそも専門医は「耳そうじは必要ない」といっている。 その理由は耳には「自浄作用」があるからだという。 ■耳あかの正体は、古くなった皮膚、ホコリ、汗腺の一種である耳垢(じこう)腺の分泌液…