早いもので師走も残りわずかとなりました。
きょうは、走り回れる程度に速く歩けることは健康長寿の秘訣という話です。
■結果は歩行速度が速いほど、生存率が高くなるというものでした。
■過去のデータからも、歩行で秒速1メートルを維持できると、健康長寿が保てる傾向が強いようです。
■この秒速1メートルという速さは、私たちの日常生活にも深く関わっています。
歩行者用横断歩道の青信号は、歩行速度が秒速1メートルの人が渡り切れるように点灯時間が設定されているのです。
つまり、横断歩道を青信号の間に渡れるのは、歩行速度が秒速1メートル以上の人ということになり、渡り切れれば満足できる歩行速度を維持しているということになります。
歩行者用横断歩道の青信号は、歩行速度が秒速1メートルの人が渡り切れるように点灯時間が設定されているのです。
つまり、横断歩道を青信号の間に渡れるのは、歩行速度が秒速1メートル以上の人ということになり、渡り切れれば満足できる歩行速度を維持しているということになります。
■渡り切れない場合は、まずは足腰の筋力を中心としたトレーニングが勧められます。
歩行速度が遅くなると、転倒なども増えるため、転倒予防にも有効です。
体力やひざの痛みなどによって個人差はありますが、毎日少しずつでも根気よく、できれば仲間も作って楽しみながらやってみるのが良いと思います。
(すずき・たかお=国立長寿医療研究センター研究所長)
歩行速度が遅くなると、転倒なども増えるため、転倒予防にも有効です。
体力やひざの痛みなどによって個人差はありますが、毎日少しずつでも根気よく、できれば仲間も作って楽しみながらやってみるのが良いと思います。
(すずき・たかお=国立長寿医療研究センター研究所長)