2016-01-01から1年間の記事一覧

難治性ぜんそくに新薬

難治性ぜんそくに新薬 気道が炎症で狭くなり、ゼーゼー、ヒューヒューと鳴って息苦しくなる気管支ぜんそく。 子どもの慢性疾患の中で最も多く、20人に1人程度いるとみられている。 大半は、地道に治療を続ければ重い発作を防ぐことができる。 難治性のぜ…

繰り返す口内炎、放置は禁物

繰り返す口内炎、放置は禁物 感染防止・栄養補充を 重病が潜む危険も なかなか治らない口内炎に困った人は多いだろう。 再発を繰り返すときは、薬で炎症と感染を抑えながら食事に気をつける。 放っておけばいいと考えるのは好ましくない。 がんなどの重い病…

慢性膵炎 膵石、衝撃波で破砕

膵石、衝撃波で破砕 慢性膵炎 石の完全消失は7割 腹や背中の痛みを繰り返し、膵臓の機能がゆっくりと落ちていく慢性膵炎は、完治が難しい病気だ。 患者の半分以上は膵臓内に膵石ができており、膵石を体の外から衝撃波を当てて砕く治療が広がっている。手術…

粒子線治療

粒子線治療 小児がんなど保険適用へ 通常の放射線より体に影響少なく 「粒子線」と呼ばれる特殊な放射線を使ってがんを狙い撃ちにする治療の一部が2916年4月から健康保険の適用になった。 対象は小児がんと、手術が難しい骨や筋肉などにできた腫瘍だ。 従来…

「いきなり運動」でケガ

「いきなり運動」でケガ 防ぐための5つのルール これまで全く運動していなかった人や、長年のブランクがあった人が急に運動したときに見舞われやすいトラブルと、その予防法にはなにがあるのだろうか。 いきなり運動したときに多い転倒や筋肉痛を防ぎ、安全…

冬の鬱病、日光浴で予防

毎年なぜか気分どんより・・・冬の鬱病、日光浴で予防 毎朝の散歩1時間 青色LEDで治療 冬が近づくと気持ちが落ち込んだり、体がだるく疲れやすくなったりし、春になると治る。 そんな症状が繰り返すようなら、いわゆる「冬の鬱病」、季節性情動障害かも…

低血圧、早起きや食事で症状改善

低血圧、あなたのタイプは? 早起きや食事で症状改善 「朝、なかなか目が覚めない」「すぐ疲れて横になりたくなる」「立ち仕事をしていると、めまい、立ちくらみがする」。 特に何か病気があるわけでもないのに、そんな症状が続くのは低血圧のせいかもしれな…

遺伝子で選ぶ がん投薬治療

遺伝子で選ぶ、がん投薬治療 変異突き止め「適剤適処」 がんは遺伝子で治療法を選択する時代に入った。 同じ臓器のがんでも原因となる遺伝子の違いによって、薬の効果や副作用が異なる。 次世代シーケンサーと呼ぶ解析装置を使い、患者のがん遺伝子の変異を…

マイコプラズマ肺炎

「五輪肺炎」復活? マイコプラズマ肺炎が大流行 子どもに多く、せきが長引きやすいマイコプラズマ肺炎が大流行している。 国立感染症研究所によると、10月17~23日の1週間に全国約500の医療機関から報告された平均患者数は統計開始以来、過去最多…

がん新薬、免疫細胞覚醒

がん新薬、免疫細胞覚醒 治療効果の予測研究も必要 免疫チェックポイント阻害剤」という新薬が、がん治療を大きく変えるかもしれない。 従来のようにがんを直接攻撃するのではなく、体内の異物を除く免疫の働きを利用する。 他の治療法がない患者の一部でが…

受動喫煙は「健康被害」

受動喫煙は「健康被害」 国立がん研、病気リスク引き上げ 海外、全面禁煙で入院減 国立がん研究センターは2016年8月、受動喫煙による肺がんのリスク評価をこれまでの「ほぼ確実」から「確実」に引き上げた。 厚生労働省の調査でも、受動喫煙により脳卒…

子どもの予防接種

子どもの予防接種 生後2カ月から、複数同時も 感染しても重い症状にならないようにするためとはいえ、予防接種の注射はやはりいやなもの。 乳幼児はほかにもさまざまな予防接種を年に何度も受けるため、本人も家族も大変だ。 予防接種は、かかると重症化し…

認知症予備軍 進行防ごう

認知症予備軍 進行防ごう 思い出・運動・音楽 療法広がる 認知症は高齢者の7人に1人が患い、今後も急増が見込まれている。 それを抑えるには、50代半ばから増え始め、現在約400万人いるとされる予備軍の「軽度認知障害(MCI)」の人が認知症に移行する…

睡眠不足がメタボ招く

睡眠不足がメタボ招く 寝だめ逆効果、リズムが大切 1日7時間目安に 食事も規則正しく ついつい夜更かしして睡眠不足になる人も多い。 続けば脳や体に疲れがたまるし、ホルモンや自律神経が影響を受け、生活習慣病やメタボリックシンドロームの大敵である肥…

減量後の体重キープ

リバウンド防ぎたい! 減量後の体重キープ期間が大切 カロリー、ウェブで計算 多くの人を悩ませる肥満。 せっかく覚悟を決めて取り組んだダイエットも、気が付けば減量前よりも体重が増えていた、という人も多いのではないだろうか。 一体何が足りなかったの…

とろみで誤嚥を予防

とろみで誤嚥を予防 食事を楽しむ 年をとるとどうしてむせるのか。 嚥下に関係するのど周りの筋肉は60代から衰え始め、70代で急に低下する。 すると、食べ物や飲み物がのどに流れ込むスピードに嚥下反射が対応できなくなり、誤って隣の気道に入る。 これ…

大人も悩むニキビ

大人も悩むニキビと決別 海外の治療薬承認、指針も改訂 症状で使い分け/再発も予防 ニキビは「青春のシンボル」といわれ、放置されることが多かった。 だが実際には、ニキビは大人にもできるし、悪化すると痕が残ることもある皮膚病だ。 近年、海外で長く使…

がん10年生存率

がん10年生存率どう見る 5年以降も低下なら長期観察 国立がん研究センターは2016年1月20日、がんと診断された患者が10年後に生存している割合を示す「10年生存率」は全体で58.2%だったと、詳しいデータを公表した。 10年という長い期間の生存率を大規模デ…

冬場の入浴、温度差に注意

「ヒートショック」知ってますか? 冬場の入浴、温度差に注意 脱衣所・浴室を事前に暖め ぬるま湯でまず半身浴 浴槽にゆったりとつかり、体を温めると、身も心も癒やされる。 だが、家庭での入浴には思わぬ危険が潜む。 秋から冬場にかけ気温が下がると、「…

脂肪肝 がん化リスク

肥満じゃないのに…まさか私が脂肪肝!? がん化リスク・休肝日設けて 肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝を患う人が増えている。 アルコールの飲み過ぎや食べ過ぎによる肥満が原因とされる病気で、症状が進むと肝硬変から肝臓がんになる恐れもある。 効果的な治療薬…

オートファジー

ノーベル賞「オートファジー」、難病治療の研究広がる ノーベル生理学・医学賞に決まった大隅良典・東京工業大学栄誉教授が解明した「オートファジー(自食作用)」を活用して病気の治療を目指す研究が広がっている。 順天堂大学と慶応義塾大学はパーキンソ…

レーザーによる白内障手術

白内障手術 レーザーで 眼球3D解析から切開、すべて自動 高額費用が課題/装置改良進む 特殊なレーザー光をメス代わりに使う白内障手術が注目されている。 眼球の目的の場所を正確に切開でき、人工レンズがうまく入らないなどのまれなトラブルも防げると期…

金属アレルギー

手足の湿疹長引いたら 金属アレルギーかも チョコや豆類が引き金に 水虫に症状が似る汗疱(かんぽう)状湿疹(汗疱)に悩む人が多い。 足の裏や手のひら、指の間や指の外側に直径数ミリ以内の水疱が多数でき、強いかゆみが出る。 悪化すると仕事や勉強、睡眠…

冷え性・低体温を防ぐ

冷え性・低体温を防ぐ 下半身は重ね着、筋力アップを 指先などが冷たくなる「冷え性」に悩む人には、冬はつらい季節だ。 だが、冷え性といっても実は体の中心部の温度は正常のことが多い。 これに対して問題なのは、体の中心部の体温が下がってしまう「低体…

顎関節症、習慣変えて治す

口が開けづらい、食事の際に顎が痛む、口を開けると「カクン」と音がする・・・。 顎にこうした違和感を感じたら顎関節症かもしれない。 日本人の半数程度が持つともいわれる顎関節症は20~30代で発症することが多い。 かつては手術することが多かったが、最…

健康維持に役立つ腸内細菌

1,000種類 健康維持に役立つ腸内細菌 腸内には、およそ1,000種類、1,00兆~1,000兆個の細菌がすんでいる。 栄養素を作り出したり免疫にかかわったりしてヒトの健康維持に役立っている。 腸内細菌が病気とかかわることもわかり、注目されている。 体にすみつ…

腎臓病に運動療法

腎臓病に運動療法 尿をつくる機能が低下した腎臓病の人が運動をすることで、特有の体力低下を防いだり、死亡率を減らしたりできることがわかってきた。 人工透析を必要とせずにすむ効果も報告され、運動療法の一部は今年4月から公的医療保険の対象になった…

毒キノコにご用心

実りの秋、毒キノコにご用心 食中毒8~9割集中 嘔吐や下痢、重い症状も 秋は毒キノコによる食中毒が多い季節でもある。 専門家は「安易に採って食べないこと」と注意を呼びかけている。 ■もらいもので・・・ 厚生労働省のまとめでは、毒キノコによる年間の…

秋の花粉症

秋の花粉症、マスクや薬で防衛 果物やダニにも要注意 野外でのバーベキューの後、くしゃみや鼻水、鼻づまりが治まらない。 風邪をひいたのかなと思うが、「熱はない」「一週間以上長引いている」「そういえば去年も似た症状が」。 思い当たる人は秋の花粉症…

ドライアイ 3つの対策

ドライアイのあなたへ、3つの対策 目の表面が乾いて、傷がつくドライアイ。 目にそもそも異常がなくてもドライアイになりやすいのが現代の生活だ。 対策の要は3つのコンだ。 目の表面はぬれていないと傷つきやすい。 ドライアイはもともと涙が出にくいなど…