花粉症、加齢につれ軽く

花粉症、加齢につれ軽く 民間調査、子供は重症化リスク
花粉症は高齢になるほど症状が軽くなる・・・。
ロート製薬大阪市)が実施した花粉症に関する調査で、こんな結果がまとまった。
子供は「副鼻腔炎」を併発して重症化するリスクが大人より高いことも分かり、同社は早い時期からの予防や治療を呼び掛けている。

調査は昨年11月、インターネットで実施。20〜79歳の男女500人に症状を聞いたところ「軽症」と回答した人は20代で30.1%、40代で39.3%となり、60代以上では61.1%に上った。
「年齢を重ねるにつれ楽になってきた」と答えた人は全体の19.6%だった。
 
また、花粉症になった0〜16歳の子供についても、保護者500人に調査。状態が悪化し、鼻の奥に炎症が広がる副鼻腔炎と診断された子供は36.2%で、診断はされていないが副鼻腔炎の症状が出た子供が20.2%。
合わせると56.4%と半数を超え、20〜79歳への調査の45.0%を上回った。
 
年をとると花粉などの異物を排除する免疫系の働きが衰え、アレルギー反応が起きにくくなる。
若い世代ほど、アレルギー性疾患になりがちだ。
 
また、子供の花粉症の予防には屋内への花粉の侵入を防ぎ、肌の保湿を心がけてアレルギー体質になるのを避けるのが重要だ。

参考・引用
日経新聞・朝刊 2018.1.8



関連サイト
花粉症、加齢につれ軽く
https://wordpress.com/post/aobazuku.wordpress.com/70