子どものサッカー 脳への影響

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ヘディング「脳に影響なし」 米の大学「短期的には」

子どもたちがサッカーの練習や試合でヘディングをすると、「衝撃で脳に後遺症があるのでは」
と心配する親もいるが、米デラウェア大の研究チームは「短期的には影響なし」とする研究結果
を専門誌に発表した。
ただ、数年以上にわたる影響については今回の研究では調べておらず、わからないとしている。

研究チームは、高校や大学などに通う14~24歳の女子サッカー選手71人の協力を得て、
片足立ちで体のバランスを保つ能力や記憶力を調べた。
その結果、競技シーズンの前後で、成績に差がないことを確かめた。

同チームのトーマス・カミンスキ准教授は「少なくとも短期的には、ヘディングによる脳への
深刻な影響はないようだ」と話している。

国際サッカー連盟(FIFA)は、指針で「脳振盪(しんとう)の危険はほとんどない」
としている。



<コメント>
どんなスポーツも怪我がつきものです。

今回のニュースは怪我ではなくサッカーの際のヘディングに限局しての内容です。
短期的には問題なしということですが、何となく歯切れの悪い結論のような気がします。

別の記事でサッカー選手にヘッドギアをつけるようにしてはどうかという記事をみたことが
あります。

頭とボールだけではなく、頭と頭、頭と地面、頭とゴール枠。
いろんな衝撃の可能性があります。
頭を使う(考える頭も大いにいるようですが)球技も考えてみれば変わった競技ですね。

頭への衝撃だけでなく頚椎損傷も心配です。

運動神経の鈍い自分としては、とてもサッカーはできません。
しかし見るスポーツとしてのサッカーやラグビーは大好きです。
怪我の多そうなスポーツの方が見る分には楽しいです?!

皆さんはいかがでしょうか。

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