PPI、P-CABが胃がんリスク上昇

PPIだけでない?P-CABでも胃がんリスク上昇

ピロリ菌除菌後の胃がん発症とプロトンポンプ阻害薬PPI)との関連が報告されている。近年、PPIに替わってカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)が用いられているが、P-CABでもピロリ菌除菌者の胃がん発症リスクの上昇が認められたことが、新井 絢也氏(東京大学医学部附属病院 消化器内科)らによって、Clinical Gastroenterology and Hepatology誌オンライン版2024年2月12日号で報告された。

 

結論;

P-CABはPPIと同様にピロリ菌除菌後の胃がん発症リスクを上昇させる可能性が考えられた。今後は、ピロリ菌除菌後患者に対する処方・内服期間の適正化や内視鏡サーベイランスの徹底が必要になる可能性がある

https://www.carenet.com/news/general/carenet/58072?keiro=com_left_ranking