インターネット依存症

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ブログをほぼ毎日3つもやっている自分は「インターネット依存症」でない
と否定できる根拠は何もありません。
最低2時間以上は確実にパソコンに向かっています。
インターネットの接続時間も多分2時間以上です。
私自身の診断名
「インターネット依存症」「ブログ依存症」「切り抜き依存症」「スキャナー依存症」
パソコンでゲームをやる時間なんかまったくありません。

ある日の新聞記事です。

まず自覚、利用は2時間以内に

インターネットを全く使わず生活している。
そんな人は、もはや少数派だろう。
気になる言葉はすぐに検索して調べる。
時間や場所に関係なく、用件を伝えるのにメール
ほど便利なものはない。
 
とはいえ、熱中しすぎるのは考えもの。
「日常生活に支障が出るほど夢中になるインターネット依存症は増えてい
ると思います」と話すのは佐賀大学保健管理センターの佐藤武所長(精神科医)だ。
   
  ■ □ ■
 
佐藤さんが2003年、大学の新入生242人を対象に、米国の研究者が開発した
診断テストを使って調べたところ、22人(9.1%)がインターネット依存症と
診断された。
 
なぜ、依存症になるのか?
 
佐藤さんは昔に比べ、1人で遊ぶ機会が増え、人とぶつかり合う経験が減っている
ことをあげる。
人との衝突を嫌う若者にとって、相手の顔を見る必要もなく、嫌になれば
画面を閉じれば済むインターネットというツールは「ぴったりはまる」と分析する。
 
ただ、こうした若者は社会に出てから、傷つきやすく、うつ状態になりやすいという。
家に引きこもってインターネットにふけるうちに、生活が不規則になり、さらに職場
から足が遠のいてしまう。
 
成城墨岡クリニック(東京都)には常時15人ほどのインターネット依存症の患者が
来院している。
20代の男性が中心で、社会人もいる。
 
証券会社に勤める男性(28)は2年前からオンラインゲームに熱中し始めた。
帰宅するとすぐに自室にこもってパソコンに向かう毎日。
無断欠勤が続き、同居する両親や、会社の同僚に連れられて来院した。
もともと対人関係をつくるのが苦手だった。
職場でストレスがたまっていたのかもしれない、という。

  ■ □ ■

治療の中心はカウンセリング。
急激にではなく、徐々にインターネットに喪やす時間に減らせるように計画をつくる。
空いた時間を家族と過ごしたり、外出したりしていく。
定期的にカウンセリングをしながら計画が達成できるように支援する。
1日2時間程度に減らせれば治療は成功した、と考えられるという。
 
ただ、そもそも、この症状を、本人が「何が問題なの」と思っていることが多い。
 
墨岡孝院長は「まず依存症の認識を持ってもらうことが大切」と話す。
そうなれば、もともときちょうめんで計画を遂行していくことが得意な
人が多いため、治療はうまくいきやすいという。
 
大切なのは、周囲の人が気づいてあげること・無理にインターネットから引き離したり、
逆に甘えさせたりすることなく、墨岡さんは「なるべく早く医療機関へ連れて行って
ほしい」と話した。


出典 朝日新聞・朝刊 2008.3.17
版権 朝日新聞社

<参考ブログ>
エンジェルズアイズ
http://www.angels-eyes.com/about.htm

<自遊時間>
患者さんを数多く診察していると、有名人の誰かに似ていると思うことがしばしばあります。
本人に、そのことを告げてもいいかどうかはもちろん誰に似ているかにもよります。
しかし、ノリのいい人かどうかも大切です。
私は商売柄、多くの方と接触する接客業なのでその辺はわかります。イチロー松井秀喜
工藤公康など一頃はチームが出来るかと思ったほどでした。
さて、最近インパルスの板倉に似ている患者さんが来院されました。診察机にはネットに
つながったパソコンが置いてあります。
わりと暇だったので診察が終わって患者さんが出て行った後に「インパルス 板倉」と入力
してみました。
保険証には患者さんの勤務先が記載されています。
そこでびっくりすることが起こりました。
何と、インパルスという検索結果の中に、アメリカンフットボールチーム(企業チーム)
としての「インパルス」が出ていました。
この企業名こそ、その患者さんの勤務先の名だったのです。
偶然とはいえちょっとびっくりしました。

はねるのトびら
ttp://www.fujitv.co.jp/hanetobi/mem5.html
インパルス 
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00309/v01288/v0128800000000391944/ 

医療専門のブログは別にあります。
井蛙内科開業医/診療録(2)
(内科専門医向けのブログです。)
http://wellfrog2.exblog.jp/
井蛙内科開業医/診療録 
http://wellfrog.exblog.jp/
(~H20.5.21)
葦の髄から循環器の世界をのぞく
http://blog.m3.com/reed/
(循環器専門医向けのブログです)
があります。