ミロ「Sculpture Ⅱ」
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b87282026
(「ミロ」のこの絵。何だか新型インフルエンザウイルスに見えてきませんか?)
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(「ミロ」のこの絵。何だか新型インフルエンザウイルスに見えてきませんか?)
▼新型インフルエンザってそもそも何ですか。
「毎冬の通常のインフルエンザよりも致死率が非常に高いインフルエンザが世界に広がり、
何百万、何千万人も死亡する惨事が数十年に一度起きてきました。だれも免疫を持たない
新タイプのウイルスが登場したためで、これを新型インフルエンザと呼びます」
「有名なのは第一次大戦中の1918年に発生したスペイン風邪(スペインイ
ンフルエンザ)。世界で4千万人、日本で39万人が亡くなったとされます。
その後も起きており、今は次の新型を警戒中です。鳥の間で流行する鳥インフルエンザ
ウイルスが突然変異を起こし、人から人へ容易にうつる新型に変身すると考えられます」
「新型は通常のインフルエンザより重症になり、重い肺炎など体中で機能不全を起こす
危険があります。本来は体を守ってくれる免疫が異常な反応をして体を攻撃する恐れも
あり、これは若年者ほど危険です」
「毎冬の通常のインフルエンザよりも致死率が非常に高いインフルエンザが世界に広がり、
何百万、何千万人も死亡する惨事が数十年に一度起きてきました。だれも免疫を持たない
新タイプのウイルスが登場したためで、これを新型インフルエンザと呼びます」
「有名なのは第一次大戦中の1918年に発生したスペイン風邪(スペインイ
ンフルエンザ)。世界で4千万人、日本で39万人が亡くなったとされます。
その後も起きており、今は次の新型を警戒中です。鳥の間で流行する鳥インフルエンザ
ウイルスが突然変異を起こし、人から人へ容易にうつる新型に変身すると考えられます」
「新型は通常のインフルエンザより重症になり、重い肺炎など体中で機能不全を起こす
危険があります。本来は体を守ってくれる免疫が異常な反応をして体を攻撃する恐れも
あり、これは若年者ほど危険です」
▼いつごろ流行しそうですか。
「いつかはわからなのですが、いずれ起こるのは違いないとみられています。特に変身が
警戒されているのは『H5N1』という種類。野生の水鳥は平気なことが多いですが、
ニワトリにうつると高い率で死んでしまいます。今は人への感染はまれです」
「いつかはわからなのですが、いずれ起こるのは違いないとみられています。特に変身が
警戒されているのは『H5N1』という種類。野生の水鳥は平気なことが多いですが、
ニワトリにうつると高い率で死んでしまいます。今は人への感染はまれです」
▼ワクチンなど政府の対策はどうなっていますか。
「鳥インフルエンザのウイルスをもとにワクチンを開発しました。
新型が世界中に広がる事態をパンデミック(大流行)と呼びますが、現在はその前(プレ)
なので『プレパンデミック』(大流行前ワクチン』といいます。新型そのもののワクチン
ではありませんが、重症化を抑える効果が期待されています」
「今年度、医師ら6400人にこのワクチンを事前接種し、効果や副作用を調べます。
その結果次第では来年度に警察や社会インフラ関係者ら1千万人に対象を広げ、一般国民が
受けらるようにすることも検討します。予想外の種類の新型が出現して効かないかもれませ
んが『何もしないよりいいという考え方です。ただ、副作用が危ないので事前接種はやめる
べきという声もあります」
「鳥インフルエンザのウイルスをもとにワクチンを開発しました。
新型が世界中に広がる事態をパンデミック(大流行)と呼びますが、現在はその前(プレ)
なので『プレパンデミック』(大流行前ワクチン』といいます。新型そのもののワクチン
ではありませんが、重症化を抑える効果が期待されています」
「今年度、医師ら6400人にこのワクチンを事前接種し、効果や副作用を調べます。
その結果次第では来年度に警察や社会インフラ関係者ら1千万人に対象を広げ、一般国民が
受けらるようにすることも検討します。予想外の種類の新型が出現して効かないかもれませ
んが『何もしないよりいいという考え方です。ただ、副作用が危ないので事前接種はやめる
べきという声もあります」
▼新型そのもののワクチンはないのですか。
それを『パンデミックワクチン』と呼び、よく効くはずなのですが、発生してから原因
ウイルスを使って開発するので、まだありません。
現在の技術ではそときに国民全員分を作るのに1年半もかかるので、半年に短縮できる技術
を開発する予定です」
それを『パンデミックワクチン』と呼び、よく効くはずなのですが、発生してから原因
ウイルスを使って開発するので、まだありません。
現在の技術ではそときに国民全員分を作るのに1年半もかかるので、半年に短縮できる技術
を開発する予定です」
「このほかの対策では夕ミフルなど通常のインフルエンザに使われている薬を備蓄してい
ます。今年5月には海外からの侵入を防いだり感染者を隔離したりする対策を盛り込んだ
改正感染予防法などが施行されました」
ます。今年5月には海外からの侵入を防いだり感染者を隔離したりする対策を盛り込んだ
改正感染予防法などが施行されました」
▼企業の対策は?
「発生時の行動計画などを作っています。
例えば患者が出たらその工場を一時閉鎖したり、海外で発生したら急いで駐在員を引き
揚げたり。ただ、具体的な細かい点は作成中のところも多いようです」
「発生時の行動計画などを作っています。
例えば患者が出たらその工場を一時閉鎖したり、海外で発生したら急いで駐在員を引き
揚げたり。ただ、具体的な細かい点は作成中のところも多いようです」
▼個人や家庭の備えは?
「まず、うがい、手洗い、マスクを習慣にして、おくことで、通常のインフルエンザと
基本は一緒。食料や水、用品の備蓄も重要です。新型が流行すたときは家から外出しない
のが感染防止になるからです。注意点どが厚生労働省などのホーページに出ているので、
目を通しておくと発生時に慌てずに済むでしょう。いつ起きるかわからないものは準備
を怠りがちですが、注意し続けることがが大切です」
「まず、うがい、手洗い、マスクを習慣にして、おくことで、通常のインフルエンザと
基本は一緒。食料や水、用品の備蓄も重要です。新型が流行すたときは家から外出しない
のが感染防止になるからです。注意点どが厚生労働省などのホーページに出ているので、
目を通しておくと発生時に慌てずに済むでしょう。いつ起きるかわからないものは準備
を怠りがちですが、注意し続けることがが大切です」
<コメント1>
文中の
「今年度、医師ら6400人にこのワクチンを事前接種し、効果や副作用を調べ
ます。その結果次第では来年度に警察や社会インフラ関係者ら1千万人に対象を広げ、
一般国民が受けらるようにすることも検討します。予想外の種類の新型が出現して効か
ないかもれませんが『何もしないよりいいという考え方です。
ただ、副作用が危ないので事前接種はやめるべきという声もあります」
文中の
「今年度、医師ら6400人にこのワクチンを事前接種し、効果や副作用を調べ
ます。その結果次第では来年度に警察や社会インフラ関係者ら1千万人に対象を広げ、
一般国民が受けらるようにすることも検討します。予想外の種類の新型が出現して効か
ないかもれませんが『何もしないよりいいという考え方です。
ただ、副作用が危ないので事前接種はやめるべきという声もあります」
最初に接種する「医師ら」はどんな医師でしょうか。
まずは国立大学や(旧)国立病院の先生でしょうね。
そしてそうあるべきです。
「副作用が危ない」といっておきながら医師から接種。
社会インフラ関係者に「官僚」は入らないのでしょうか。
都合のいいときは「蚊帳の外」。
自分らで「社会インフラ関係者」でないと言っているようなもんじゃありませんか。
まずは国立大学や(旧)国立病院の先生でしょうね。
そしてそうあるべきです。
「副作用が危ない」といっておきながら医師から接種。
社会インフラ関係者に「官僚」は入らないのでしょうか。
都合のいいときは「蚊帳の外」。
自分らで「社会インフラ関係者」でないと言っているようなもんじゃありませんか。
<コメント2>
新型インフルエンザウイルスは現在この世に存在しません。
新型が出現してからワクチンを作る。
何だか泥縄的な感じがするのは私だけでしょうか。
今の季節性インフルエンザウイルスに対するワクチンも効果については不定です。
ましてや新型インフルエンザウイルスワクチンの効果ははたして、と思ってしまう
のはよくないことでしょうか。
新型インフルエンザウイルスは現在この世に存在しません。
新型が出現してからワクチンを作る。
何だか泥縄的な感じがするのは私だけでしょうか。
今の季節性インフルエンザウイルスに対するワクチンも効果については不定です。
ましてや新型インフルエンザウイルスワクチンの効果ははたして、と思ってしまう
のはよくないことでしょうか。
<コメント2>
2003年12月~2006年4月、ベトナムやタイ、中国など9カ国で、鳥インフルエンザと
確認された203人を分析したデータがあります。
発症者の半数は20歳未満で、40歳未満が90%を占め(患者全体の死亡率は56%)、
年代別では10~19歳が最も高く73%、50歳以上が18%で最低だったそうです。
つまり鳥インフルエンザにかかった患者は若者が多く、死亡率も若い年代の方が高い
ということです。
これは20世紀最大の被害をもたらしたスペインかぜ(1918~19年)の当時の傾向と
似ているということで、若い方のほうがかかったら危険なのです。
2003年12月~2006年4月、ベトナムやタイ、中国など9カ国で、鳥インフルエンザと
確認された203人を分析したデータがあります。
発症者の半数は20歳未満で、40歳未満が90%を占め(患者全体の死亡率は56%)、
年代別では10~19歳が最も高く73%、50歳以上が18%で最低だったそうです。
つまり鳥インフルエンザにかかった患者は若者が多く、死亡率も若い年代の方が高い
ということです。
これは20世紀最大の被害をもたらしたスペインかぜ(1918~19年)の当時の傾向と
似ているということで、若い方のほうがかかったら危険なのです。
読んでいただいて有難うございます。
コメントお待ちしています。
医療専門のブログは別にあります。
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井蛙内科開業医/診療録(2)
(内科専門医向けのブログです)
http://wellfrog2.exblog.jp/
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http://wellfrog.exblog.jp/
(~H20.5.21)
葦の髄から循環器の世界をのぞく
http://blog.m3.com/reed/
(循環器専門医向けのブログです)
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