インフルエンザ:季節性ワクチン副作用で2人死亡

#インフルエンザ:季節性ワクチン副作用で2人死亡--昨年度
厚生労働省は29日、08年度に使われた季節性インフルエンザワクチンの副作用報告が、死亡2例を含め121例あったと発表した。
接種したのは推計約4900万人で、副作用が起きる率は100万人に約2・5人。
厚労省は「新型インフルエンザの国産ワクチンも、副作用の危険はほぼ同じ」と説明している。
http://mainichi.jp/select/science/news/20090930ddm012040172000c.html
<コメント>
ショッキングなニュースです。
他の報道では
「死亡したのは10歳未満の女の子と70歳代の男性で、女の子は接種してから脳症が起こり7日後に死亡、男性は2日後に呼吸不全となり、3週間後に亡くなりました。厚労省はいずれもワクチン接種との因果関係は分からないとしています。一方、後遺症が残った人は5人で、そのうち筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群を発症した3人については、ワクチン接種との因果関係が否定できないということです。」ということです。

ワクチン接種、121人に副作用の疑い
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4246612.html
(コメント:このサイトで見られる動画では本来皮下注射で打たれるべきワクチンが堂々と筋注でされています。
接種方法から考え直す必要がありそうです。諸外国でも筋注です。)


また別の報道。

死亡した2人のうち1人は10歳未満の女児で、接種5日後に意識レベルが低下。脳症を起こし、同7日後に死亡した。
もう1人は70代の男性で直腸がんなどの持病があり、接種2日後に呼吸不全となり肺炎を発症、同21日後、がんが影響したとみられるリンパ管炎(がん性リンパ管炎)による呼吸不全で死亡したが、いずれも「情報不足で、因果関係は分からない」とした。
 
後遺症が残った5人のうち、筋肉に力が入らなくなるギラン・バレー症候群を発症した40~60代の男女3人と、けいれんや運動障害などを引き起こす急性散在性脳脊髄(せきずい)炎になった10歳未満の男児の計4人について、同省はワクチン接種との因果関係を否定できないとした。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009092900975
時事ドットコム 2009/09/29-20:28



<番外編>
新型インフルエンザ:致死率、季節性並み 従来の10分の1--米チーム解析
新型インフルエンザの致死率は毎年流行する季節性インフルエンザと同程度の0・045%とする分析を、米ハーバード大などの研究チームがまとめ、米医学サイト「PLoS Currents」に発表した。
これまでは、1957年から流行した「アジアかぜ」並みの0・5%程度とみられていた。
研究チームは、4~7月、米ミルウォーキーなど2市で入院した感染者、入院していない感染者のデータをもとに、通院しなかった人も含めた発症者を推計した。
従来の解析では、確定診断を受けた患者に対する死者の割合を致死率として計算していた。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090930ddm012040169000c.html
出典 毎日jp  毎日新聞 2009.9.30 東京朝刊
版権 毎日新聞社


<自遊時間>
伊・ベルルスコーニ首相、米・オバマ大統領夫妻に対して「失言」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00163710.html
数々の問題発言で知られるイタリアのベルルスコーニ首相が、また失言をした。
今度の対象は、アメリカのオバマ大統領夫妻だった。
ベルルスコーニ首相は「『よろしくお伝えください』という伝言を誰からか頼まれたなぁ。ああ、あの日焼けした人! そう、オバマだ!」と述べた。
問題発言があったのは、ミラノで27日に行われた与党・自由国民党大会の演説。
さらに、ベルルスコーニ首相は、ファーストレディーミシェル夫人に対しても、「彼の妻も日焼けしているから、2人でビーチに行ったに違いない」と発言した。
アメリカ・ピッツバーグで開かれた金融サミットの夕食会の際、ミシェル夫人が、各国首脳を抱擁やキスで迎えたのに対し、ベルルスコーニ首相には握手だけで済ませたことから、イタリアメディアは「ミシェル夫人ベルルスコーニ首相と距離を置こうとした表れ」と報じている。
出典 FNN フジニュースネットワーク 2009/9/28 13:04

伊首相「オバマ夫人も日焼け」 失言癖、人種問題に鈍感
http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1002540013


伊首相ベルルスコーニの 人気を支える“武勇伝”とは?
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000004376

<コメント>
世界の指導者はカダフィチャベスなど個性豊かです。
日本ならとっくに罷免されているでしょうが。
しかし日本も昔に比べたら政治家の失言には寛容になってきています。
これもグローバリゼーションでしょうか。