顔面が痛い

イメージ 1

内科に顔面の痛みを訴えて来院される方はそんなに多くはありません。
しかし、頭痛を訴えて来院される方の中にはその原因が三叉神経痛である方はそんなに珍しくはありません。
そのことについては今年の8月23日のこのブログでもとりあげました。

三叉神経痛
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2009/08/23

昨日、たまたま片方の顎関節が痛いという方がみえました。
腫れているとのことで、最初「流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)」を疑いましたが、食べる時だけでなく口を開けるのも痛い(開口障害)ということで、顎関節炎と診断しました。
その方は口を閉じていても痛むということでしたから歯根にも問題があるのかも知れません。
早速紹介状を大学病院の口腔外科宛に書きました。

きょうは私にとってはタイムリーな記事がその日の夕刊に出ていたわけで紹介させていただきます。

attached(1,center)
(クリックすると拡大します)
出典 朝日新聞・夕刊 2009.11.9
版権 朝日新聞社



<番外編>
茂木健一郎氏 多忙で申告せず…3年で3億円 国税局指摘
脳科学者の茂木健一郎氏(47)が06~08年の3年分の確定申告をしておらず、東京国税局から約3億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。
無申告加算税を含む追徴税額は約1億6000万円で、修正申告したという。
重加算税はなかった。
■茂木氏は06~08年に得た印税や講演料など給与以外の雑所得を申告しなかったほか、確定申告を済ませていた04~05年分についても雑所得の一部に申告漏れが見つかったという。
茂木氏は税理士に依頼せずに、自ら確定申告しようとしていた。
■茂木氏のコメント
毎日朝から夜まで仕事に追われている状況がこの数年続いており、個人事務所もアシスタントも持たない私の能力では(確定申告を)処理しきれない状況でした。
税務署から連絡をいただいて確定申告を完了しようとしていたのですが、なかなか終わらせることができませんでした。雑所得の規模が、意図せぬうちに個人として処理できる範囲を超えてしまった
出典 毎日新聞 2009.11.10
<コメント>
記事では脳科学者と紹介されていますが、タレントという職業が抜けています。
学者としていつ研究しているのか以前から疑問でした。
分野が違うので学者としての評価はコメントできませんが、社会人としては成熟していないようです。
税理士に依頼すれば済むだけの話できわめて悪質な行為といえます。
これを脱税といわずに何というのでしょうか。



読んでいただいて有難うございます。
コメントをお待ちしています。
井蛙内科開業医/診療録(3)
http://wellfrog3.exblog.jp/
(H20.12.11~)
井蛙内科開業医/診療録(2)
http://wellfrog2.exblog.jp/
(~H20.12.10)
井蛙内科開業医/診療録 
http://wellfrog.exblog.jp/
(~H20.5.21)
(いずれも内科専門医向けのブログです)
葦の髄から循環器の世界をのぞく
http://blog.m3.com/reed/
(循環器専門医向けのブログです)