昨日は地域医師会の休日診療所の日直の日でした。
もう1人の先生と2人で朝から夕方まで救急患者の診療をしました。
救急といっても実際は休日の診療というだけです。
例年のこの時期は、診療所の駐車場に入りきれないぐらいの患者さんで溢(あふ)れます。
もう1人の先生と2人で朝から夕方まで救急患者の診療をしました。
救急といっても実際は休日の診療というだけです。
例年のこの時期は、診療所の駐車場に入りきれないぐらいの患者さんで溢(あふ)れます。
覚悟して行ったのですが、思ったほどの混み具合ではなく、結局90人弱の患者数でした。
患者さんの9割以上がインフルエンザを疑わせる高熱の症状でした。
前日の午後からの発熱の方が多く、発熱後の時間的経過が短いこともあって簡易検査陰性が3/4程度でした。
こういった場合のその後の治療方針は迷います。
抗ウイルス剤を投与すべきかどうか、患者さんが小児の場合にはお母さんと相談する時間がかかってしまいます。
なかには「解熱剤も抗ウイルス剤も飲ませたくない」という考え方のお母さんもみえます。
それはそれで正しいのです。
インフルエンザ脳症と抗ウイルス剤との関係がいまだに結論が出ない現状があるからです。
解熱剤についてもアセトアミノフェンが100%安全であるというわけではありません。
処方する医師の側にもインフルエンザに関する知識があればあるほど迷ってしまいます。
患者さんの9割以上がインフルエンザを疑わせる高熱の症状でした。
前日の午後からの発熱の方が多く、発熱後の時間的経過が短いこともあって簡易検査陰性が3/4程度でした。
こういった場合のその後の治療方針は迷います。
抗ウイルス剤を投与すべきかどうか、患者さんが小児の場合にはお母さんと相談する時間がかかってしまいます。
なかには「解熱剤も抗ウイルス剤も飲ませたくない」という考え方のお母さんもみえます。
それはそれで正しいのです。
インフルエンザ脳症と抗ウイルス剤との関係がいまだに結論が出ない現状があるからです。
解熱剤についてもアセトアミノフェンが100%安全であるというわけではありません。
処方する医師の側にもインフルエンザに関する知識があればあるほど迷ってしまいます。
ワクチンについても同様です。
昨日の患者さんの中にも新型インフルエンザワクチンの予約をしていて、簡易検査で陽性に出た方が数人いました。
当然、ワクチンの予約はキャンセルしていただくように指示をしました。
流行の最中(さなか)にワクチンを接種する現状はどう考えても変です。
昨日の患者さんの中にも新型インフルエンザワクチンの予約をしていて、簡易検査で陽性に出た方が数人いました。
当然、ワクチンの予約はキャンセルしていただくように指示をしました。
流行の最中(さなか)にワクチンを接種する現状はどう考えても変です。
当院の職員も近隣のドクターもかかったという話は聞いたことがありません。
濃厚接触者を自負する私も同様です。
私は季節性インフルエンザワクチンは毎年接種しています。
しかし新型インフルエンザワクチンは接種していません。
今後も接種する予定はありません。
濃厚接触者を自負する私も同様です。
私は季節性インフルエンザワクチンは毎年接種しています。
しかし新型インフルエンザワクチンは接種していません。
今後も接種する予定はありません。
死亡者の報告は8~9月は週2~4人ほどで推移していたが、感染が広がるにつれ、10月下旬からは週10人ほどに。
11月は死者44人にのぼり、12月もすでに13人だ。
11月は死者44人にのぼり、12月もすでに13人だ。
年齢が低いほど免疫機能が未熟で体力もない。
さらに患者の8割が未成年で、感染が子どもを中心に広がり患者そのものの数が多い。
さらに患者の8割が未成年で、感染が子どもを中心に広がり患者そのものの数が多い。
一方、40代以上の患者は全体の1割にも満たず、感染はまだそれほど広がっていないが、死者は58人いる。
この年代は持病のある人が多く、いったん感染すると重症化しやすいためだ。
この年代は持病のある人が多く、いったん感染すると重症化しやすいためだ。
胎児を攻撃しないよう免疫力が低下している妊婦も重症化しやすいとされ、海外では死亡例があるが、国内ではまだ報告されていない。
国立感染症研究所の推計では新型インフルの患者は累計1264万人。
単純計算すると現時点での致死率は0.001%ほど。
季節性は、インフルで弱ったところに細菌性肺炎を起こした場合なども含めた数字でそのまま比べることは難しいが、0.1%とみられるシーズンもある。
単純計算すると現時点での致死率は0.001%ほど。
季節性は、インフルで弱ったところに細菌性肺炎を起こした場合なども含めた数字でそのまま比べることは難しいが、0.1%とみられるシーズンもある。
東北大学の押谷仁教授(微生物学)は、海外では成人の死亡例も多いが、日本では成人の発症が少ないことも、死亡率の低さに影響している可能性があるとし、「成人や乳児に感染が広がると、重症者が増えていく恐れがあり、注意が必要だ」と話す。
読んでいただいて有難うございます。
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