最近、コレステロールの成分である善玉コレステロールと悪玉コレステロールの両者のバランスが注目されるようになって来ました。
医師の間では以前から常識であったのですが、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールが数年前から直接測定出来るようになってその考え方が広がりました。
総コレステロールの代わりにLDLコレステロールを測定するようになって来たのもその動きの一つです。
実はLDLコレステロールを直接測定する方法にも問題があるのです。
LDLコレステロールは総コレステロールとHDLコレステロールと中性脂肪の測定値があれば算出する事が出来ます。
この方法の方が正しいと主張する研究者もいるくらいです。
その場合には総コレステロールの値もいるということになってしまいます。
世の中、なかなかうまくはいきません。
医師の間では以前から常識であったのですが、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールが数年前から直接測定出来るようになってその考え方が広がりました。
総コレステロールの代わりにLDLコレステロールを測定するようになって来たのもその動きの一つです。
実はLDLコレステロールを直接測定する方法にも問題があるのです。
LDLコレステロールは総コレステロールとHDLコレステロールと中性脂肪の測定値があれば算出する事が出来ます。
この方法の方が正しいと主張する研究者もいるくらいです。
その場合には総コレステロールの値もいるということになってしまいます。
世の中、なかなかうまくはいきません。
そのあたりの事情に興味のある方は以下の私のブログも参考にして下さい。
動脈硬化に新しい指標 悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率「LH比」とは
http://hakuraidou.wordpress.com/2009/09/30/動脈硬化に新しい指標%E3%80%80悪玉コレステロールと善/
http://hakuraidou.wordpress.com/2009/09/30/動脈硬化に新しい指標%E3%80%80悪玉コレステロールと善/
<番外編>
#うつ6割に体の痛み=医師の認識と差-患者ら調査
うつ病患者の6割が身体的な痛みを感じるものの、患者の多くに痛みがあると考える医師は3割強にとどまることが、製薬会社2社による「うつの痛み」情報センターのインターネット調査で分かった。
痛みが原因で、半数以上の人が年に1カ月以上仕事を休んでいた。
調査は昨年12月、過去5年以内にうつ病と診断され治療薬服用中の有職者と、月1人以上うつ病患者を診察している医師それぞれ約300人を対象に実施した。
うつに伴う体の痛みを経験した患者は59.9%、なしが40.1%。
一方、痛みが多くの場合にある、または常にあると認識している医師は33.6%だった。
うつ病の診断前に、痛みが症状の一つだと知っていた患者は5人に1人だけ。
わずらわしい痛みの症状は頭痛(33.7%)が最多だが、背中(24.7%)、体全体の漠然とした痛み(25.8%)も多かった。
痛みがある人の51.1%が、痛みが原因で年に1カ月以上仕事を休んでおり、休みが0日だった人を含めた平均日数は106.7日だった。
#うつ6割に体の痛み=医師の認識と差-患者ら調査
うつ病患者の6割が身体的な痛みを感じるものの、患者の多くに痛みがあると考える医師は3割強にとどまることが、製薬会社2社による「うつの痛み」情報センターのインターネット調査で分かった。
痛みが原因で、半数以上の人が年に1カ月以上仕事を休んでいた。
調査は昨年12月、過去5年以内にうつ病と診断され治療薬服用中の有職者と、月1人以上うつ病患者を診察している医師それぞれ約300人を対象に実施した。
うつに伴う体の痛みを経験した患者は59.9%、なしが40.1%。
一方、痛みが多くの場合にある、または常にあると認識している医師は33.6%だった。
うつ病の診断前に、痛みが症状の一つだと知っていた患者は5人に1人だけ。
わずらわしい痛みの症状は頭痛(33.7%)が最多だが、背中(24.7%)、体全体の漠然とした痛み(25.8%)も多かった。
痛みがある人の51.1%が、痛みが原因で年に1カ月以上仕事を休んでおり、休みが0日だった人を含めた平均日数は106.7日だった。
<コメント>
日経新聞・夕刊 2009.12.7では
「一方、医誌の62.8が『身体的な痛みの治療が成功しないと再発リスクが高まる』と考えており、痛み治療の重要性に関する認識は高かった」
と記事が続きます。
日経新聞・夕刊 2009.12.7では
「一方、医誌の62.8が『身体的な痛みの治療が成功しないと再発リスクが高まる』と考えており、痛み治療の重要性に関する認識は高かった」
と記事が続きます。
患者と医師を比較したという珍しい調査です。
製薬会社が調査を行っていることから、この調査には何らかの意図があるのは明らかです。
考えられるのは「痛みがある患者さんを医師が診察した場合には、うつが隠れているかも知れない」ということです。
確かに、難治性の疼痛に抗うつ剤を処方することは、よくあるとです。
製薬会社が調査を行っていることから、この調査には何らかの意図があるのは明らかです。
考えられるのは「痛みがある患者さんを医師が診察した場合には、うつが隠れているかも知れない」ということです。
確かに、難治性の疼痛に抗うつ剤を処方することは、よくあるとです。
抗うつ剤の乱用につながらない事を望みます。
コメントをお待ちしています。
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