お酒は心臓に良い?

高血圧の原因遺伝子特定=「左党心筋梗塞リスク低い? -国際医療研究センターなど

心筋梗塞の要因となり、日本人の多くが悩む高血圧の体質を決める遺伝子を発見したと、国立国際医療研究センターが発表した。
欧州の研究では白人で同種の遺伝子が見つかっていたが、東アジア人での発見は初めて。
16日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に掲載された。
 
同センターによると、30歳以上の日本人の4割が高血圧と推定されており、遺伝体質ごとの健康指導や治療法の開発が期待される。
 
研究は米国や中国などの国際共同チームが実施。5万人以上の東アジア人の全遺伝情報を統計学的に解析し、血圧の体質を決める13種類の遺伝子を特定した。
 
このうち1種類は、酒に強いか弱いかを決める遺伝子で、飲酒後に生じる悪酔いの原因物質アセトアルデヒドを分解する酵素を作る「ALDH2」だった。
 
ALDH2が活性を示す「左党」タイプの人は不活性型と比べて、血圧が上昇する傾向を示した。
心筋梗塞のリスクが高いようにみえるが、活性型の人は悪玉コレステロールの低下と善玉コレステロールの増加傾向も示し、総合的にはリスク低減効果の方が大きいという。
 
ただ、高血圧体質には他の遺伝子も関わる上、生活習慣も大きな要因となる。同センターはALDH2のリスク低減効果について、「飲酒が適量ならばの話」としている。 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000009-jij-soci
出典 時事通信 5月16日(月)3時3分配信
版権 時事通信社


<自遊時間>
1号機、地震翌朝にメルトダウン
メルトダウン(全炉心溶融)が判明した福島第1原発1号機で、東京電力は15日、地震から約5時間後の3月11日午後7時半には燃料の損傷が始まり、16時間後の翌12日午前6時50分ごろには大部分の燃料が原子炉圧力容器の底に溶け落ちていたとの暫定評価を発表した。1号機をめぐっては、燃料破損の恐れがあるとの発表があったのは12日午前中で、地震で発生した津波後早期にメルトダウンという危機を迎えていながら、東電が状況を把握できていなかったことが明らかになった。

イメージ 1


福島第1原発について、模型を使って説明する東京電力松本純原子力・立地本部長代理=15日夜、東京・内幸町の本店
http://www.excite.co.jp/News/photo_news/p-434754/

<私的コメント>
余り見たい顔ではありません。
記者会見に出て来る東電の社員はどうして皆ニヤニヤ顔なのでしょうか。
私はテレビでの会見場面はチャンネルを変えることにしています。