果物に脳卒中予防効果

イメージ 1

   藤田謹三 南国の花 SM

果物に脳卒中予防効果=非喫煙者のみ?

厚労省研究班
果物を多く食べる人は、脳卒中心筋梗塞(こうそく)などの循環器疾患
になりにくいことが、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。
喫煙者ではこうした効果が見られなかった。
米国の医学専門誌に発表した。
研究班は1995年から98年にかけて、全国9地域の男女約8万人の
食習慣などを調査、2002年末まで追跡した。この間に1159人が脳卒中
227人が心筋梗塞を発症。果物や野菜の摂取量で4群に分け、発症の
リスクを比較した。
この結果、果物の摂取量が多いほどリスクが低く、最も多い群
(1日当たり平均280グラム)のリスクは、最も少ない群(同35グラム)
の0.81倍。
2番目に多い群(同158グラム)は0.83倍だった。
喫煙の有無で調べると、吸わない人ではこの傾向がはっきりしていた
のに対し、喫煙者ではほとんど見られなかった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007102400534
2007/10/24

●果物を毎日たくさん食べる人は、あまり食べない人と比べて脳卒中
心筋梗塞(こうそく)にかかるリスクが最大19%減少したという報告です。
果物に豊富に含まれる食物繊維やビタミンなどに予防効果がある可能性
があるということ。
●たばこを吸う人と吸わない人に分けて調べると、吸わない人ほど果物
による予防効果がはっきりとみられました。
●喫煙者は果物をたくさん食べても予防が期待できない可能性という結果
はいずれにしてもタバコはよくないということですよね。
http://blogs.yahoo.co.jp/ewsnoopy/archive/2007/10/24

<コメント>
果物は健康にいいと以前から言われてきました。
これが実証された形です。
ただ、私としては糖尿病の患者さんにどのように果物の食事指導をしていいのか
悩んでしまいます。

果物ならなんでもいいというわけでもないのでしょう。
特にいい果物は何かも是非知りたいところです。
果物や野菜がいいうのが一般的な言い回しですから、さて野菜の方は
どうなんでしょうか。
ところでトマトは野菜?果物?とはよく言われることです。
ひところトマトジュースの広告にも使われていました。
また、最近バナナは南洋の現地では熟す前に野菜として料理に使われていると
テレビでやっていました。
所変わればといったところです。

「果実的野菜」ということばもあるようです。
はたして「果物的野菜」もあるのでしょうか?

「野菜の定義」を調べました
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tekken/yasai/column/c6.htm
「野菜と果物の違いは?」
http://www.netricoh.com/contents/antenna/ojituu/data/0027.html


以下のサイトもご覧下さい。

果物&健康NEWS
http://www.kudamononet.com/Kudamono&Kenko/index.html
果物摂取と健康の関係
http://www.v350f200.com/kanri/kankei_2.html
健康によい野菜・果物の耳より情報
http://www.greenjapan.co.jp/yaku.htm
果物で健康果物で健康になるネット
http://www.nmyjy.net/


他のブログもあります。
井蛙内科開業医/診療録 
http://wellfrog.exblog.jp/
葦の髄から循環器の世界をのぞく
http://blog.m3.com/reed/

皆さんのコメントお待ちしています。