栄養表示

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ヒロヤマガタ 「オーキッドアンドパロット」 版画
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/105304600

いよいよ4月からメタボ対策としての特別保健指導がスタートしました。
このような消費者の健康志向を反映し、栄養成分等の表示に対する関心も高まって
きています。
スーパーなどで中国産かどうかを表示の確認をされる方も多いかと思います。
その際ついでに栄養表示を見る習慣をつけられたらいかがでしょうか。

えっ、そんな時間、買い物の時にないって?
ごもっともです。
それなら料理は食べる際に外見の包装を捨てないで食べながらゆっくりみるという
方法もあります。


健康・食育に 栄養表示確認を

「エネルギー200キロカロリ-、たんぱく質50グラム……」といったように、
栄養成分を表示した加工食品が増えている。

「どんな栄養素がどれくらい合まれているのか、買う時に、ちよっと見てみる習慣
を身につけて参考にしてほしい」と、家庭栄養研究会の副会長で、月刊「食べもの
通信」編集委員の蓮尾隆子さんはアドバイスする。

食品の原材料名は、食品衛生法などで表示が義務づけられる。
栄養成分の表示は健康増進法に基づくが、義務ではなく、表示するかどうかは
メーカー側の判断だ。
ただ、表示する場合、取り決めを守る義務が生じる。

まず、栄養成分「主要5項目」(熱量<エネルギー>、たんぱく質、脂質、炭水化物、
ナトリウム)を、この順番で表示することが求められている。
 
「注意しなければいけないのが食品何グラムあたりなのか、ということ。
数字で表示されている量が少なくても、たくさん食べるととりすぎになってしまう」
と蓮尾さん。
「ナトリウム=塩分ではないので気をつけてほしい。塩分=ナトリウム量×2.54で
換算を」

「塩分ひかえめ」といった「強調表示」にも注意が要る。
含まれた栄菱分が多いとか、少ないことを強調する絶対表示と、従来品どの比較を示
した相対表示がある。
絶対表示をする場合には一定の基準を満たさなければいけない。

一方、「薄塩味」とか「甘さひかえめ」は、こうした表示とは別物だ。
栄養成分を表すものではなく、味の表現だからだ。
蓮尾さんは「春休み、親子でお菓子の食品表示から栄養成分を調べてみては。食育
にもつながります」と呼びかけている。  

朝日新聞・朝刊 2008.3.24 「食の健康学」より
版権 朝日新聞社

<関連サイト>
ご存知ですか?食品の栄養表示
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_012/hoei_012.html
(このサイトでは「栄養表示の使い方」「表示をみるコツ」をわかりやすく紹介しています)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_001/hoei_001.html
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_002/hoei_002.html



栄養表示基準に基づく栄養成分表示
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/hyouziseido-5.html
厚労省のホームページからです)

上手に活用!栄養成分表示
http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/fs/label_5.html
農水省のホームページからです)

食品の選択に生かそう栄養表示
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E6%A0%84%E9%A4%8A%E6%88%90%E5%88%86%E8%A1%A8%E7%A4%BA&lr=
(パンフのPDFです。わかりやすく解説しています)

栄養成分表示に関する用語解説
http://www.snowbrand.co.jp/products/popup/index.html


栄養成分・カロリー表示
http://blogs.yahoo.co.jp/k54johnny/11160353.html
(有名なファーストフードの栄養成分・カロリー表示が紹介されています。感心しました。)

<自遊時間>
診察の際に患者さんといろいろな話をします。
少し話をすればノリのいい人かどうか長年のカンですぐに分かります。
話にノッてこなければ医療の話にもどします。
中には脱線した私を線路に戻してくれる患者さんもいます。

ごく最近の診察室でのAさんとの会話。
私「戦争中は随分苦労されたんでしょうね」
Aさん「そりゃ食べ物で随分苦労しました。」
c「千人針というのもあったんでしょ。」
Aさん「そうそうよくご存知ですね。あれは寅年の女性が縫う時は特別だった
んですよ。
虎は『千里を行き、千里を帰る』と言う謂われがあって特別だったんです。」
私(「そういえばうちの女房の干支もたしか•••」)

以下ウイキペディアからの引用です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/千人針
千人針(せんにんばり)は、第二次世界大戦中に日本でさかんに行われた合力祈願
(ごうりききがん、多数の人の祈願によって目的を達成させる)のひとつ。
出征する人、あるいは出征して前線にいる人の武運長久を祈って作られた。 
1メートルほどの白布に、赤い糸で千人の人に一人一針ずつ縫って結び目をつくってもらう。
兵士はこれを銃弾よけの護符として腹に巻いたり、帽子に縫いつけたりした。
寅年の人は自分の年齢だけ結び目を作る事が出来る。
これは虎が「千里を行き、千里を帰る」と言われている事に由来している。