最近多いコンタクトのトラブル

経産省がカラーコンタクト法的規制へ トラブル増加で

「黒目が大きくなる」「目がぱっちり」「瞳をメイク」などの文句で販売され、
おしゃれ用品として若者に人気が高いカラーコンタクトレンズカラコン
による眼病が後を絶たないことを受け、経済産業省は5日、警告表示の義務化
や安全性の確保などで法的規制を設ける方針を固めた。
所管の独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)」の調査委員会が
近く公表する報告書では、第三者的機関による審査など安全性担保の必要性が
指摘される見込みで、同省は具体的検討に入る。

視力矯正が目的でない、度がついていないカラコンはほとんどが輸入品。
薬事法の規制が適用される医療機器でなく、インターネット通販やディス
カウントストアで気軽に購入できる。

数年前から「目が炎症を起こした」「傷がついた」などのトラブルが多発
したことを受け、昨年10月に経産省厚生労働省や消費者、眼科医らによる
調査委員会が発足。
健康被害の把握とともに、安全性の確保策について検討していた。

近く公表される報告書では、カラコンが一時的使用ではなく、常用のケース
が多く危険性が高いとして、安全性担保のため第3者的機関による製品データ
確認などの必要性を指摘。
経産省厚労省と協議のうえ、使用方法やリスクについての表示義務付けや、
消費生活用製品安全法で厳しい技術基準が求められる「特別特定製品」の対象
とすることも検討する。

市販のカラコン10銘柄を対象に、国民生活センターが平成17年に実施した
テストでは、2銘柄でかゆみや軽い炎症など眼の粘膜への刺激が起こる可能性
があることや、4銘柄で色素が溶け出すなど、品質の問題が判明。
夜間視力や動体視力が低下し、乱視矯正が必要となるケースもあった。

日本眼科医会が平成18年に全国213の眼科病院の協力で実施したアンケート
調査でも、カラコンが原因の目の病気が24件あり、うち9件は失明につながる
可能性のある「角膜浸潤・角膜潰瘍(かいよう)」だったという。

製品事故情報をとりまとめているNITEによると、昨年度は30件の情報が
寄せられた。
埼玉県では昨年9月、カラコンを使用中に、違和感があって外したが、右目が
曇り、両目が開かなくなって角膜剥離(はくり)で入院する重傷事故も起きて
いる。

国民生活センターは「現状では、カラコンは安全性が保証されていない。品質が
不確かなものは安易に使用しないでほしい」としている。



最近多いコンタクトのトラブル
http://allabout.co.jp/health/eye/closeup/CU20040715A/
カラーコンタクトは、レンズに着色するため、酸素透過性が低くなる場合があり
ます。
そのようなケースは、装用は短時間にしたほうがよさそうです。

<コメント>
どうしてカラーコンタクトがいけないかというとこのように酸素透過性がよくない
ためのようです。

<自遊時間>
当地では桜もそろそろ散り始めています。
そんな中、我が子の大学の入学式があり、私はアッシー君として本人と女房を
乗っけて入学式会場まででかけました。
本人も父親の列席は嫌がるので会場には入る心づもりもしていなかったのですが、
運よく(?)有料駐車場に停めれました。
本人には内緒で、お気軽な格好のままちゃっかり会場に侵入しました。
軽いノリで。
親が大学の入学式に出るなんてと「親ばか」ぶりを笑われるかも知れません。
最初、オーケストラ部によるワーグナーの曲の演奏で始まり、最後の締めは合唱部
がアカペラで校歌を斉唱して幕を閉じました。

わが街では桜の名所として有名な、とある公園の中にその会場がありました。
会場を出ると公園構内では花見の客でにぎわっていました。
いよいよ季節はもちろんのこと、新入生本人にも春の到来です。

桜といえば、森山直太郎の代表曲「さくら」でバックコーラスを担当した実績を
持つ宮城三女高の卒業式に彼が飛び入りで「さくら」をギター弾き語り。
そんな番組をある日のテレビでやっていました。
卒業生にはとてもよい想い出になったようです。

卒業生は涙涙。森山君もウルルン
音楽の素晴らしさを感じた瞬間でした。

いつも思うのですがいろんなミュージシャンのコンサート会場でのあの盛り上がり。
コブクロしかりフォークのつま恋2006コンサートしかり。

ミュージシャン以外であんなに人々を感動させることができるでしょうか?

音楽の力は偉大なり。

そう思うのです。


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